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ELTEバルトーク合唱団「冬の合宿」〜プスタ大平原〜

実は留学していた5年間、僕はELTE大学バルトーク合唱団にも所属していました。
この合唱団の指揮者バロシュ・ガーボル先生は、僕のツィンバロンの師匠サカーイ・アグネシュ先生のご主人。
アグネシュ先生から「せっかくヒロシはハンガリーに来たのだから、合唱もやりなさい!!」と、なかば強制的に(笑)
所属させられた合唱団でしたが、僕にとっては貴重な経験とたくさんの友達と数え切れないくらいの感動を
もらいました。ガーボル先生は、ハンガリーを代表する作曲家コダーイ・ゾルターンから直接指導を受け、
コダーイの作品をたくさん初演してこられた方です。だからガーボル先生はよく「コダーイはこう言ってたよ。」
というような話をされるので、僕はいつも、「まだコダーイが生きている」ような気がしていました。
さて、このバルトーク合唱団は年に2回の合宿や演奏旅行やら、イベントの多い合唱団で、冬にはプスタ大平原で
合宿するのが恒例になっていました。(大平原でキャンプをするわけではないですよ。ホテルです、もちろん。)
合宿はブダペスト・スプリングフェスティバルに向けての練習が中心になるので、たいがいの場合、新作が多く、
音取りも大変で、ガーボル先生はいつもイライラ・・・。それでも、夜にはみんなで、飲んで踊って、大騒ぎでした。
そういえば、マイナス25度の雪の大平原で「ヒロシ、乗ったことないだろ?乗せてあげよう。」と、
ウマぞりに乗せられたことがありました。足跡ひとつついていない雪の大平原をウマにひかれながら
そりで猛ダッシュしたのは、恐ろしく寒かったけど、貴重な経験でした。
そして、ディスノといってブタを丸ごと調理するイベントまでも経験させてもらいました。
これもまた、僕はいちばんカンタンといわれている「ブタの毛をバーナーで焼く係」に任命され、生まれて初めて
ブタの毛を焼くという貴重な(?)経験までさせてもらいました。楽しい楽しい合宿でした。

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