「結婚式」


結婚式ねえ…。 日記でも何度か触れたので、知っている人も多いとは思うが、ワタクシはいわゆる「結婚式」の類は一切やらなかった。
理由はカンタンで、ワタクシ自身がやりたくなかったからである。結婚式の新郎なんて、さらし者以外の何物でもない。
大体にして、人生で一番金がかかるであろうこの時期に、わざわざ百万も二百万も出して式を行わなければならない理由が
さっぱり判らない。
披露宴にかける金があるのならば、その分家具でもいい物を揃えた方がよほど意味があると思うのだが。
まあ、これは価値観の問題と言われればそれまでなのかもしれないが。
先程「ワタクシ自身がやりたくなかったので、結婚式を一切やらなかった」と書いたが、それを読んで
「えっ?じゃあ奥さんの意志はまったく無視したの?ヒドイ!」
と思われる方がいるかもしれないが、それについては、なんらご心配なく。
なぜならば、ヨメの方がワタクシ以上に嫌がったからなのである。
実際、ワタクシとしてもすごく嫌だったのだが、それでもヨメがやりたいと言えば、渋々ながらにでもやるつもりだったので、
それについては非常にほっとしている。
結婚式なんてやらされて、そんなところでタキシード姿の写真なんぞ撮られた日にゃ、一生の不覚モノである。
もし、どうしてもやらなければいけなくなったのならば、「平服パーティー」にしちゃうね。
ドレスもタキシードも一切なし。GパンにTシャツでやっちゃうもんね。
そしたら、「平服で」と書いてあるにもかかわらず、出席者みんなが皆、結構いい格好してきて、大いに焦ったりして。
…いかん、それじゃ「小学校の卒業式」から全然進歩していないことになってしまう(苦笑)

「結婚式」ではなく「結婚」についてのワタクシの見解を少しばかり。
以前いた職場に「ああ、結婚したい。結婚したい」が口癖の人がいた。
で、ワタクシが「それならば、誰かいい人がいるんですか?」と聞いたところ、返ってきた答えは「NO」である。
…これがワタクシにはさっぱり判らないのである。
その人ならずとも、特定の相手がいなくて「結婚」を目標にしている人は多いと思う。
そしてその背景には、「いい歳をした大人が、独身でいるなんてみっともない」という、一部の誤った認識があるのだろう。
…しかし、結婚って「目標」とするものなんだろうか?
もちろん、「キムタクみたいなカッコイイ人・松嶋奈々子みたいな美人と結婚したい」というような思いを抱く事は、誰にでも
ある事だと思うが、それは「将来は野球選手になりたい」みたいな「夢」のようなものであって、『目標』というのとは
少し違うのではないか。
ワタクシは、結婚というのは「目的」ではく「手段」ではないかと思う。
「この人と一緒に暮らしたい」「この人の子供を産みたい」等の『目的』があるからこそ、「結婚」という『手段』を用いる
のではないだろうか。
かなり変な例かもしれないが、例えばこういうことである。
ある独裁者が、核兵器を使って、某国を壊滅させたとする。
この場合、「某国が邪魔だったから」という目的でやったということになると、これはどう考えても
「目的のためならば手段を選ばない」ということになる。
だが、「単に核兵器を手に入れたので使ってみたかった。相手はどこでも良かった」ということになると、
これはまあ、いうなれば「手段のためならば目的を選ばない」といったところになるか。

「特定の相手はいないが『結婚』が目標」というのは、この「手段のためならば目的を選ばない」というのに
似ているような気がする。
…のは、ワタクシだけだろうか??


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