| 「下妻物語」 2004年/日本/92分 監督・中島哲也 出演・深田恭子/土屋アンナ/宮迫博之/篠原涼子/樹木希林 |
| 劇場で鑑賞。(2004/6/9) 見渡す限りの田園風景・茨城県下妻を舞台に、フリフリロリータファッションの桃子と喧嘩上等ヤンキー少女イチゴの青春友情爆走物語。 いや。不覚にも号泣。 嗚咽をおさえきれずにエンドロールが終わっても椅子から立ち上がれず。 先日の「ビッグフィッシュ」では泣けなかったのに。 「下妻物語」で号泣なんて。 なんてっていうと失礼か。 私のツボはやはり青春か。 ロリータファッションには全く興味がない私ですが、うちの5歳の娘が見たら目がハートになってしまいそうにかわいらしいお洋服の数々。 それを見事に着こなしていらっしゃる深田さん。かわいい。むしろかわゆい〜ん。 甘い外見とは裏腹にシビアな生い立ちと、クールな人生観。 「それがどんなに非常識な生き方だとしてもしあわせならいいじゃん。きもちよければオッケーじゃん」とある意味刹那的な生き方をする桃子。 他人に心乱されることを何よりも嫌う桃子の世界に、ずかずかと踏みこんでくる地元のレディースバリバリヤンキーのイチゴ。 くるぶしまであるスカート。 どこでも唾はき。 尾崎がかかるとすかさず反応。お気に入りは「15の夜」。しかもサビ。 人と見ればとりあえず威嚇。 ああ、懐かしすぎ。 相容れない二人に共通するものは一人で立っているところ。 立っていようとするところ。 トゲトゲどうしをこすりあわせて、傷つけたり傷つけられたりしながら自分という人間を創っていく、そんな風につきあえる友だちは10代の頃の特権。 スクリーンの中の彼女たちの笑顔に、もう二度と戻れない時間を見た。 ■■■総合評価 10点■■■ |