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これまでのつれづれ


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オリーブオイルに誘われて。  2003 11/27

晩ご飯はミートソーススパゲッティ。
みじん切りにしたタマネギを、オリーブオイルで丁寧に炒めながら、ふと思い出す。
過ぎ去りし日の過ちを。

あれはまだ24歳ぐらいだっただろうか。
仕事から帰ってきて、やれやれお風呂にでも入ろうかと、クレンジングオイルを手に取った瞬間、頭のどこかで「そういえばこないだテレビでオリーブオイルはお肌にいいって言ってたよなあ...」と小人がささやいた。
くたくたに疲れていたので、よく考えもせず、小人の言うことに耳を傾けてしまった。
すなわち、オリーブオイルで化粧を落とそうと。
少量ならばひょっとして問題はなかったのかもしれないが、片手にあふれんばかりのオリーブオイルがドバドバッと出てしまい、しょうがないのでそれを顔面に塗りたくった。
両手で。
とたんに、目の中にオリーブオイルのやろうが入り込み、コンタクトレンズにネトーッとからみつく感覚があった。
「む゛〜〜 む゛〜〜」
とのたうち回りながらも、目が開けられないのでティッシュがどこにあるやら、洗面所がどちらなのか全くわからない。
とにかく手近にあるもので顔を拭こうと、10分ほど顔にオリーブオイルをぬりたくったままで暴れていた記憶がある。
アホである。

あれからもうオリーブオイルを顔に塗るのはやめました。
どうか皆さんもお気をつけ下さい。
そして、簡単に小人の言うことに乗らないようにしてください。
小人め。


猫舌を克服したい理由。  2003 12/01

昨晩焼肉を食べ過ぎたので、今朝はお茶漬け。
子ども達には少し熱かったようで、氷を1個ずつ入れてやる。
それでも猫舌のピヨ子はまだ熱くて食べられない。思えばこの子は大切に大切に育てていたので(過去形)、熱いものは全て冷ましてあげていた。長いものは短く、固いものは柔らかくして。
翻ってたぬ吉は、ピヨ子が1歳9ヶ月の時に生まれてきたので、あっちもこっちも大変だったため、あまり手をかけていない。
なので熱いものでもけっこう平気で食べる。
人間というものは環境次第でどうにでもなるものなのだなあ、と朝から変なところに感動していると、姉弟の哲学的な会話が。

ピヨ子(以下ピ)「食べたいのに熱くて食べれないよー」
たぬ吉(以下た)「たぬ吉はたべれるー」(得意げに)
ピ 「無理しなくていいんだよ」
た 「むりしてるよ」
ピ 「ええ〜? 無理しなくていいんだよー」
た 「たぬ吉はむりするんだよ!」
ピ 「なんで?」
た 「ウルトラマンになるために!!」

やっぱ、あれなのかなあ。
ウルトラマンの活動時間は3分間だから、インスタントラーメンができるまでの間に食べちゃわないと、とか。
そのためには猫舌じゃ無理だとか。
うーん。
今度たぬ吉に聞いてみよう。


さむーい。  2003 12/04

今朝の新聞の天気欄を見て驚いた。
最低気温マイナス3度。
最高気温マイナス2度。
ほえ〜。
冬ですなあ。
朝、娘を幼稚園まで送っていくために玄関を開けたとたん、「ひょえぇぇぇぇぇ〜」と全員が奇声。寒さのあまり。

普通に歩いたのでは寒くて寒くてとてもじゃないけど進めないので、「じゅげむ」を口走りながらペンギン歩きで走る。
なお、ペンギン歩きとは、両手をまっすぐ下に伸ばした状態で、手のひらを腕に対してピンと垂直に立て、足の裏をなるべく地面から離さないようにしてサカサカサカサカと小走りに歩く方法。あくまでも背筋はまっすぐに。
ペンギンには似ても似つかないけど、それはいいの。
じゅげむじゅげむごこうのすりきれ〜
かいじゃりすいぎょのすいぎょ〜うま〜つ〜うんら〜い〜ま〜つ〜ふうら〜いま〜つ〜くうねるところにすむところ〜
と呪文を唱えながら、人通りの少ない住宅街をペンギン走りで駆け抜けていく怪しい人影を見たら、それは私達です。
とてもあったまります。
お試しアレ!!


ミントの香りにつつまれて。  2003 12/18

そろそろどこもかしこも雪景色になってきた。
それにしても今年は雪が少ない。
年が明けてドカーンとドカ雪が降るのかもしれず、ドキドキである。
雪かきは好きだけど、早起きは嫌い。
ただでさえ冬の朝のぬくぬくお布団を抜け出すのは至難の業だというのに、6時台だとまだ外が暗い!! ひい〜〜〜〜〜〜。
今年は早起きして雪かきができるのだろうか。不安不安。

さて、冬といえば暖かいお風呂。
最近落ち込みがちの日々を過ごしているので、お風呂でさっぱりしようとレモングラスのエッセンシャルオイルを2.3滴湯船に。
それだけだと少し寂しい感じがしたので、ハッカオイルを入れようとしたところ、ドロッパーが付いていないのを忘れていたバカチンの私。
そのままドバドバドバーッと15ミリリットルほどのハッカオイルがお風呂に...。
「あららららあ〜」なんてのんきに見つめていた数秒後には強い刺激臭が。
目から涙がボロボロ。
鼻はかなり奥までツーーーーン。
のどまで痛くなり、さすがにヤバイだろうと思い出す。
なのに何を思ったか、お湯をかき混ぜ、体に浴びてしまった。(すでに真っ裸だったので)
足も。
肩も。
腕も。
そして局部も。

「あ゛...」
と思った時には時すでに遅し。
ビリビリーというかカッカーというかヒヤヒヤーンというか、何とも形容のしがたい痛みが全身(特に局部)を襲う。
薬湯に入ったことのある人ならわかってもらえると思うが、薬湯が局部にしみた時の7倍ぐらいは痛い。マジ痛い。泣きそう。ほんとに。
恐るべし。ハッカオイル。
ちなみに子ども達はあられもない姿でのたうち回っている私を見、浴室中に充満する異常なまでのハッカの香りに恐れをなして、こちらもまた真っ裸のままでこたつの中に逃げ込んでいった。あっはっはっ。子タヌキたちめ。
そんなわけでハッカオイルには要注意だと思わされた今日この頃です。


「雪国」。  2003 12/29

好きよ。あなた。今でも。今でも。
年末になると必ず口ずさんでしまう、吉幾三のこの歌。雪国。
なぜかというと「暦はもう少しで今年も終わりですね」と続くから。名曲。
高校生の頃に流行っていて、私は大好きだった。
でもまだ演歌はうまく歌えなかった。せいぜい「津軽海峡冬景色」ぐらいか。
行きつけのスナックのママが(なぜ高校生なのに行きつけのスナックがあったかというと、そのママが友だちのお母さんだったからだ。正真正銘ママ)この歌がとてもお上手だった。
私達はこの歌にうっとりと聞き惚れ、そして「星降る街角」の「星の降る夜はあなたと二人でおーおおおおーどーろうよ〜」のところで「踊るだけじゃイヤよ〜」と合いの手を入れることを覚えたのだ。
いや、そんなことは覚えずともよかろう。

そんなことはともかく、年末ですね。
年賀状も出したし、鏡餅も購入。大掃除はムニャムニャムニャゲフッガフッ...
今日はなんとこの時期にあろう事か雨が降り、ビックリしましたが、明日から夫の実家の方に年越しに行ってまいります。
平凡なようでいて、いろんなことのあったこの一年。
一番のニュースは、こうやってサイトを通していろんな方と巡り会えたと言うことにつきます。
出逢えるはずのなかった人と出逢える喜び。
なくしてしまいたくないものと別れなければならない苦しみ。
些末な心の揺れこそが生きている証。
今年一年、どうもありがとうございました。
そしてまた来年もよろしくお願いいたします。
それでは皆様、よいお年を。


「さくら」と望郷の念。  2004 01/05

年末年始、森山直太朗氏の歌う「さくら」をよく聞いた。
サビの部分はずいぶん前から耳にしていたのだが、きちんと初めて聞いたのは12月の「FNS歌謡祭」でだった。
涙があふれた。ボロボロと。
そのあと友だちとの忘年会でカラオケに行き、友だちに歌わってもらってまた泣いた。
「ヤダネー。おばさんになると水分多くて」とからかう友だちに「あんた達にはこの気持ちわかんないしょ」とふくれっつらで私は答えた。

そう。確かに、桜並木の道の上。
あの日、手を振って別れた友だち。
恋人の背中。
豆粒よりももっと小さくなっていった、船上から見える母の姿。
無鉄砲でその日のことしか考えていなかった私。
そんなものが一度に全て押し寄せてくる。
様々なしがらみを断ち切って飛び出してきたのは自分自身なのに、後ろめたい気持ちは隠せない。
失ったと綺麗に言うより、捨てたものが私には多すぎる。
なくしてしまったカケラは永遠に戻らない。
戻らないからこそ、切なくて美しいのかもしれない。

なんだかセンチメンタルな年の初めになってしまいましたが、今年は私、日々を大切に生きようと思います。
具体的に言うと、

一. 剣道をさぼらずに行く(昇段試験を受ける)
二. 3キロダイエット(去年も言った)
三. なるべく怒らない(なるべくね、なるべく)

がんばるぞー!! オー!!


猛吹雪!!  2004 01/14

目が覚めてみるとものすんごい猛吹雪。
これを猛吹雪と言わずになんとしよう?!
なんともしない!!
すごい!!
すごいよ!!
雪の神様!!
12月中は雨とか降ってて、「これでいいの?ホントに?」と不安だったのに、ここ数日の暴れん坊ぶり。
うちの夫に言わせると、12月は雪の神様、ハワイに行ってたんだって。(聞く度に言うことが違うんだけど)
そんで戻ってきて大慌てで雪降らせてるんだってー!!
ハワイかー。
いいなあ。

あー、おやつの前にまた雪かきしてこようー。


猛吹雪。その後。  2004 01/15

いやあ。合計5時間。
雪かき三昧ですよ。
ビバ!!雪かき。

雪かきとは何かと問われれば、北海道歴たかだか10数年の私が答えるのもおこがましいですが、要は玄関前や駐車スペースに積もった雪を黙々と道路脇あるいは最寄りの雪捨て場に片づける作業であるとも言えます。
雪捨て場が近ければ大した問題ではないのですが、雪も積もれば山となる。
どんどん高くなっていく山にどんどん登りながら雪を捨てていくわけです。正直、足腰しんどいのです。
この除雪の道具としては、一般的に「雪投げ」(柄の部分が木でできていて先端にプラスチックのスコップのようなものが付いている)、あるいは近年市場に出回り爆発的人気を得た「雪押し」(全てプラスチック製。スコップ部分が婉曲していて軽い雪などを押して除雪するのにむっちゃ便利)などがありますが、文章長いのでいったん切りますが。
今回のような豪雪に対応するには、一にも二にも
「ママさんダンプ」です。
どうですか?この響き。
ママさんダンプ。
かっこいいじゃありませんか?!
っていうか、むっちゃかっこいいよ!!
ママさんダンプの形状はどうにも説明しがたいので、しません。
いいんか?
いいんだぁー。

あー。
もう寝る。


うまい棒に換算してみよう。  2004 01/20

私の実家は貧乏だった。
とはいえ、地域全体的に貧乏だったので、そんなに苦になることもなかったのだけど、たまに遊ぶ友だちがリカちゃんのダイニングテーブルセットなんかを持っていると、うらやましくてうらやましくて、このままこっそり間違えた振りをして持って帰りたい欲望と戦うのに必死だったような気も。
大体、リカちゃん持ってなかったし。
従姉妹のお姉ちゃんが遊び倒して髪の毛なんかザクザクに切られたハルミちゃんとか、よくわかんない黒人の女の子の人形のお下がりで、日がな一日遊んでいた。
もちろんリカちゃんハウスなどもないわけで、そこらへんの本やら空き箱をベッドやタンスに見立てて妄想にふけっていた。
きっとヤバイ顔をしていたに違いない。
妄想癖はしばらく続いた。
もう治った。
と、思う。

ものがあることが幸せにはつながらない。
ないからこそ、得られるものもたくさんある。
だからと言うわけではないけれど、子どもにはあまりおもちゃを買い与えたくない方である。
誕生日、クリスマス、そうした大イベントでもらえるからこそうれしいんだと思う。
そんなこと言いながら、実はコチョコチョと買っているのも事実なのです。だめじゃん。
スーパー銭湯いった時のガチャガチャとかね。
100円ショップに行った時につい「一個だけね」とかね。
ハッピーセットとかね。
金額にすれば大したことはなくても、なーんか細かいおもちゃがいつの間にかゴチャゴチャと。
そんでだんだん子ども達も「アレ欲しいコレ欲しい」言うようになってきてるし。
コレではいかんと思いましたよ。
なので、お金の感覚を身につけさせることにしました。
ただ「高いから」といってもわからないので、最近我が家では「うまい棒」換算方式が導入されています。

たとえばピヨ子がスーパーなどで「あ〜、この髪ゴムか〜わ〜い〜い〜ん。買って〜ん」と言い出した時。
そしてそのゴムが290円などと言う暴利な値段であった時。
「ピヨ子、いいかい、これはね、290円もするんだよ。290円あったらうまい棒が29本も買えるんだよ(消費税は省略)」と。
すると「ええええええ?!うまい棒29本も買えるほど高いのっ?!」とヤツは言います。
「そう。だから買えないの」
「そっかぁ」
めでたしめでたし。

しかし、この方法には難点もあって、いちいちうまい棒に換算するのが面倒くさいのです。
「プラズマテレビは高いなあ」とチラシを見ながら私がつぶやく時、彼女は即座に「うまい棒何本分?!」と聞きます。
「ええ〜、たくさんだよう〜」と言うと「たくさんって何本? ねぇ、何本っ?!」とヤツは食い下がるのです。
計算が大の苦手の私は、チラシの隅っこでわり算をしながら、プラズマテレビでうまい棒が何本買えるか頭を悩ませるのでした。
ああ、くだらない話をこんなに長々と...。
反省。


九州男児と北海道男児。  2004 01/21

私は九州で生まれ育った。
18の年に北海道に一人で渡った。
大学の先輩、友人、バイト先の人、知り合いになる人なる人が、私の出身地を聞くと大抵聞いた。(周りには九州出身の人はゼロだった)
1.なんで北海道に来たの?
2.九州は雪は降らないの? 冬でも海水浴できるの?
3.九州男児は亭主関白って本当?

1についてはいちいち答えるのが面倒くさくなったので、途中から「北の国からに憧れてー」と答えるようにした。するとみんな納得してくれるのであった。本当は見たこともないんです。ごめんなさい。
2については私のせいで九州を誤解されると困るので、きちんと説明しておいた。
3についてはそれまでよく考えたこともなかったので、それから考えるようになった。そしてその通りだと思うようになった。

(私の知る限り)九州の男性はいばっている。
年代の差もあるだろうが、男子と女子は大抵仲が悪かった。
委員長は男子。副委員長は女子。
給食当番も掃除当番も、男子はふざけていても免除されたが、女子は当たり前のように黙々とこなした。
ちょっと生意気なことを言ったりしたりすると
「女のくせに!!」と言われた。
なにさ。女のくせにって。キイ〜〜〜〜〜〜ッ!!
うちの父はわりと優しい方だったが、新聞は「まずお父さんが見てから」。
どんな場所で父が寝転がっていようが、その上をまたいで通ったものなら張り手が飛んだ長女の私より、2歳半離れた弟の方がなんとはなしに優遇されていた(と思う。たぶん。半分以上やっかみかも)。

なぜ九州において男はそんなにえらいのか。
私は何年も何年も考えて、ある時ひらめきました。
それは....虫!!

北海道に比べて、九州はとにかく虫が多い。
蚊にハエ、ゴのつくものにムのつくもの、大きなクモ。
家が古かったので、そりゃーもう大変なものでしたよ。
蚊やハエぐらいならなんちゅーことはないですが、ゴやムやでっかいタランチュラのようなクモが出てきた日にゃあ、為すすべなし。
ひたすら父を呼ぶのみ。
「おとうさ〜〜〜〜〜〜んっっっ!!!」
ハイジの「おじいさ〜〜〜〜〜〜ん」など目じゃないほどの大声で。
すると父が丸めた新聞紙を右手に、超スピードでどこからともなく現れるのです。
かっちょいい!!
かっちょいいよ!!お父さん!!
そして熊のようにノソノソしている普段の姿からは想像も付かないほどの素早さで、奴らをやっつけてくれるのです。
ああ、かっちょいい。
九州の男性が威張っているのは、虫を退治してくれるからなんだ。きっとそうだ。

振り返って北海道の男性はどうかというと、とても優しい。
これはね、きっと冬のせいだね。
雪道での車の離合。暗黙の了解として、上り坂の上の方にいる人がまず止まって道を譲る。
坂道のぼっている方が止まると、そのまま動けなくなっちゃうからね。
あと、雪に埋まっている車を見ると、よほど急いでいない限り、スコップを持って男の人は駆けつけて救助する。そして中年男性ならば大抵「なんもだぁ〜」(いえいえ、大したことではないですよ)と言いながら去っていく。
かっちょいい〜。
誰も口には出さないけれど、きっと全てがお互い様だからなんだろう。

雪の朝、私より30分早起きして、雪だるまになりながら雪かきをしてくれている夫の背中を窓ガラス越しに見ながら、なんだかしみじみしてしまった水曜日。

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