「風と共に去りぬ」  1939年/アメリカ/230分
   監督・ヴィクター・フレミング
   出演・ヴィヴィアン・リー/クラーク・ゲーブル/レスリー・ハワード/オリヴィア・デ・ハヴィランド
1861年、南北戦争直前のアメリカジョージア州。
戦争や愛する男達に翻弄されつつも、激しくしたたかに生き抜いていくスカーレットの半生を描く。

私の生まれ育った町は大変な田舎町であったのですが、まあいちおう観光地ということで映画館なんかも4〜5館ほどはありました(そのうち2館はポルノでしたが)
きっと地元のお金持ちが趣味で経営していたのでありましょう、その映画館達は時に封切り映画を扱ったかと思えば、東映マンガ祭りを大々的にやってみたり、かと思えばモノクロ映画をふいにかけたりと、一人シネコンか?と今思えば不思議なほどに個人的趣味に彩られた映画館達でしたよ。
そんな映画館の一つで、高校1年生の時にはじめて「風と共に去りぬ」を観ました。
クッションの悪い椅子に体を押し込んで、タラの赤い土に心を奪われました。
レッド・バトラー(クラーク・ゲーブル)のエッチくさいひげにもビリビリしましたが、何よりヴィヴィアン・リー演じるスカーレット・オハラの瞳が印象的で。
わがままで自己中心的で奔放で、なぜそこまでと不思議に思うほど自分を信じて突き進むスカーレットのたくましさ。
「Tommorow is another day」という名セリフ。
田舎の女子高校生だった私は、自分にはこれからどんな人生が待っているんだろうとワクワクしたものでありました。
人並みにいろいろな辛苦もありましたが、とりあえずどんなときも顔を上げて生きていこうと思うのは、やはりスカーレットの影響なのだと思います。
ちなみにマーガレット・ミッチェル女史の原作もいいです。
原作の方のスカーレットは映画のように華麗なだけでなく、泥臭くてさらにジコチューで、なおさら魅力的です(笑)

総合評価 10点