「ハリーポッターと炎のゴブレット」  2005年/アメリカ/157分
   監督・マイク・ニューウェル
   出演・ダニエル・ラドクリフ/ルパート・グリント/エマ・ワトソン/ブレンダン・グリーソン
劇場で鑑賞。(2005/12/6)
クィディッチ・ワールドカップ決勝戦の最中、空に不吉な「闇の印」が現れた。不穏な空気の中で迎えた新学期、ホグワーツで、100年ぶりに「三大魔法学校対抗試合」が開催されることになる。命の危険を伴う試合のため応募資格は17歳以上と決められていたが、なぜか、4人目の代表選手に14歳のハリーが選ばれてしまう。学校中から「抜け駆け」と冷たい視線を浴びながら、ハリーは他の選手と共に、3つの課題へと取り組むが…。 (「goo映画」より)

4作目です。
「賢者の石」「秘密の部屋」「アズカバンの囚人」ときて「炎のゴブレット」。
原作は上下巻に分かれたかなり長いストーリーなので、どうまとめるんだろうー、あのシーンはどうなるんだろうーとドキドキワクワクしながらの鑑賞。
まあまあまあまあ、ハリーもハーマイオニーたんもロンちゃんも大きくなっちゃって。あらあー、ついこないだまでおばちゃんよりちっちゃかったのにねえー、と、すっかり親せきのおばちゃん状態なのです。
ワールドカップのシーン、だいすきー。迫力ー。たったあれだけなんてもったいなーい。
けつあご(あら失礼)のクラム(スタニスラフ・アイエネフスキー)も堂々とした俳優デビュー。正統派二枚目のセドリックもイメージ通り。フラーはもう少しコケティッシュな感じがほしかったかなあ。でも綺麗。
それぞれの登場人物がきっちり生きていて、前三作に比べて人間ドラマの部分が深くなったと感じました。
そしてそれぞれの初恋。甘酸っぱいっす!!甘苦いっす!!グレープフルーツで言えば、ルビーじゃない方の味です!!ムキャーーー!!

「指輪物語」「ゲド戦記」等の大人の鑑賞に堪えうるファンタジーをこよなく愛する私にとって、「ハリーポッター」シリーズはあくまで娯楽作品と思っていたのです。正直言って。
今回「炎のゴブレット」を読んで、そして映画を観て、その印象がずいぶん変わりました。
ハリーの持つ限りない孤独感。愛情豊かな家族に囲まれながらも(だからこそ?)ロンの資質としてある劣等感。ハーマイオニーが抱き続けなければならないマグル出身の自分という違和感。
三者三様にそうしたネガティブな感情を抱いているからこそ、寄り添い、惹かれあうという図式が今回見えたように思いました。
ラストのハーマイオニーのセリフ。「みんな変わっていくのね」って。なんか泣けた。
ハリーが「そうだよ」って。ああ...。
そうなの。変わっていくんだよね。
うーん。もう一回見に行こうかな。

総合評価 9点