南伊豆2003

ようやく、ようやく今年も伊豆の海水を染みわたらせることが出来たっ 我が青春に悔い無しだ。
太古より続く名もなき無数の生命の息づかい。
それが東京より僅か200Kmの距離にあるのだ。

ヒリドの海底
まるでラッセンの絵ですな
ウツボと小エビ
獰猛なウツボの棲まう岩窟には小さな同居人がいるものだ。彼の頭上に身を寄せる無数のエビたちが。
ハタンポ
海の穴居ミンジョク お馴染みハタンポ。熱帯淡水魚のハチェットに似ているが、生活様式は全く似ていない。
ルリスズメ
シリキルリスズメ 伊豆の海のアイドルだな。小さいくせに浅場から結構深いところまでいる。
タカベ
伊豆名物のタカベの群れ コバルト色の背中にイエローラインが美しい。伊豆の宿の食卓の常連で非常に美味だ。小さな口でパクパクとプランクトンを捕食している。その小さな大口を開けた個体も写っている。
ボラ
東京湾にて我が尻を直撃したボラ。ここのボラはジャンプしない。なぜか?
ハコフグ
岩窟に追いつめられたハコフグ
捕まるハコフグ
彼らは捕まりやすい。
今回私も限界深度に挑戦中に急に苦しくなり、このマスク内の空気で生還出来た。彼もこのマスク内の海水では長く生存は出来ない。早期釈放してやろう。
イサキの幼魚
イサキの幼魚と思われる小魚。初めて見た。
チョウチョウウオ
チョウチョウオ
死滅回遊魚ではないようだ。なにしろ大きい。
オオパンカイメン
オオパンカイメン?
大きくて面白いカタチをしているので目立つ。
ニザダイ
ニザダイ
群れでいることが多く、この群れの中にメジナが混じることもある。海草食が強い雑食らしい。
トゲアシガニ
トゲアシガニ
ゴロタ場の岩の下にいる。おっと奥に同居人の尻尾が!
シマアジ
シマアジの小集団 
コイツも初めて見た。単独の個体もいて小さなイワシの幼魚を追っていた。宿のオカズは同じようなサイズのこれの刺身だった。
海の害虫駆除屋のホンソメワケベラが付きまとっている。
ネズミゴチ
ネズミゴチであろうか?
見事な擬態と言いたいが、シルエットで魚とばれている。
沖根

沖根の周りはダイナミックだ。サラシで白濁する海面、直下は蒼い闇が広がる。
泡の下には多くの魚影が(クリックするとパノラマ写真

※注意 くれぐれもうねりに乗って座礁しないように。大怪我スルゾ。


その他

今年は駿河湾のイワシの豊漁も報じられる通り、全体に魚影の濃い南伊豆の海だ。プランクトンも多く、透明度は今ひとつだが、何より海の中が賑やかだ。ウツボまで浮かれて多くの個体が昼間から出歩く光景がそこかしこだ。しかし、例年よりメジナ・イセエビの姿が今ひとつ少ないのが気になった。

写真を撮り忘れたが、ラッパウニを素手で捕獲したが表面のポリプが指に付着して取れなかった。特に何ともなかったが、後で調べると有毒で、人によっては重篤な症状を呈する場合もあるらしい。気を付けねば。

それとは別に、鼻の下をクラゲに刺され、こちらの方が重篤な症状で困っている。