1月14日
なんという嵐だろう。路線バスまでストップなどというのはここ10年くらいちょっと記憶がない。1月25日
今日は仕事から帰って一息入れる間もなく、玄関前の除雪。
我が家は息子を含めて三人が車で通勤しており、この駐車スペースを除雪するのはけっこうな労力を必要とする。YAMAHAの除雪機のおかげで大抵は楽ちんにできるのだが、今日のように風が強いと狙った所に雪を飛ばすことが出来ない。
そこで仕方なく久しぶりにスノーダンプを使ってみると、腕力の衰えがひしひしと感じられる。ダンプの雪を勢いをつけて前に押し出すときはまだ良いのだけれど、坂の上に押し上げて上手投げのように倒して雪を捨てるとき、あるいは堅い雪をえぐるように押し削るようなとき、去年とは力の出方が違う。
結局除雪機を引っ張り出し、風向きを見ながら作業を進めた。
それにしてもほんとにすごい風だ。目も開けられない、息も出来ない、という瞬間が何度もあった。今年は楽な冬かと思っていたけど、やはり北海道の冬はそう甘くない。
ところで煙草。一応禁煙は続いているんだけど、イタズラの回数が減らない。年が明けてからもう5〜6回吸っている。うーん、要注意だな。
考えてみると、禁煙っていうのは、煙草を吸う人あるいは煙草を吸いたい人が煙草を吸わないようにしている状態っていうことだ。2月2日
煙草をやめてしまった人や元々煙草を吸わない人は、自分の現在の状態を「禁煙中」とは言わない。そう考えると、「私は禁煙中なのではなくて、もう○年前に煙草をやめています」と言えるようになるまでは、まだ相当時間がかかりそうだ。
それ以前に、ほんとに禁煙できるのかどうか、最近自信がなくなっている。昨日はとても苛々することがあって、煙草吸ってしまったもんなあ。イタズラじゃなくて意識的に吸ったもんなあ。
参ったなあ。・・・でも、がんばろっと!
今日は人間ドック。2月9日
事前に貰う注意書きには「前の日の夜7時までに夕食は済ませて下さい。9時以降は絶飲食です。水もダメ、飴も舐めちゃダメ、言っときますけど煙草もダメですからね。・・・ね!」と書いてある。
ということで、過去十数年の間は、前日夜9時から翌日検診の終わるまでの十数時間というもの煙草が吸えずに辛い思いをしていた。絶食や絶飲はがまんできるけど、絶煙がいやだった。
ところが、だ。
今年は全然苦にならない。
私の血中ニコチン濃度はすでにほとんどゼロであり、絶煙などで身体が禁断症状を起こすことはなくなっているのだ。
つまり、禁煙の目的の一つ「煙草が吸えなくてもつらくない体質への改善」については、私はもう成功しているのだよ。
煙草が吸えなくてもつらくない体質、しかもいつでも煙草が吸える体質、素晴らしいじゃないか。
たとえて言えば明智君、私は肺呼吸もエラ呼吸もできる体質、すなわち半漁人のような体質を手に入れたのだよ。
驚いたかね明智君、ではまた会おう。さらばだ!
ふふふふふ・・・、ははははは・・・、わーっはっはっは!
人間ドックの結果は、検査後のドクターとの面談ではおおむね正常らしい。2月20日
それを良いことに、このところ夜になると1本とか2本とか煙草を吸っている。
これまではイタズラ程度に一口二口吸って、クラっとめまいがするのを楽しんでいたりしたんだけど、このところはちょっとイタズラの域から踏み出している。
実はおおむね正常というのも、ある薬を飲んでいるせいだったりするし、やっぱマズイよな。
明智君(誰だ?)相手に笑ってる場合じゃない。
先日、久しぶりにバイクの仲間との一泊温泉遊びに行ってきた。
名湯雪秩父の露天風呂はいつまで入っていても良いくらいのお湯で、持ち込んだ缶ビールがとても旨く、心も体もリラックスできた。
部屋では禁煙続行中のたくらんけさんと煙草を吸わないごんたさんに、この禁煙日記について「危なさそうだ」と心配してもらったが、正直言ってその通り。イタズラを通り越して、我慢できずに煙草を吸うことがある。
実は少し前にあるとんでもない出来事があり、その時は自分を落ち着かせるためということを口実に4〜5本立て続けに吸ってしまい、それ以来煙草の欲求が強くなってしまっていたのだ。
で、いろいろと自分に言い訳をして、夜になると1本2本と吸ってしまうようになっていた。先日などは、ついに仕事中にまで煙草を吸いたいと思っている自分がいた。ダイエットと同じで禁煙もリバウンドがある。
これでは禁煙失敗目前だ。
で、ここで気持ちを新たにして、今からまた頑張るつもり。明日から煙草吸わないぞ(今日はさっき二口ほど吸ってしまったから)。
我ながらだらしないけど、とにかくもう一度がんばってみよう!
ところで話は変わるけど、我が家の風呂には噛みつく椅子がある。
ある日風呂に入って身体を洗っていると、右の尻っぺたがチクリと痛い。風呂の腰掛け椅子とお尻の間に硬い物でも挟まったのかと思って確認したが、何もない。
腰掛け直して身体を洗い続けると、また右の尻っぺたがチクリと痛い。椅子が古いので表面が毛羽立ってきて、それが皮膚に当たるのかと思って触ってみたが椅子の表面はささくれてもいない。自分のお尻に出来物や傷があるのかと思って触ってみたがそれもない。
座る位置を微妙にずらしたり、体重のかけ方を調節してみても、やはりチクリと痛い。何度確認しても同じ。不思議だ。
嫁さんに話すと、彼女はそんな痛みは感じないという。
同じ椅子なのに私だけが痛みを感じる。・・・謎だ。
息子にも話してみた。すると息子はこう言った。
「椅子に座ると何かに吸い付かれるような噛みつかれるような痛みがある。見ても何もない。不気味なので椅子は使わないようにしている。」
そうか、長年使っている道具には魂が宿ることがあるというが、我が家の腰掛け椅子にもとうとう魂が宿ったのだ。しかもその魂を持った椅子はどうやら男が嫌いなのだ。嫁さんのお尻には悪さをせず、私や息子の尻が座ると噛みついて排除しようとする。
陰陽師を呼んで悪霊払いをしてもらうか風呂に入るたびに椅子の魂に御神酒を捧げて勘弁してもらうか、あるいは風呂に入るときはパンツをはいたままにするか。いずれにせよこれを放置すると、椅子ばかりではなく洗面器や石鹸入れも意思を持ち始め、顔を洗おうとすると洗面器が覆い被さってきたり、石鹸入れが指に噛みついたりするようになる。
さらに恐ろしいのは、湯船に魂が宿って、人を呑み込んだり風呂場から茶の間に這い出してきてお湯を撒き散らしたりすることだ。それに触発されて洗濯機が踊り出したり冷蔵庫が缶ビールを発射し始めたら大変だ。発射された缶ビールをよけようとして食卓テーブルは立ち上がるだろうし、ピアノだって黙ってはいない。山下洋介ばりのフリージャズを演奏しながらベランダのガラスを破って逃げ出そうとするだろう。テレビは殺人光線を発射し、台所のコンロは火炎放射器と化すに違いない。こうなると家の中は滅茶苦茶だ。
そればかりか、家そのものの魂が目を覚ますようなことがあれば、軽量鉄骨造り準防火住宅が地響きをたてて町内を練り歩くことになる。
なんとかこれを防ぐ方法はないものか。もしかすると椅子にも何か言い分があるかもしれないと思い、話し合いに応じる意思があるかどうか風呂場に行ってもう一度椅子を確認することにした。
「もしもし椅子さん、確かにあなたに座ったままでオナラをしたのは私ですが、それにしてもいつもこのあたりで噛みついて来るのはなぜですか」と椅子の表面を押してみた。
すると!なんということだろう。
椅子にはカッターか何かで切ったような切れ目というか割れ目が1本入っているではないか。手を離すと割れ目は見えなくなり、指で押した時だけ割れ目が口を開ける。
これが噛みつく椅子の正体、見えざる悪魔の口だったのだ。
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写真で分かるだろうか、親指の左側に薄い線のように見えるのがそれだ。かなり強く押さないと割れ目は口を開けない。つまり、表面積に対する荷重の量が大きい場合、もっとわかりやすく言うと、体重のかかるお尻が小さいほど割れ目は開きやすいということだったのだ。相対的に(あくまでも相対的に)お尻の小さい男だけが噛みつかれていたのはこのせいだったのだ。
翌日、早速新しい風呂用腰掛け椅子が購入されたことは言うまでもない。