頑張れ!!否定派!!


ABO FAN


02.gif (288 バイト)頑張れ!!否定派!!

 「頑張れ!!否定派!!」というこのページのタイトルを見て、不思議に思った人も多いかもしれません。まあ、私がこういってはなんですが、最近の否定論者(≒否定派)のページは元気がないものや、論理構成がいいかげんなものが多いのです。そこで、楽しく愉快で健全な議論をしようということで、陰ながら(どこが?)否定論者を応援しようというのがこのページの趣旨です。 -- H10.8.28

02.gif (288 バイト)否定論者はマーケティング下手?

 まず、気になったのが、否定論者のページは誰をターゲットにしているのかということです。心理学関係者のページは、肯定論者も読むだろうということで書いてあるからまだわかるのですが、それ以外は否定論者は主に否定論者自身がターゲットなようです。否定論者が否定論者のページを読んでも意見が変わるわけがありませんから、あまり意味はありません。肯定論者や中間派が読んで考えを変えるような内容にすればいいと思うんですが、残念ながらそんな内容のページは(なぜか?)少ないようです。ですから、「否定論者はマーケティング下手?」というしかありません。どうにも不思議なことなのですが…。肯定論者も思わず読んでしまうような魅力的なコンテンツがあった方がいいでしょうね。 -- H10.8.28

02.gif (288 バイト)反論の方法−統計1

 今まで否定論者の反論は、心理学者を中心に統計的なものが多かったのですが、それに対しては前川さん(や私?)によって再反論がされています。ネットサーフィンやメールでの議論の個人的な印象では、どうも肯定論者が分がいいようです。というのは、否定論者のページのネットサーフィンをすると、「統計的に証明するのはケシカラン」という内容が多いのです。これは、どう考えても「反論不能」ということですから…(だから、否定論者の人は下手に「ケシカラン」なんて書かない方がいいのです)。また、「関係がある」という相互に確認した条件を満たした(私の)データを見たとたんに返事を送ってもらえなくなった方も何人いるのです(というか、否定論者のほとんど全員ですね)。あまりにも現金な反応ですが、やはり肯定論者を利するだけです。:-p

 しかし、統計で考えが変わるというのは否定論者・肯定論者に関係なくごく一部です。これは社会心理学で証明されているはずですから、統計でどう結論が出ようが、実はそれほど気にする必要はないのです。過剰反応をしては議論に負けるだけですので、もし反論できないならそれとなく無視するといったテクニックが必要だと思うのですが…。 -- H10.8.28

02.gif (288 バイト)反論の方法−統計2

 それと、たまに見かけるのですが、「(仮に)統計的に証明できたとしても、血液型と性格は関係があるとはいえない」という主張もあります。なぜなら、

  1. (仮に)統計的に証明できたとしても、血液型と性格の因果関係が証明できたわけではない
  2. 科学的には血液型と性格の関係は証明されていない
  3. だから、血液型と性格は関係あるとはいえない

 私のホームページで統計的に証明できたと考えてもらっているなら大変うれしいのですが、ここではちょっと遠慮して、能見さんや前川さんが証明しているものと仮定しましょう。確かに、1〜3は論理的には何の問題もありません。だから、「血液型と性格は関係ない」といえるかというと、それはちょっと違います。

 ほとんどの否定論者の心理学者は、統計的手法を使って「血液型と性格は関係ない」という証明をしています。もし、「統計的に証明できたとしても、血液型と性格は関係があるとはいえない」なら、わざわざそんな面倒なことをしなくともいいはずです。つまり、ほとんどの否定論者の心理学者は、統計的に証明された→血液型と性格は関係がある、と思っていることになります。これは、私が文献やメールで確認しているので間違いないでしょう、たぶん。
 ですから、統計的手法は無効だと思っている人は、そういう否定論者と対立することになります。その点についてどう考えているのかは、普通は書いてないので、なんとも判断できませんが…。

 では、1〜3は論理的には正しいはずなのに、なぜおかしいのでしょうか? 一言でいうと、2の因果関係が後日証明されることがある場合があるということなのです。たとえば、

  1. O型の人は胃潰瘍になりやすい
  2. 白米食だけだと脚気になる

 ちょっとだけ説明しておきましょう。まず1についてです。
 O型の人が胃潰瘍になりやすいことは、統計的には以前からわかっていたのです。しかし、反対論者からは「(仮に)統計的に証明できたとしても、血液型と胃潰瘍は関係があるとはいえない」といわれてきました(「血液型と性格」の否定論者もそういっていた人がいます)。しかし、つい最近、ある種の胃潰瘍を起こすメカニズムが解明され、やはりO型は胃潰瘍になりやすいことが証明されたのです。つまり、「(仮に)統計的に証明できたとしても、血液型と胃潰瘍は関係があるとはいえない」という説は間違っていたのです。
 若い人にはわからないかもしれないので、2についても説明しておきましょう。脚気は、その昔「江戸わずらい」ともいわれ、明治になってからも日本軍を悩ました病気です。日清戦争(う〜ん、古い!)の時は、戦闘による犠牲者よりも脚気による犠牲者の方が多かったとも言われています。しかし、陸軍では「(仮に)統計的に証明できたとしても、白米食と脚気は関係があるとはいえない」ということで白米食を続けた結果、日露戦争でも莫大な犠牲者を出し続けることになりました。これに対して、海軍では米食を麦食に切り替えて犠牲者を大幅に減らすことができたのです。その後、脚気はビタミンBの欠乏によることが分かり、「白米食と脚気は関係がある」ことが証明されたのです(吉村昭さんの『白い航跡』による)。

 結局、1〜3だけだったら何の問題ないことがわかります。ただ、「だから血液型と性格は関係ない」という結論を付け加えるのは止めた方がいいでしょう。また、2についても、「現在の時点では」という限定条件がつきますが、このままの記述でもウソではないですから特に問題はありません。

 上の文章を読んで誤解する人がいても困るので、念のために書いておきます。「(仮に)統計的に証明できたとしても、○○と××は関係があるとはいえない」というのは、どちらかというと例外です。統計的に相関が証明ができたら、○○と××は関係があるというのが普通ですから…。詳しくは、統計学の教科書を読んでみてください。

 実は、この文章をここに書こうかどうか非常に迷いました。書いてしまっては、「否定論者を応援しよう」というこのページの趣旨にはそぐわなくなってしまいます。でも、統計的的手法で否定するという人の方が多いのではないか、と考え直してあえて書かせてもらいました。それと、余計なお世話でしょうが、あまり間違ったことを書かれても、否定論者自身のためにならないのではないか感じたので…。(^^;;

#やっぱり、大きなお世話かなぁ(苦笑)。 -- H10.8.28

02.gif (288 バイト)反論の方法−差別

 これは今でも有効な方法です。「差別」については、私もかなり反論をしてますが、いまだに一般に浸透しているとはいえない状態ですから。(^^;;

#もっとも、私の反論に対する再反論はほとんどありませんが…。

 ということで、否定論者にはまだまだ有効に使える反論といえます。ただ、残念なことに、否定論者は記事のウラを取らない人が多いのです(ああ、もったいない!)。読む人が読めば、ウラを取っていない文章はすぐわかりますから意味がないのですが、一般の肯定論者や中間派の説得にはウラを取らなくてもまだ大丈夫です(こんなことを私が書いていいいのかなぁ?)。ですから、きちんと事実確認さえ行えば非常に効果的な反論になるのは間違いありません。そういう意味では美味しい素材なのですが、否定論者が生かしきっていないのは非常に残念です。

#まぁ、その分だけ私が楽しているわけですが…。

 これではわかりにくいかもしれませんので、もう少し詳しく書いておきましょう。たとえば、私のリンク集読んだ資料に出てくる「差別」についてはほとんどウラを取ってあります。ウラを取るといっても、複数の肯定・否定の資料を比較するという簡単なものです。もちろん、ウラを取る資料についての信頼度は別に調べておきます(信頼できない資料でウラを取ってもしょうがありませんから)。たった2つの資料でも、両方の記事でどの事実が意図的に強調・無視されているかをチェックすれば、より詳しい状況がわかってきます。具体例については、対決!のページを見てください。

 結果として、否定論者が「差別」として提示している複数の「事実」のうち、事実関係が証明されたものは1つもありません! これは事実が存在しないためではなく、否定論者のチェックが甘いためだと思います。念のため、ホームページにそういう「事実」が書いてある何人かの否定論者に「根拠」を教えてほしいとメールを出しましたが、いまだに「根拠」は1つも示されていません。こんなことでは議論に勝てませんよ!

 なぜ、問題となっている企業に電話一本もしないのでしょうか? いうまでもありませんが、「電話でも教えてくれなかった」というのも立派な事実確認です。

#もっとも、私もしてませんが…。(^^;; ただ、知人で電話した人はいるので、その情報は知っています。もちろん、事実関係はありませんでした。 -- H10.8.28

02.gif (288 バイト)反論の方法−論理構成

 私の論理理構成は、否定論者の論理構成を徹底的に分析し、相手の前提を崩すという方法を取っています。どんなディベートでもこれが定石なはずです。しかし、否定論者の中には、一体何がいいたいのかさっぱりわからない人もいます。はっきりいって、論理構成が無茶苦茶です。否定したいという意志自体は伝わってくるのですが…。もう少し議論の練習をすることをおすすめします。さすがに、心理学関係者はそんなことはありませんが(もっとも、論理自体が正しいかどうかは別の問題です)。

#一部ですが、自分には論理はないという意味の記述がある場合があります。なぜこんな不利なことを書かないといけないのか…。 -- H10.8.28

02.gif (288 バイト)反論の方法−添削講座

 これだけではどうも分かりにくいと思うので、練習問題に挑戦してみましょう! どんな形にするか迷ったのですが、よく見かけるパターンで適当に仮想のホームページ『アンチABOFAN』を再構成することにします。それを私が添削してみますから…。

『アンチABOFAN』の内容−その1

向こうの意見[『ABO FAN』のことです]にも行き詰まりが見えてきたのですが、最近ではだんだんあからさまに揚げ足を取るような、あるいは、はぐらかすような表現が増えてきて、それだけに却って我々が言葉で「論破」する事が困難になってきていることは否めません。

 まさかこんな文章を書く人もいないと思うのですが、実はたまに見かけたりします(苦笑)。これでは、『アンチABOFAN』の作者は、何を主張したいのかさっぱりわかりません。仮に『ABOFAN』に「行き詰まりが見えてきた」のだったら「『論破』しやすく」なるのが当然です! 当然のことながら、その行き詰まりをどんどん叩けばいいのですから。しかし、逆に「『論破』しにくく」なっているそうですから、意味がわからなくてしばらく考えこんでしまいました。これでは、『アンチABOFAN』の方が「あいまいな表現が多くなって、行き詰まりが見えてきた」ことになってしまいます。:-p
 その後に『ABOFAN』に反論の文章があるようですから、後の文章は修正した方がいいでしょう。

『アンチABOFAN』の内容−その1(修正後)

向こうの意見[『ABO FAN』のことです]にも行き詰まりが見えてきたのですが、最近ではだんだんあからさまに揚げ足を取るような、あるいは、はぐらかすような表現が増えてきて、作者自身にも、自分がいったい何を主張したいのかわからないのではないのでしょうか?

では、よくあるパターン2に行ってみましょう。

『アンチABOFAN』の内容−その2

血液型性格判断が一見すると正しいように思えるのは、肯定派による統計を利用したレトリックや、マスコミによる血液型判断の普及によって勝手にそう信じ込まされているからである。だから、血液型性格判断は正しくない。

 これはよく見かける文章です。表現や根拠は違っても、ほとんどの否定論者がそう書いているといってもいいでしょう。否定論者にはこれで何の問題もないのですが(失礼!)、私のような肯定論者の側から見ると、これでは全く反論になっていないのです。いや、大変失礼ながら、失笑を買う表現といっていいでしょう。
 なぜなら、この主張には何の根拠もないからです。上の文章には、『ABOFAN』による「肯定派による統計を利用したレトリック」は具体的にどこがおかしいのか、別な信頼性のあるデータと比較して何がおかしいのか、といった『アンチABOFAN』の作者による判断は何も示されてはいません。こういう情報は、肯定論者なら『ABOFAN』の作者に限らず非常に貴重ですから、誰もどこかにそんな情報がないかと必死で探しているのです。しかし、出典が何も示されていないということは、論拠が曖昧ということがバレバレです。いや、根拠はリンク集のページに書いてある、そっちへどうぞという人も多いようですね。
 実は、そのリンク集のページは、『ABOFAN』ではほとんどの場合はチェック済みです。その中の何人かとは、先日ある会議室で議論させてもらいましたが(ありがとうございますm(._.)m>参加した方&主催者の方)、結局あまり反論は返ってきませんでした(この会議室は、最後には私のメッセージだけが掲載されるようになり、意味がなくなったのでついには閉鎖されてしまいました)。別な作者の人にはメールを何回か送りましたが、最後には「多忙」のということで返事は全く返って来なくなりました。おっと、ちょっと書きすぎたようです。これでは、「否定論者を応援しよう」という趣旨に反するのでこのぐらいにしておきましょう。(^^;;
 では、どうすればいいのでしょうか? こういう場合には『ABOFAN』や肯定論者にチェックされていない文献を利用するに限ります。大学関係者なら探すのに大した手間はかからないでしょう。英語の文献で、否定論者が書いているのもかなりあるようです(これは『ABOFAN』でもチェックされていません)。どうです、「手抜き」をして根拠はリンク集へどうぞ、なんて書くのは論外ということは分かってもらえましたか?
 え? じゃあ、どの論文が『ABOFAN』でチェックされていないのかって? そのぐらいは自分で探しましょう!(笑)

『アンチABOFAN』の内容−その2(修正後)

血液型性格判断が一見すると正しいように思えるのは、肯定派による統計を利用したレトリックや、マスコミによる血液型判断の普及によって勝手にそう信じ込まされているからである。だから、血液型性格判断は正しくない。これには、日本では○○の、海外では××の文献があり、専門家の間では定説となっている。

 では、その3です。

『アンチABOFAN』の内容−その3

性格は定義や測定することは不可能だから、血液型による性格判断なんて正しいかどうか分かるわけがない。だから、血液型による性格判断なんて間違っている。

 これまたよく見かける文章です。しかし、ちょっと待ってください。否定論者の性格心理学者が読んだらどう思うでしょうか? まさに、この文章は性格心理学者をバカにしたものの言い方です。もっとも、性格テストを無視するのなら、それはそれで論理的には一貫していますが…。
 ただ、否定派の中には、「血液型で性格が決まるなら、就職の時にわざわざ時間のかかる性格テストなんてやるはずがない」なんていう人もいますから、こんな人へのホームページにはリンクを張らないように気をつけた方がいいでしょう。また、否定論者の心理学者の文献は、ほとんどが性格テストを正しいものとして扱っています。つまり、「性格は定義や測定することは不可能」と断言してしまうと、ほとんどの否定論者の反論が無効になってしまいます。この文章は、非常に威力があって『ABOFAN』には有効な反撃ですが、その分「両刃の剣」的な性格を持っているのです。ですから、書く場合には十分注意しましょう! あなたは、多くの否定派を敵に回してしまうかもしれません…(ちょっと大げさですが)。

『アンチABOFAN』の内容−その3(修正後)

→そういうわけで、この文章の修正は不要です。ただ、使用に際しては十分に注意しましょう(笑)。

 では次へ。

『アンチABOFAN』の内容−その4

血液型で学級を分ける教育機関が…
血液型で採用を決める会社があって…
血液型ハラスメントで被害を受けて…

 これまたよく見かける文章です。というか、こういうことを書いていない人はほとんどいないといった方がいいでしょう。血液型による差別はますます増えているという「事実」の主張です。一見、これは非常に有効な反論に思えます。しかし、実はそうはないのです。「反論の方法−差別」でも書きましたが、否定論者で「事実」を直接的に確認した人は私が知る限り1人もいません。あくまで、マスコミ等の二次情報や電子メールでの情報が中心です。
 つまり、こんなことを書くと、自分でニュースソースは全くチェックしていないということを大々的に宣伝することになってしまいます。三菱電機や西陣保育園のケースについては、松田薫さんの『「血液型と性格」の社会史』などの別なニュースソースもありますから、読む人が読めば、ウラを取っていないことはバレバレです(このことは『ABOFAN』にも書いてあります)。もっとも、『「血液型と性格」の社会史』などを読んでいない人にはまだまだ有効な反論ですが…。
 ですから、二次情報は十分チェックしてから書きましょう。うまく使えば、有効な反論になることは間違いありません。

『アンチABOFAN』の内容−その4(修正後)

文章の修正より、事実関係をはっきり確認しましょう!

 では次へ。

『アンチABOFAN』の内容−その5

性格は環境で決まる。だから、血液型で性格が決まるわけがない。

 これもたまに見かける文章です。しかし、こんなことを言っているのは一部の心理学者だけです。最近の分子生物学者と心理学者の研究では、性格もある程度遺伝で決まること(40%強)が明らかになりつつあります。もっとも、決定的な結論はまだ得られていないようです。両方の文献を読んでから自分なりに判断してくださいね。

『アンチABOFAN』の内容−その5(修正後)

こういう事実かどうかわからない文章を書くのは止めましょう!

 では、最後です。

『アンチABOFAN』の内容−その6

日本人は非科学的な血液型性格判断に騙されている

 これもたまに見る文章です。しかし、この文章は説得の手段としては決して上手とはいえません。というのは、データを見るとわかりますが、こんなことを言っても普通の肯定論者は考えを変えないからです。このデータは、「日本人は非科学的な血液型性格判断に騙されている」という講義の結果ですが、講義後も全体の約2/3が「楽しい」と答えています。単位を取れる取れないという状態でさえこれですから、常識的に考えて、普通の説得では考えを変えないことが(簡単に)予想できます。
 もう一つ問題があって、普通の人は血液型性格判断は「非科学的」と思っている人もいますが(私はそうは思っていません)、「信じている」のは決して「騙されて」いるからではないのです。血液型による性格の違いは、ちょっと観察すればわかることですから、多くの人はそれなりに納得して「信じている」のです(これはデータにもはっきり表れています)。それが「騙されている」というような人をバカにしたような表現なら、表には出さなくとも内心反発を感じているに決まっています! こんな説得術のイロハも分からないようなことをしてはいけません(まして、心理学者がそんなことを書くのは、心理学のイロハが分かっていないと言われてもしょうがないでしょう)。
 具体的な説得方法はTPOによって変える必要があるでしょうが、例えばこんなのはどうでしょうか?

『アンチABOFAN』の内容−その6(修正後)

日本人は非科学的な血液型性格判断を信じている人が多い。これは単に非科学的なだけではなく、血液型による不当な差別を引き起こしたり、間違った知識で人間関係を歪めるから有害である。事実、私も血液型性格判断で非常に不愉快な思いを多くしている。

 実は、この文章にはあまり自信がありません。誰かもっと説得力のある文章を書いてもらえないでしょうか?(笑) -- H10.8.28

02.gif (288 バイト)リンクはお嫌い?

 「否定論者はマーケティング下手?」にも書きましたが、否定論者のリンク集は(どういうわけか?)否定論者だけの場合が多いようです。肯定論者や中間派にも納得させるには、肯定論者へのリンクがあった方がいいのです。というのは、否定論者だけのリンクだけでは、一方的な論理だという印象を読む人に強く与えてしまうからです。これはどう考えても得策とはいえません。
 でも、不思議なことに、心理学関係者は否定論者だけにリンクを張っている場合が多いようです。これは、「自分のホームページは一方的な論理だ」と声を大にして宣伝していることになるわけで、心理学を勉強している人にしては理解できない反応です。なぜこんな自分に不利になることをするのでしょうか?

#もっとも、心理学関係者と限定してリンクを張っている人もあります。それならまだ理解できます。

 ひどいのになると、「自分の気に入ったページと情報しか載せない」と大きく最初に断り書きが書いてある場合があります。そんなのは見ればわかるのですから、全く書く必要はありません! 私には、「自分のホームページは一方的な論理だ」という非常に不利な情報を特筆大書する神経が理解できません。 -- H10.8.28

02.gif (288 バイト)なぜ血液型か?

 血液型と性格は、平成4年ごろから静かなブームになっているのですが、最初はその理由がわかりませんでした。このホームページをオープンしてやっとわかってきたので、ここに書いておきましょう。
 詳しい論証は省きますが、単刀直入にいうと、日本が「ストレス社会」になったことによる影響のようです。『Eat Right 4 Your Type』の著者であるダダモさんによると、アメリカでは病気の50〜80%がストレスによるものだなのそうです。データは見たとはありませんが(探せはどっかにあるかもしれません)、日本もそれに近い状態になってきているようですね。これは別に検証するまでもなく明らかなことでしょう。
 その結果、精神科医やカウンセラーが増えた以外に何が起こったか…。書店では精神世界や心理テストの本が山積みになっています。風水や占いの本も大流行のようです。いうまでもなく、こういういう本はストレスをいやすには絶好のものです。心理学的にも、占いが円滑な人間関係を作るのに役立つことが実証されているそうですから…。血液型もそういう時代変化の一環として流行している、と思います。日本がストレス社会に移行したことによる社会現象(の一部)ですね。
 こんな時代は、心理学者には絶好の出番なはずです。確かに、一般向けの読み物はそれなりに売れているようですね。しかし、心理学者の書いた本を読んだことがある人はわかると思いますが、あまり分かりやすくありませんし、すぐに役に立つというものでもありません(失礼!)。内容の評価については、私は専門家ではないのでできませんが、少なくとも普通の人が読んですぐ役に立つ種類のものでないことは確かです。つまり、失礼ないい方ですが、社会のニーズには合っていないわけです。ですから、そういう人々のニーズが精神世界、占い、血液型といったところに流れていっていることになります。

#私は、心理学者が血液型に非常に反発するのは、そういう理由もあると考えています。

 既存のシステムが新しい現象に対応できない例はいくらでもあります。代表例は、日本の金融システムや教育システムですね。この2つのシステムは、戦後しばらく非常に有効に働いてきました。さすがに最近で変なことが誰にでも分かるようになってきましたが、あまりにも長い間すばらしい成果を上げてきたため、改革には非常に大きな抵抗があることはマスコミなどが報道しているとおりです。
 もちろん、心理学も例外ではありません。このホームページを作るために、アメリカの遺伝関係の本を読んでみたのですが、あちらでは分子生物学者と心理学者が協力し合って、遺伝が性格に与える影響についての研究がどんどん進んでいるようです(権威ある『サイエンス』などの科学雑誌で、で盛んに成果が取り上げられています)。今後は、性格の専門は性格心理学者という「常識」は通用しなくなるかもしれません。いずれにせよ、心理学に限らず、これからは学際的な研究がますます進んで行くことになるのでしょう。その中で、お互いに刺激しあい、学説の正しさが厳しくチェックされ、最後に勝ち残ったものが新しい定説となるのが科学の歴史でした。これからも同じことが繰り返されることになると思います。
 おっと、話が思いっきりずれてしまいました。私は、否定論者が血液型を否定するのは一向にかまいません。いや、逆に歓迎しているのです(私のような「素人」に簡単に「論破」されるようなものは論外です)。そして、なぜ血液型が流行するのか、ちゃんと分析してほしいと思います。こんな素人の分析よりは、もっとずっと正確な分析ができるはずです。そういう意味では否定論者に大いに期待しています。素人が及びもつかない分析をする、それが専門家というものでしょう。
 「なぜ、血液型が流行するのか?」
 「それは日本人が非科学的だからだ」
 「それは日本人が騙されやすいからだ」
 「それは日本人が伝統的に血を尊重するからだ」
 こんな、不毛で不正確な、そして「非科学的」な論争はもう止めていただきたい。そして、学際的な研究で、否定にせよ、肯定にせよ、だれもが納得できるような研究成果をあげてほしいものです。これが私からの否定論者である心理学者へのお願いです。 -- H10.8.28

02.gif (288 バイト)ちょっと?反省?

 今まではほとんど書いていなかったのですが、否定論者の方で非常に誤解が多いようですので、ここに書いておきます。

 それは、血液型で性格を決めつけられてひどい目にあったが、これについてはどう考えれるのか?というものです。確かに、この問題については、意図して取り上げてきませんでした。というのは、事実関係があいまいなものが多く、議論には不向きだと考えたからです。否定側からの情報、肯定側からの情報の両方を比較しないと公平な判断はできないでしょう。しかし、現在までのこの条件を満たすものがない(個人的な情報が多い)のであえて取り上げないでいます。うまいケースがあれば、今後は議論の対象になるものと期待しています。

 次に、事実関係はともかく、実際にそういう「ひどい目」にあったのに、取り上げないで無視するのはなぜか?という質問もあります。そういう可能性は0ではありませんし、多少はあると考えた方が妥当でしょう。また、私の個人的な体験でも、多少の「不愉快」な思いをしたこともあります(例えば、マンガ・アニメの変なキャラクターにはAB型が多いようです…)。ただ、それは通常の「不愉快」の範囲内で、血液型云々という問題ではないと考えています。血液型による数々の利益を考えれば、トータルしては大きくプラスですから…。
 それでも、あまりにもひどい(△型は「100%」こういう性格であるといった)決め付けにあった方は大変お気の毒です。そういう不正確で生半可な知識で他人に迷惑をかけるべきではありません。ぜひ止めてほしいものです。その点に関しては、否定論者の意見に全く同感ですし、一緒に抗議することにもやぶさかではありません。

#といっても、納得しないでしょうね…(苦笑)。

 「差別」についてはどう考えるかという質問もありました。これについても、事実関係が不明なものがほとんどなので取り上げていません。これまた、うまいケースがあれば、今後は議論の対象になるものと期待しています。

 もし、「血液型だけで」採用をするとか、「血液型だけで」昇進させるといった、明らかに不当な差別に該当する事実関係が証明されたとすれば、これらに対しては(もちろん)断固として抗議していくつもりです。この点に関しても、否定論者の意見に異存はありません。

#データを見ればわかるように、「血液型だけで」採用や昇進が決められるほど、血液型が性格等に与える影響はありませんから。 -- H10.9.3

02.gif (288 バイト)おまけ

 このページのアイデアを思いついてたので、忘れないうちにと書いてみたのですが、「否定論者を応援しよう」という本来の趣旨にはあまり合っていないようです(え、当然だろうって? いや、そんなはずはないのですが…)。でも、少しは参考になったでしょう?>否定論者の方 (^^;; -- H10.8.28


ホームページへ


最終更新日:平成10年9月3日