愛と独断の あらすじ&キャラ語り


キョーコ

 連載初っ端は、地味で一生懸命・けなげなが売りの一少女だったが
自分の青春全て捧げ、尽くしてきた男が
影で自分を「ただの家政婦代わり」と言ってるのを知り
豹変。男を追って、復讐の為芸能界入を目指す。

…と書くと、何だかドロドロ因縁モノみたいだが、
ノリはコメディ。 
何が素敵かって吹っ切れた後のキョーコちゃん。 
メイクをすると、誰もが振り向く美人に変身!

という 少女マンガのノリも好みだが
、「自分をフッた男(ショーちゃん)」が
「本当に、お前…キョーコか?」と、
思わず自分に見惚れるという事態でも、
フフンと鼻で嗤うのを通り越し、ダッシュで近寄り、
向う脛を蹴り上げた挙句
胸倉掴んで、「あんたの知ってるキョーコは、いないわ」と
ガン付けるという、気持ちよい荒技を見せてくれた。

 更には共演者が、「ショーちゃんが、あの子ばっかり
見てるっ」という理由で、自分と共演したくない
と言い出したときには「アンタのFANが ごねてんのよ。
いつもやってる手口で、ちゅーのひとつでも かまして
やんなさいよ!」とハッパかけ『さすがに芸能人同士
ヤバイだろう』とばかりに 尚が反論しようとすると
「今更ケチケチするんじゃ ないわよっ」と 清々しいまでに
ハキハキと 行動。

別の番組で、尚の足を引っ張ってやろうと
鶏の着ぐるみに 入って 画策する辺りも 今までにないヒロイン像。

 それでいて、ピュアな部分も棄てきれず くじけそうに
なると、小さい頃仲の良かった男の子にもらった
宝物の石を、お守り代わりに心を落ち着かせるのが微笑ましい。

どうやら、父は無く、母は精神的に自分を虐待し続けた人らしい。

 風邪を引いたときの民間療法、「大根の角切りを
蜂蜜にひたしておく」を 急遽準備は難しいから、と
「大根オロシに蜂蜜を和える」という方法に切り替えて出す
大雑把さも、魅力のひとつ。
それを「意外に美味い…」といえる蓮も、結構すごい



当代「抱かれたい俳優NO.1」 
その為、尚が強く(一方的に)ライバル視している。 

プロ意識が強く、「復讐」が理由で芸能界入を
したキョーコに反発。イジメこそしないが、
ニッコリ嘘スマイルに 毒舌 でチクチクとキョーコに絡んでいたが、
「尚ちゃん」絡み以外には、一生懸命なキョーコに、段段
惹かれてゆく。
が、本人は「頑張ってるって認めただけ」と己の
感情にまったく気付いていない。

余談だが、ニッコリ毒舌攻撃は リーマン社会には 
腐るほどある事なので OLには通じない技と見た。

 プロ意識は徹底して、高熱だろうが何だろうが
人前では 爽やか微笑を絶やさず、楽屋へ入った途端
気絶するタイプ。

朦朧とした蓮の始末に、その場に居合わせた困ったキョーコは、
「台本の台詞的に」行動を指示するというナイス機転で
切り抜けた。 
「食べることに興味がない」と人間として
許しがたき一方、日々ダイエットに苦しむ乙女には
大変羨ましい 性状である。
キョーコは気付いてないが、幼い頃 宝物の石を
くれた 幼馴染「コーン」であるらしい。



本名ショータロー(松太郎)にコンプッレックスを持つ
甘い卵焼きが嫌いで巨乳が好きな、ウルトラナルシスト。
とにかく「俺」が大好きで、
芸能界で成功してなきゃ「だめんず」呼ばわり
間違いナシの KINGofナルシー。 
 当初は憎まれ役だったが、あまりの俺様大好き振りと
人前では「カリスマ的 美形ボーカル」を演じきりつつ、
自室では バラエティー番組のビデオを擦り切れるほど
繰り返し見ては、腹を抱えて笑げ転がる
バカっぽさに 憎みきれない。

 美人に変身したキョーコを見て、「ふぉぉぉ
この俺が!!キョーコに見惚れるなんて〜」と苦悩する様も
お間抜けで良し。 正体を暴いてやろうと、口説きバージョンで、
キョーコに絡む様は、楽しかった。

ここまで お間抜けだと 復讐されても
それなりに、頑張って行きぬいてもらいたいと
思われてしまう、珍しいカタキ役。