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昭和10年 昭和11年 昭和12年 昭和13年 昭和14年
2.組合の創生期(その4)
  昭和10年〜14年 
「昭和10年」 組合員数 41軒
(1935年)


組合長         佐々木 勘太郎

副組合長兼会計係  斉藤 金太郎

幹事長         稲田 長松
              

       (以下略)

  佐々木 勘太郎
  2代 組合長
   昭和10年
「組合のこと」

☆昭和7年〜10年の間に、板橋3丁目「沢の湯」 佐木崎 弥三郎、
  同4丁目「栄湯」の2軒開業。


☆1月17日 初総会決議事項
 
  役員改選(上記の通り)


☆1月20日 役員会決議事項
 
 1月17日の総会に於いて、顧問及び相談役を選任したるも、
 これは12月まで、延期すること。


☆4月8日 定例会決議事項
  
 五十嵐広告料滞納につき、以後断り、他の広告屋と新契約をすること。


☆12月8日 総会
 
 1.役員改選(昭和11年度)
 
 2.柚子湯当日限りとし、菓子、ミカン等を客に景品を出さざる事。
   尚平常に於いても一切の景品を出さざる事。
 
 3.月留は絶対せざる事。但し、付近の客はこの限りにあらず。
 
 4.個人の安札を絶対に出さざる事。

「業界のこと」

☆第14回全国都市浴場連合会大会、於目黒雅叙園、北海道組合は
 初めて参加。
 第1回大会は記録無く不明。

その他」

☆1月、丹那トンネル開通し、熱海、伊豆の温泉地賑わう。
「昭和11年」  組合員数 41軒
(1936年)

組合長   
稲田 長松

副組合長
  斉藤 金太郎

会計
     永村 藤作

幹事長
    保倉 清治

顧問     
三辻 惣松

相談役
    佐々木 勘太郎


   稲田 長松
  3代 組合長
   昭和11年
 「組合のこと」 

☆12月6日 役員会決議事項
 1.決算報告を承認。
  
 2.組合長 稲田 長松の勇退を承認。


☆12月8日 総会決議事項
  
 1.12月の公休日は営業すること。
  
 2.柚子湯は冬至当日限り1日とし、
   ミカンそ の他の景品を出さぬ事。
  
 3.元旦は朝7時まで営業すること。
   2日、3日は朝湯より午後7時仕舞。
   松の内は早仕舞のこと.。
  
 4.決算報告承認
  
 5.新年宴会、会費は金1円50銭会場は役員に一任とす。
  
 6.役員選出。組合長斉藤金太郎を推薦す。
   他の役員は顧問、相談役、組合長を以てこれを定める。
   前組合長稲田氏を相談役に推薦す。

「業界のこと」

☆東京荻窪浴場組合組合旗入魂式を井草八幡宮にて行う。
 この前後、各組合で組合旗を作る。

「その他」

☆2月26日 陸軍皇道派青年将校、クーデターを企て、
 下士官兵1,000人を率いて斉藤内大臣、高橋蔵相らを
 殺害す。

☆東武鉄道が常盤台住宅の分譲を開始する。

☆11月 名古屋市内にパチンコ店第1号開店


 冨士見街道から見た前野町附近

「昭和12年」  組合員数 42軒
(1937年)


組合長       斉藤 金太郎

副組合長兼会計 永村 藤作

幹事長       保倉 清治

顧問         三辻 惣松

相談役       佐々木 勘太郎
  〃             稲田 長松        
     (以下略)

    
   斉藤 金太郎
   4代 組合長
 昭和12年〜昭和14年

       
「組合のこと」

昭和10年〜12年の間に板橋町10丁目「寿湯」 高野政治開業。
 12年板橋町6丁目「宝湯」 下野孫次郎開業。


☆5月8日 定例会決議事項
 

1.諸物価暴騰につき、小人の入浴料金は定価表通り、頂戴致すこと。
 
2.学校へ御上がりの御子様は4銭頂戴すること。
 
3.前記の事項を実行するため組合員各自より金5円也を提供すること。
 
4.来る11日ポスターを各員の御店へ掲示すること。
  同時に前記の金5円也を徴収すること。
 
5.14日より入浴客へのパンフレットを渡す。受け取りに午後3時
  までに各員必ず御出席のこと。
 
6.御出席者に対し、1日金1円也宛提供すること。
 
7.同26日より立会番台すること。各員御出席の上定めること。
 
8.同20日より値上げ実行すること。
   
  以上の議決により、各員御承諾の上、必ず実行致す可き事を
  御契約致し候也。

  
  署名人

  金の湯   
稲田 長松    窪の湯  頓所 尋治
  鶯 湯
   土肥 長太郎   中丸湯  田中 喜一
  美保の湯
 道田 勝次郎   富士見湯 熊谷 関松
  熊の湯
   佐木崎 弥三郎 旭 湯 渡辺 鎗太郎
  栄 湯
   天池 喜作     若松湯 野崎 花

☆8月8日 定例会決議事項
 

1.8月10日より入浴料値上げ実行のこと。
 
2.立会番台に関し組合員御1名より金3円也宛組合に支出すること。
 
3.8月17日より立会番台すること
 

☆9月8日 定例会決議事項
 

1.出征軍人家族優待入浴券1,000枚配布のこと。
 
2.防火演習中に営業して今月の公休日は休まぬ事。


☆12月7日 役員会決議事項
 
1.決算報告書作成
 
2.8日開催総会に付議する議案の件


☆12月8日 総会決議事項
 

1.柚子湯は、冬至当日1日限りとす。例年通り景品は出さない。
 
2.12月の定休日については、隣近と見合って定めること。
 
3.新年宴会会費組合員持ち出し金1円也とする。
 
4.昭和12年度決算報告承認す。
 
5.役員改選。投票の結果、組合長斉藤金太郎、
  副組合長道田勝次郎両氏当選す。
  本部評議員6名、幹事9名を元老指名に一任す。

「業界のこと」

☆入浴料金 8月5日改正実施
  
 大人 6銭(1銭値上げ)、
小人 4銭(据置)、幼児 2銭(据置)
 髪洗い 15銭(据置)


☆東京の浴場業者入浴料金の値上げを要望し、
 日比谷の仁寿講堂に大会を開催す。
 何等かの要求を掲げて、大会を開いたのは、この時が
 浴場の歴史上初めてのことであった。


☆支那事変のため、燃料不足になり、営業時間を正午から12時に
 短縮。
 10月には朝湯の廃止を申し合わせる。
「その他」

☆保健所法公布

☆廬溝橋事件(日華事変)

☆上海事変

☆日独伊防共協定

☆愛国行進曲選定


「昭和13年」  組合員数 42軒
(1938年)


組合長     斉藤 金太郎

副組合長   道田 勝次郎

      (以下略)


昭和6年から書き続けられた議事録は、昭和12年を以て、
中断され、再び書き継がれたのは、戦後昭和24年である。


☆日中戦争の拡大にともない、組合員のうちに応召出征するものあり。

「業界のこと」

☆東京荻窪組合共通入浴券発行。50枚につき、250銭(1回5銭の割
引)

☆警視庁、浴場煙突の高さが規則に適合せぬものを整備期限す。

「その他」

☆国家総動員法公布

☆国民健康保険法公布

    昭和13年頃の西台付近
    川越街道五本ケヤキ附近

「昭和14年」   組合員数 記載無し
(1939年)

組合長
     斉藤 金太郎

副組合長
    道田 勝次郎(推定)

「業界のこと」

☆日中戦争の拡大に伴い浴場主、男子従業員の応召するものが漸増し、
  燃料の不足とともに営業困難になるもの有り。


☆埼玉県浴場組合創設。

☆昭和14年に東京浴場組合8代目会長に田村虎太郎氏が就任し、
 副会長に東雄三郎氏、下村久作氏、横山虎吉氏、岩波芳氏の4名が
 就任している。

     8代目会長 田村虎太郎


☆10月18日 価格統制令公布(9月18日の水準で価格などを釘付け。)

昭和7年〜9年 昭和10年〜14年 昭和15年〜20年   
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