| 「座頭市」 1998年/日本/120分 監督・北野武 出演・ビートたけし/浅野忠信/大楠道代/夏川結衣/柄本明 |
| 劇場で鑑賞。(2003/10/4) その日、三組の旅人が同じ宿場町に入った。 一人目は金髪頭に朱塗りの杖を持った盲目の居合いの達人座頭市(ビートたけし)。 二組目は服部源之助(浅野忠信)と妻おしの(夏川結衣)。浪人の身だが腕の立つ源之助は病身の妻おしののために用心棒の働き口を探していた。 三組目は旅芸者のおきぬ(大家由祐子)とおせい(橘大五郎)の姉妹。 宿場町を仕切っているのはヤクザの銀蔵(岸辺一徳)一家と、金持ちの商人扇屋(石倉三郎)。 銀蔵一家の用心棒になった服部。銀蔵とつるむ扇屋を親の敵と踏んで近づくおきぬとおせい。銀蔵たちの仕切る賭場を荒らした座頭市。同じ日にこの町にやってきた暗い過去のある三者の運命の糸は絡み合う...。 ザッツエンターテイメント!! 私にとっては文句なし!! とにかくかっこいい。 見事なまでに死屍累々。 表情一つ変えずにバッサバッサと切り捨てていく、市と服部。 二人の対決は見物。 たけし演じる市は、自分の生を守るために斬る。その証拠に殺気を感じない相手の命は奪わない。 浅野忠信演じる服部の場合は、もちろん妻おしのの薬代を稼ぐためという大義名分はあるものの、斬っている間の恍惚たる表情は、まるで人の命を奪うことで自分の生を確かめているようでもある。彼の真実斬りたかったものは、陳腐な言い方になってしまうが、彼自身であったように思う。 脇を固める柄本明、岸辺一徳、石倉三郎なども充実。 お笑いシーンも私は好き。 二,三カ所、「げふっ!!」と吹き出すほどツボにはまったギャグシーンがあって、つらかった。 だってレイトショーで人少なかったし。 《余談》 マトリックス、近日公開の「キルビル」など日本刀がずいぶんブームなようだけど、やはり日本刀は日本人によく似合う。 ■■■総合評価 10点■■■ |