H10年3定決算特別委員会質問原稿 教育委員会 生涯学習部

 えー、私からは、来る2002年のワールドカップサッカー大会について質問させていただきます。これに関する質問をだれがやるかについては、他会派からも手があがったそうで(笑)、そういう名誉ある質問をさせていただくことに、心から感謝の意を表します。
 さて、この夏のワールドカップの大会に日本チームが初参加を果たしたことは、皆さんの記憶にもまだ新しいことと思います。開催国のフランスは、地元チームの優勝で沸きかえり、川口谷先生の大好きなシャンゼリゼ通りなどは、100万人を超す市民で埋め尽くされたと報道されていました。
 チケット問題やらマルセイユなどでの暴力事件があったことも、大会を盛り上げた大きな要因であったと思われます。(笑)
 本市では、このフランス大会に市長を頭とする関係職員を派遣し、スタジアムの施設整備状況や、警備システム、ボランティア活動、宿泊施設、輸送システムなどの運営の実態を調査したということですが、そのあたりのことについて2点質問いたします。

 1点目は、開催地の雰囲気など、大会全体の印象について、です。
 開催地における盛り上がりや、警備などに関する状況がどうであったのか、また、いくつかの開催地を視察したそうですが、それらの各自治体が大会運営にどう関わっていたのか、その実情についても併せてお伺いいたします。

 2点目は、札幌大会に向けての課題について、です。
 2002年大会まであと3年となり、今後は、日本組織委員会との連携を図りつつ、本格的な準備活動を進めていくことになっているようですが、フランス大会の調査結果を踏まえ、大会運営上の課題をどのように認識され、また、どのように取り組んでいかれるのか、お伺いしたいと思います。

再質問

 えー、それでは、もう2点お伺いいたします。
 1点目は、運営組織についてです。
 現在想定されている運営組織がどのようなものなのか、その内容と、その設立時期についてもお知らせいただきたいと思います。

 2点目は、PR活動についてです。
 こういう大きな大会となると、その会場は試合場だけのものではなくなるわけで、札幌の街全体が会場となるようでなければ大会が成功したとは言えないのではないかと思われますが、そのためには札幌市民の一人一人がその熱気を盛り上げる熱狂マシーンとなるようでなくてはどうにもなりません。 
 ところが、札幌市民というのは、私を含めて、適度に盛り上がって、ほどほどのところですぐ白けるという特性をもっておりまして(笑)、日本チームが決勝リーグに残れなかったり、また、決勝リーグに残ったにしても、その試合が札幌に来なかったりした場合は、かなり白けるのではないかと心配されます。そのあたりの様子があまりに露骨になりますと、国際感覚の面を疑われることにもなりかねません。
 そういう最悪の事態を回避するためには、やはり、それなりの手を打って、ワールドカップの意義や素晴しさなどを市民、道民に理解していただき、札幌大会の開催機運を盛り上げる必要があると考えますが、今後どのようなPR活動を展開されるおつもりなのか、お伺いしたいと思います。

要望

 えー、これまでの答弁を総括いたしますと(笑)、まあ、まだ、具体的なことはほとんど決まっていない、ということのようです。それだけに、今のところは、子どもたちからお年寄りまで、大会の開催を待ちわびているという好条件が続いております。この火を絶やすことなく、是非とも大会を成功に導いて欲しいと思うのですが、ただ、これだけは忘れて欲しくないという点がひとつあります。それは、経済効果に関する点です。
 聞くところによりますと、ワールドカップにおける経済効果は、出場チームのベースキャンプを誘致できるかどうかにかかっているということです。 
 ベースキャンプが誘致されれば、そのチームの練習試合が札幌でも行われることになり、その練習試合でもドームを満員にできるのではないかと言われております。公式試合がいくつ札幌に来るのかはまだわからないようですが、せいぜい3つか、4つというところのようです。ここにひとチームでもベースキャンプを張ってもらえたら、その練習試合はかなりの回数になると予想されます。したがって、出来る限り多くのチームのベースキャンプを誘致することが、札幌大会の成功とその経済効果のカギとなるように思われます。
 ちなみに、2002年の大会の開催時期は、本州も韓国も梅雨に入っているようで、梅雨のない札幌市は、キャンプ地の候補としては一番人気になることが予想されています。
 が、しかし、広島市などは、公式試合の開催を蹴飛ばしたくせに、その一番おいしいところであるベースキャンプの誘致にはひどく積極的であるようで、すでにその関係者が走り回っていると聞いております。これは、広島市ばかりのことではなく、熊本県なども同様の動きを見せているそうで、他の政令都市なども皆これを狙って水面下の動きをはじめていると聞きます。
 梅雨がないのは北海道だけだなどと安心していると、いつの間にやら本州勢に根こそぎ持って行かれるのではないかと心配で仕方がありません。
 最終的なことは、大会に参加する各国が決めることのようですが、ただ漫然とその決定を待つのではなく、その誘致合戦にも積極的に取り組んでいただきたいと強く要望いたしまして、私の質問を終わります。

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