「ともだち」 2003.3.22

     あのね
     ふとした瞬間に
     あなたがそこにいるような気がする

     ほくろの位置とか
     笑い声とか
     校庭のスタンドに座りこんでいる姿とか
     寒がりだったこととか
     よく泣いていたこととか
     いつも誰かに恋をしていたこととか

     そういうことがパラパラと
     スライドを見ているように
     ただパラパラと
     おでこの斜めうえあたりを
     通り過ぎていって
     しっぽは残らない

     そういうのって
     あなたが私のことを
     考えてる時なんじゃないかとか
     思ってみる