「海猿 ウミザル」  2004年/日本/119分
   監督・羽住英一郎
   出演・伊藤英明/加藤あい/海東健/香里奈/伊藤淳史/藤竜也
劇場で鑑賞。(2004/7/2)
潜水士を目指して過酷な訓練に挑む、若き海上保安官達の友情・恋・成長を描く。

海上保安庁版「愛と青春の旅立ち」的なおしり祭り。
おしり祭り?
落ちこぼれ君がいて、目的もバラバラだった14名の訓練生達が次第にまとまりをみせ、事件が起こり、そして挫折。
ありがちと言えばありがちなストーリー展開だけど、ちりばめられたユーモア・男の熱い友情・そこはかとない恋慕と、なかなかてんこもりな映画なのであります。
特に藤竜也氏演じる、海上保安大学校主任教官源太郎。
この人がとにかくいい!!激シブッ!!
「水深40メートル。バディと二人、取り残された。使えるボンベは一つだけ。残圧30、片道一人分。さあ、お前たちなら、どうする?」
作品中、何度も繰り返されるこの言葉が、主人公大介(伊藤英明)の心身の成長と共にクライマックスまで物語をひっぱる。
幾重にも交差されたそれぞれのストーリーがからみあい、収れんされていく様子に、心ごと引っぱられる感じ。
しいて言えば、食堂のおばちゃん、杏子じゃなかっただろうと。
もう少し他に誰かいただろうと。

■■余談■■
映画を観終わったその足で古本屋を巡り、3軒目で原作マンガ「海猿」(佐藤秀峰)全12巻大人買い。
あまりのすごさに呆然。

総合評価 8点