
エントランス広場 |
2002年12月,この小さなまちに,本格的な近現代美術館がオープンした。
イタリアには,ルネッサンス絵画・彫刻の美術館は数限りなくあるが,近現代アート専門の美術館は,珍しい。
1900年代に発展した,イタリア未来派の絵画や彫刻が中心となっている。
美術館設計は,スイス出身の建築家マリオ・ボッタ。
道路に直接面しておらず,住宅の後ろに隠れるようにして建っている。
大通りから一直線に伸びるアプローチは,自然と来場者をエントランス広場へ導いてくれる。
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ガラスの大屋根 |
エントランス広場に入ると,広場を囲む円形の建物と,ガラスの大屋根のスケールに圧倒される。
広場の直径は約40m,大屋根までの高さ25mである。
時間の経過とともに,刻々と変化する影が美しい。
中心の水盤を囲んで,整然と立つ20体の彫刻が,訪問者を迎え入れる。
広場に足を踏み入れた途端に,現代アートの世界に入り込んでしまったような感覚に襲われた。
まさに,建築家マリオ・ボッダの策略にはまったのだ。
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■設計者
Mario Botta (マリオ・ボッタ)
■所在地
Corso Bettini, 43
■開館時間
火〜木 10:00-18:00
金〜日 10:00-21:00 月休 |
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ガラスの大屋根は,一部切り取られたような形状だ。
頂部は穴が空いており,雨が降ったら,水盤に降り注ぐようになっている。
ローマのパンテオンを思い起こさせる。
屋根を支える鉄骨が,少々無骨だが,広場にうつる影を見ていると,その演出を計算した上での形状に思われた。
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