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「お〜い、いくぞお」
「いまいくぞお、ちょっこし待っててくんねま」
「おおきにの」
「きんののほんのけのあんばえはどんなもんやろの」
「ほんにしても今年の夏はひっでえ暑いの」
「ほやとこと、さあいこさ」
「たこのほんのけぁ、きんの二・三間程掘ってきっと出るとゆうたんにゃがの」
「さあ来たざあ、どんなんなってっかの」
「いっぺん詰めたもん抜いてみさっさいま」
「ほやの〜」
「水のあんべどんなんなってっかの」
「おんさん、ちょっこしおかしいざあ」
「なんにゃの」
「つべとないざあ、ぬくいがの、なんにゃろの」
「ねぶってみさっしゃいま」
「ちょっこしくどいわの、あらだんだん水がこぼれてくっざ」
「あら〜ほんとにぬくいの〜、ほんでくどいがし」
「こんなんにゃと田んぼ腐ってまうがし」
「ひっでえの〜、どうしたもんやろ」
「おんさん、こりゃ湯でねんやろか」
「田んぼで湯が出るってほんな事ねえわの」
「ほやけど湯かも知らんざ」
「だんだん田んぼがしろ〜なってきたざ」
「だれかいっぺん呼んできねま」
「ほんな行ってくるわの」
「はよ、しねま」
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「おめら、こりゃ湯やざ、ひっでえこっちゃやざ、こんなとこで湯がの」
「どういうこっちゃろか」
「こっでこの田んぼもうあかんわの」
「ちょっこししかねえ田んぼが米がとれんのであ、ほんなことあっかの」
「いっぺみてこさ」
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「これは湯やわの、ぬるいけどつかると気持ちいいやろの」
「足いっぺつけてみねま」
「なんた気持ちいいにゃろか、おもいでな」
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