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| 泣く子ども。 2003 03/21 4歳の娘はあまり泣かない。 大体いつもニコニコと楽しそうで、見ているとこちらまでうれしくなってくる。 でも周期的に不安定な時期がやってくる。 急に寂しくなったり、すねてみたり、意地悪をしてみたり、大泣きしたり。 私はそれを見ると安心する。 ああ、よかった。この子が泣いて。 子どもの泣いているところを見るのが好きだ。 (あっ。かといって無理やり泣かせてませんよ。誤解なきよう) んー。なんというか、惜しみなくピーズのような涙がぽろぽろとこぼれ落ちていく様や、のどの奥まで見えそうなほど大口を開け天を仰いで号泣する様。 そんな姿を見ていると私の分まで泣いてくれているような気がして、すっきりするというか、感心するというか。 ああ、ほんの数年前、この子達はこうやってこの世界にやって来たんだと、そのたびに再確認する。 |
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| オカアサン、キライ!! 2003 04/04 って言われる。最近よく。 2歳のぼんずに。 だめなことして注意されると、ほっぺをぷっとふくらませて、ふいっと横を向き、「オカアサン、キライ!!」とのたまう。 う〜ん、このこの〜〜!!と両手をグーにしてこめかみをグリグリしてやりたくなるほど、かわいらしい。(それはかわいがってるのか?!) まだ完全に人間になっていなくて、動物くさいところが子どもの魅力の一つだと思う。 昔、子どもは嫌いだった。 わがままだし。 すぐ泣くし。 自分のことしか考えてないし。 でもそれは自分自身が子どもだったからなんだな。いわゆる同族嫌悪というやつですか。 今でも人格者では、全く、全然、ないんだけども、そういう「わがままで泣き虫で自己中心的な」自分も認められるようになってきた。と思う。たぶん。 それはやっぱり、私というこんな人間でも、全身全霊をかけて愛してくれる小さな生命との出会いがあったからなんだ。 だから「オカアサン、キライ!!」なんて小生意気なことを言い出した2歳児を、ありがたいと思う |
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| 楽園。 2003 04/14 たま〜〜〜〜〜〜に子どもを連れて、ゲームセンターに行くことがある。 外食の帰りに。 UFOキャッチャーや、子ども向けの乗り物などが、きらびやかな電飾の下、怪しげにピカピカしている。着色料たっぷりの駄菓子のように。 そんな光景を見るたびに、いつも、「ピノキオ」に出てくる「こどもの国」をイメージしてしまう。 そこでは誰でも好きなときに眠ればいいし、好きなものを食べて、好きな遊びをしていい。うるさいことを言う大人はいなくて、やりたい放題。子どもにとってはまさに、楽園。パラダイスヽ(´▽`)/〜♪ でもね、私は小さい頃このお話を読んで、憧れと同時に、漠然とした不安を感じました。 それは繰り返し読んだ「ロバになってしまう」くだりがきっと頭にあったからなんだろうけれど、それを抜きにしても、自由というモノの恐ろしさを感じていたような気がします。 もう少し成長して、高校3年生の春。 当時流行っていた尾崎豊の「卒業」を口ずさみながら、私の子ども時代は終わったと感じました。 親や教師に反抗していれば気が済んだ頃。 「大人」に対して距離を置いて、さめた自分を気取っていた頃。 自由には責任が伴います。 学校にうるさい先生がいて、家に帰ればケンカばかりの親がいて、その制約の中でのどから手が出るほど欲しかった私の自由は、手に入ってみると甘いばかりの果実ではありませんでした。 その酸っぱさやほろ苦さが自由の醍醐味だなあ、と、気づくまでにまた何年もかかるのでした。 ああ、抽象的な話になってしまった。 反省 |
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| 雨の思い出 2003 04/30 九州は、そりゃーものすごい雨が降る。 スコールのような。 いや、大げさか? うーん。私の記憶ではスコールなんだけどなあ。そういえばスコールっていう乳酸飲料あったよなあ。緑色のビンの。あれ好きだったのになあ。もう見ないなあ。 そうそう。 スコールのような雨の中を傘をささずに歩くのが好きだった。当然ずぶぬれになるわけだけど、下手に足下や制服のスカートがぬれてイヤな思いをするよりは、いっそ気持ちがいいというものだ。 前も見えないような土砂降りの中を歩いていると、泳いでいるような気持ちになる。サカナになってしまえば受験勉強しなくてすむのに、とか何とか考えながら家に帰り着くと、母親に 「あんたなにやってんのっ?!」 と大目玉をくらうのであった。 そりゃそうだ。 |
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| 女3人寄れば。 2003 05/04 かしましい。って誰が言い出したのか、全くもってその通りで、返す言葉がない。 静内の桜並木のニュースをラジオでやっていた。 何年か前に、女友達3人で見に行ったことを思い出した。 静内は遠い。 とても。 とても。 走っても走ってもつかない。 でも車内は一時も静まることはなく、終始にぎやか。桜のことよりも、車中のにぎやかさや楽しさの方が印象に残っているぐらいに。 もともとグループ行動が苦手で、一人で行動することが好きだった。 若い頃は「ええ〜、わかんな〜い」「どっちでもいいよ〜」「じゃ、私も同じのにする」というようなタイプの女性は、とってもとっても苦手だったんだけど、大人になってくると、そんな女性のかわいらしさがわかってきて、一緒にいると守ってあげたくなる。 男性化してきているのか? やばいのか?! RCサクセションの歌で、タイトルは忘れてしまったんだけど、「気の合う友達ってたくさんいるのさ。今は気づかないだけ。街ですれ違っただけで分かるようになるよ」という歌詞がある。 どこか自分が人と違うような気がして、疎外感を感じていた頃、この歌はまるでお守りのようだった。 そして清志郎の予言通りだった。ありがたや。 またいつか、あの桜を見に行きたいな、と思う国民の休日。昼下がり。 |
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| ちびぞうくん。 2003 05/14 子ども二人は8時に寝る。 3歳ののぼんずがお昼寝してない時には、7時半に寝かせる。 お布団の部屋に連れて行って、本を読む。 一人一冊ずつ。子ども達が選んだ本。 そして、電気を消して、子守歌を歌う。 一人一曲ないし二曲ずつのリクエストで、お気に入りの歌は「からす」や「ゆりかごの歌」や「夕焼けこやけ」「大きな古時計」。 ぼんずはたぬきスキーさんなので、「しょじょじのたぬきばやし」が一番好きらしい。 娘はたまにしぶいところで「うーん。今日は、『ふるさと』と『竹田の子守歌』」なんてリクエストするときもある。しぶい。 夫が早く帰ってきたときは、夫が寝かせてくれる。 その場合は「おはなし」らしい。 夫の「おはなし」の面白さは、かなーり昔から知っている。 私も彼の「おはなし」を聞きながら寝るのがとても好きだった(笑)。 現在子ども達に話しているシリーズは「ちびぞうくん−21世紀わく−」らしい(笑)。 小さな小さなちびぞうくんが、子ども達と一緒にいろんな所へ行って冒険するんだそうだ。 なぜ「21世紀わく」なのかは知りません。 子どもは勝手に「21せいきわーく」というのは、何かじゅうたんのような乗り物のことだと思っているらしい。よくわかんない。 私自身はあっという間に子ども部屋に寝かされるようになったので、布団でみんなで並んで寝るといった記憶が全くナッシング。 いつまでこうやって一緒に寝られるんだろうな、と考えると、少し切なくなる。 |
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| 思い出したら笑ってしまう話 2003 05/20 お風呂に入るたびに思い出すことがございます。 数年前にスーパー銭湯でこんなことがありました。 その銭湯では浴場に入ってすぐの所に「かけ湯」のコーナーがありました。 「体をきれいにするためにおつかいください」とかなんとかいう断り書きが、その時の私にはなぜか「おつかりください」に読めてしまい。 つかりました。 かけ湯の小さなスペースにすっぽりと入りましたとも。もちろん肩まで。 「狭いな〜」と憮然としていると、そこにビックリした顔のおばさまがやってきて、「あなた、ここは入っちゃダメですよ!!」と教えてくださいました。 (°口°;) !! そ、そうですよね。 私もそうじゃないかとは思ったんですが。 ちなみにその時すでに30歳を過ぎていた私でございます。 ヽ(´▽`)/ほほほほほ |
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| メロンパンの幸せ。 2003 05/26 メロンパンが好きだー。 ちょっと前にパン作りにこっていた時期、自分でメロンパンを作ってみた。 うまい!!うまいよ!!メロンパン!! メロンの味はしなくても、メロンパン!! 私が子どもの頃って、いわゆる菓子パンは種類が少なくて、メロンパン、ジャムパン、クリームパン、あんパンぐらいだったなあ。 チョココロネなんかは「ロバのパン屋さん」が来ない限りお目にかかれない高級品だった。 「ロバのパン屋さん」は小さなトラックでやってくるんだけど、音楽が鳴り響くと同時に子ども達がどこからかわらわらとわき出してきた。 うちは母が「フエイセイだから」といって買ってくれなかったけど、本当は貧乏だったからだ。きっと。うわーん。 買えなくても、パンを見に行った。 綺麗に並んでいるパンを見ると胸がわくわくした。 ああ。 パン。 パン好きだ!! メロンパンのカリカリのところだけ食べたい!! |
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