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「二人のてき弾兵」


”Romanzen und Balladen,Heft2”   『ロマンスとバラード第2集』  
作曲:シューマン 作詞:ハイネ

ハイネの詩にシューマンが曲をつけた、
『ロマンスとバラード第2集』の第一番目にこの曲があります。

「てき弾兵」の「てき」は、と書きます。
難しい漢字なので、ひらがなで書かれることも しばしばです。

ハイネは、幼少期にフランス革命思想にふれ、
生涯、人類解放を作品のテーマとして、 ナポレオンを人類解放の指導者として見ていたそうです。

シューマンの曲の最後には、フランス国家である ラ・マルセイエーズの
旋律が使われているそうです。

..〜〜*〜〜二人のてき弾兵〜〜*〜〜..

ちなみに、ドイツ語の詩から訳しただけなので、メロディには合いません。

Die beiden Grenadiere

Nach Frankreich zogen zwei Grenadier,
Die waren in Rußland gefangen.
Und als sie kamen ins deutsche Quartier,
Sie ließen die Köpfe hangen.

Da hörten sie beide die traurige Mär:
Daß Frankreich verloren gegangen,
Besiegt und zerschlagen das tapfere Heer
Und der Kaiser, der Kaiser gefangen.

Da weinten zusammen die Grenadier
Wohl ob der kläglichen Kunde.
Der eine sprach: "Wie weh wird mir,
Wie brennt meine alte Wunde!"

Der andre sprach: "Das Lied ist aus,
Auch ich möcht mit dir sterben,
Doch hab ich Weib und Kind zu Haus,
Die ohne mich verderben."

"Was schert mich Weib, was schert mich Kind,
Ich trage weit besser Verlangen;
Laß sie betteln gehn, wenn sie hungrig sind -
Mein Kaiser, mein Kaiser gefangen!

Gewähr mir, Bruder, eine Bitt:
Wenn ich jetzt sterben werde,
So nimm meine Leiche nach Frankreich mit,
Begrab mich in Frankreichs Erde.

Das Ehrenkreuz am roten Band
Sollst du aufs Herz mir legen;
Die Flinte gib mir in die Hand,
Und gürt mir um den Degen.

So will ich liegen und horchen still,
Wie eine Schildwach, im Grabe,
Bis einst ich höre Kanonengebrüll
Und wiehernder Rosse Getrabe.

Dann reitet mein Kaiser wohl über mein Grab,
Viel Schwerter klirren und blitzen;
Dann steig ich gewaffnet hervor aus dem Grab -
Den Kaiser, den Kaiser zu schützen!"
二人のてき弾兵

二人のてき弾兵がフランスへ帰る。
彼らはロシアで捕虜だった。
そしてドイツの宿に来た時、
彼らは意気消沈した。

彼らはこんな悲話を聞いた。
フランスは敗北し、
勇敢な軍は壊滅し、
そして皇帝が、皇帝が捕まったと。

てき弾兵たちは共に泣く、
きっとその悲しい知らせのために。
一人が言った「なんと悲しいことだ、
古傷が痛むようだ!」

もう一人が言った「歌は終わった。
おれもおまえと死にたいが、
家には妻と子供がいる。
おれ無しでは破滅する。」

「妻や子供など、おれにはどうでもいい。
おれには、はるかに優れた望みがある。
やつらが飢えてるなら乞食でもさせておけ。
我が皇帝が、我が皇帝が捕まったんだぞ!

頼みを聞いてくれ、兄弟。
今おれが死んだなら、
おれの屍をフランスへ運び、
フランスの土に埋めてくれ。

栄光の十字の付いたベルトを
おれにつないでほしい。
この手に銃を握らせ、
そしてこの体に剣を縛ってくれ。

おれは静かに横たわり、耳を傾けるだろう。
それは墓の中の歩哨のように。
いずれ砲声と馬のいななきと
ひづめの音を聞くまで。

我が皇帝がおれの墓の上を駆け、
多くの剣が音を鳴らし、きらめくとき、
おれは墓から武装して立ち上がろう。
皇帝を、皇帝をお守りするために!」



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