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K-Tech
対象車種 全車.
図1 リフレッシュされたリアマルチリンク5本と その配置
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図3 上図赤丸部アップ 拡大するとゴム部全周にわたりヒビが!
■世界初にして絶賛 誇れる完成度
図2 マルチリンクの1本 新旧比較(下側 新品)
 これまでは、通常多くて数本で支えていたものが、片側で
5本となっているので
機能としては優れたシステムですが
他と比べてしまうと、交換する時の
手間や部品の単価
どうしてもかかってしまいます。
 また 冒頭でも説明している通り リンクロッドのロッド部は
金属製ですが、
接合部はゴムブッシュなので図2.3の様に
注意して良く見ないとその劣化を発見できません。

 リア側の足回りの不具合というものはフロント側と違い
ステアリングなどに直接影響しずらく 上図Dのロアアームで
使用されていて 他ページで案内しているベアリングなどは
ブーツを使用している為、
車検の重要保安部位に当たり
対策で交換されている場合もありますが、
 このリンクロッドに関しては そういった理由
(高価・見えない)
から、まったく手が入っていないことが多々あります。


 では、やらなくてもいいのか?・・・
そんなことはありません
軽視されてしまいがちなリアですが、足回りのアライメントを
とる場合、
まず最初に合わせなければならないのがリア側
 それだからこそ、メルセデスベンツ社は数十年もかけて
これだけ凝った足回りをW124に与えたとも取れる程
実は走行性能を考えた場合重要な箇所でもあります。

 一例として4輪全ショックやフロントのロアアームを変えても
良くなったのは解るんだけど・・・と、違和感を感じていた方が
それでは…と、リアサブフレームマウントと合わせて交換した所
数百メートルで
「スーッと真っ直ぐ走るようになった!」と体感
そんな嬉しいお言葉を頂いたこともあります。
図4 SSTと新旧ボルト(一番右側が古いボルト)
 ここで紹介するリア・マルチリンクサスペンションは
メルセデス・ベンツが走る実験室たるレースの現場から発想し
そこから数十年の開発期間をかけて 1980年代初頭 W201にて
世界初の5リンクというカタチで市販化に成功
 その後も日進月歩な自動車業界で2002年のW210まで
まったく形を変えず他メーカーが 特許に触れない範囲でそっくり
模倣せざるをえなかったというくらい完成されたシステムです。

 ただし、その革命的と評されたマルチリンクの素晴らしさも
「新車であれば」という条件での話。

 リンクロッド自体は見ての通り金属製ですが
リンク部分はゴム製品 経年による劣化は避けれません。
■リアマルチリンクロッドの交換
■目立たないが蓄積された疲労
■手が込んでいるだけに必要な技術と道具
 一番最初の図1を見ていただければ解るように
リンク同士が複雑に関係しながら張り巡らされており
 また、部品自体もマイナーチェンジを繰り返している為
 左図のように取り付けのボルトが変更されていたり
また、その狭いスペースで締め付けを行うSSTが必要
だったりと
(左図の一番左側が専用SST)
 
 ただでさえ、交換後にアライメント調整などが必要で
「何も考えずに交換」という訳にはいかない上に
キッチリとメーカー指定に仕上げ様とすれば、そういった
ノウハウやら特殊な工具が必要な部位ですので。

しっかりとした裏付けのある工場
での整備をオススメします。