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キャラ紹介 イザーク

イザーク・ゴットヒルフ・ヴァイスハイト
[Isaak Gotthelf Weisheit]

偽名:ゴットフリート
生年月:1888年4〜6月
出身地:
ドイツ帝国バイエルン州オーバープファルツ県
レーゲンスブルク

基礎情報

「オルフェウスの窓」第一部、第二部、第四部に登場。
第三部にはラジオ&フラッシュ・バック、
最後のシーンに登場。
「オルフェウスの窓 外伝」にはクララの師として登場。
作中では彼の15〜36歳までの
21年間が描かれている。

1903年秋に聖ゼバスチアン音楽学校に奨学生として編入、
ピアニストになるため勉学にいそしむ。
編入手続きの直後、オルフェウスの窓にのぼり、
同じピアノ科の男装の麗人ユリウスと出会う。
そして数日後、バイオリン科上級生クラウス (アレクセイ)とも出会う。

家族構成

父・母・義妹との四人家族であったが、 1901年・03年の相次ぐ父母の他界により、
義妹フリデリーケとの二人暮しになる。
家族は他に、後に妻となるロベルタ・ブラウン、ロベルタが生んだ彼の息子ユーベルがいる。

性格

典型的な真面目人間で、潔く誇り高い。
誠実で優しいが、我慢しすぎるところと 頑固なところがあるため、不運に見舞われることになった。
彼の人生は、常にピアノ・音楽と共にあり、それに対峙するときの彼は、心身ともに美しい。
耳ざとい時もあれば、物忘れが激しいこともある。 ストレスを溜め込み、酒に逃げる傾向がある。

恋愛経験は、初恋のユリウス、恋愛関係になったアマーリエ、結婚したロベルタと、
他のキャラクターに比べて一般的な経験をしている。
基本的に誠実で責任感のある対応をするものの、 職業病とも思われるほどにピアノへの執着心が強く
また、ピアノ以外のことへの感覚が比較的鈍感なことから、 あまり良いとは思えない結果となっている。

ピアノ以外のことには比較的鈍感とはいえ、デビュー以降、世界に関わる仕事をするようになったため、
世界の世情には一般的な知識を持っていることが窺い知れる。
また、第一次世界大戦が勃発した際、当初誰もがすぐに終わるだろうと思っていたのに反し、
「これはヨーロッパ中を…いやあるいは東洋までまきこむ大戦になるだろう…」と考えていることから、
当時夫婦関係で悩んで悲観的になっていたことを考慮しても、 比較的鋭い洞察をするようになっている。

特技・趣味とこだわり

特技はピアノ。趣味もピアノおよび音楽関連と思われる。狩猟や乗馬などの遊びには縁がない。
幼い頃から父にピアノの教育を受け、ピアニストになるよう育てられる。
天才的なピアノの才能ゆえに聖ゼバスチアン音楽学校や後に進学するウィーン音楽院で一目置かれ、
ルビンシュタイン賞受賞したり、ウィーンフィルハーモニーのソリストに迎えられたり、
また数々の世界演奏旅行をこなしたりと、世界的に有名なピアニストとなった。

1914年以前までにオーストリア国籍を取得 しているようであり、
ウィーンの上流社会では「われらの誇りだった」と評されたり、一般市民の話題に当然のごとく上ったり、
また実在した皇太子妃に「イザークの音楽はドイツとわがオーストリアとを結ぶかけはし」
と言われる設定から、彼の誠実な人格も相まって、相当な人気と地位を築いていたと思われる。

ピアニストとしての特徴は、ハンマーの重いピアノで練習したことに裏打ちされる「力強いタッチ」、
実在のピアニスト・バックハウスに比される「確かなテクニック」、
そして「深い楽曲への洞察力と厚みのある表現力」で、主にベートーベンを得意としている。
その他、リスト、シューベルト、シューマン、モーツァルト、ヘンデル、バッハ等
古典から近代の作品まで幅広くこなしている。

身体的特徴

作中のキャラクターの中でいちばん容姿が変わったキャラクター でもある。
初期は当初黒髪の七三分けヘアーでその印象を固めたが、
一度髪形を変えたのを転機に、池田理代子漫画のキャラクターにはめずらしく
数多く髪形を変えていく(計6回)。

同様に初期は華奢な体つきをしていたが、ユリウスが気にするほどに顕著な身体的成長をとげ、
同時に顔つきも、瞳の大きいかわいらしい少年の顔から、 眼が小さく整った男性らしい顔へと進化する。
また、長い上まつげや、その他の男性キャラクターにはほとんど見られない
長い下まつげを持つことも彼の特徴といえる。

周りへの呼び方・口調

聖ゼバスチアン音楽学校においては、日本における上下関係のように
先輩と同学年の学生に対して口調を区別している。

ユリウスやラインハルトに、名前を知ってはじめて呼ぶ際に名字に「くん」をつけて呼んだことがあるが、
モーリッツやクラウス等については最初からファーストネームなので、
特に強く意識して呼ぶ時のみの特徴だと思われる。

また、ウィーン留学後、ダーヴィトに対してのみ 「あなた」から「きみ」へと呼び方が変わり
口調も親しみを込めた、くだけた口調になっているので、
ドイツにおける"Sie(あなた)"の距離感のある関係から "Du(きみ)"を使える親しい関係に変化した
ということが窺い知れ、とても興味深い一例である。

服装

基本的に制服やスーツではラフな格好にはならないので、
制服でも夏は第一ボタンまできちんと閉めてブレザーを脱いだ形になる。
初期の私服では、ラフに第一ボタン(あるいは第二ボタン)まで開けてジャケットを羽織る形が基本。
ウィーン留学後、自由になるお金ができると、シャツやネクタイなどのバリエーションも増える。
寝巻きはシャツにズボン、寝起きにはガウンを羽織る。

飲食物の好き嫌い

聖ゼバスチアン時代、レストランで他人の食事を見て頼んだものが、 黒パンと大豆のスープだったので、
持ち合わせの金額が少なかったことを合わせても、少なくともこの取り合わせは好みであったと思われる。
財力をつけてからは、フランス料理を好んでおり、 料理人を雇ったり高級レストランに行ったりしている。
作法や上流階級的な趣向はウィーン留学してクラフト夫人邸に居候している時に体得したものだろう。

ロベルタが手料理を作った際のメニューは大豆のスープであったが、イザークはしかめ面をした。
原因はロベルタ独自で入れた「とりのもつとにんにく」 にあるのではないだろうか…。
ストレスを溜め込み、酒に逃げる傾向がある。

周りからの呼ばれ方

ほとんどの登場人物からファーストネームの「イザーク」と、
親しくない人物からは「イザーク・ヴァイスハイト」と呼ばれる。
義妹のフリデーリーケからは「お兄さん」 「兄さん」と呼ばれる。
ピアノ教師をしていた生徒やその家族からは「先生」 「ヴァイスハイト先生」と呼ばれる
(例外的に、年上であるイングリットは「イザーク」と呼ぶこともある)。

聖ゼバスチアンの劇の出し物でヒーロー役に抜擢された際、
相手役のオカマっぽい少年からは役名で「わたしのジークフリート」と呼ばれた。
ラインハルトいわくイザークの「崇拝者」になったというヴォルフィと、その母フローラからは
当初「ヴァイスハイトさん」と呼ばれていたが、親しくなりファーストネームで呼ばれる。
あだ名として聖者、清廉潔白居士 等。

外国語での表記

「オルフェウスの窓大事典」では"Isaak Gotthelf Weisheit" という表記になっている。
ミドルネームは、カタカナでは「ゴットヒルフ」だが、「オルフェウスの窓大事典」では
アルファベットでの読み方は Gotthelf(ゴットへルフ) となっていた。
Gotthelfは、Gotthilfが変形した名前で、
ゴットは神という意味で、ヒルフもヘルフも helfen 「助ける」という動詞の違う形なので、
「ゴットヒルフ」でも「ゴットへルフ」でも意味は同じである。

イタリア語版での表記:Isaac Gotthilfe Weischeit
インドネシア語版での表記:Isaac Godhelf Vaishuit



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