斉民要術 第8巻 第79章 (すぶたの作り方)

第一回目は、古代レシピ再現のコーナーで作成した古代すぶたを逐語的に読解します。なお、この文章は和訳が出版されていますが、(雄山閣 『斉民要術 現存する最古の料理書』田中静一 他著 以下「雄山閣本」)このコーナーは私自身が漢文の読解を勉強することが目的なので、分からない漢字を、辞書を引き引き自分の言葉で訳してみようと思っています。なお、しばらくして漢文に慣れて来たら、和訳のない漢籍を探してきて読解に挑戦したいと思っています。
 しかし…実際この文章を訳してみると、切れ目が分かりづらくて、とってもムズカシかった!!

◎語句

・酸zhun1法  は「まるごとの干し肉。切ったりしていない干し肉」 とある。干した肉を使ったかど
           うかは よくわからないが、「すっぱい肉」程度の意味で雄山閣本では「すぶた」と訳してい
           るのだろうか。

xun4      「煮る。温める。ゆびく。ゆがく」 

qi4       「終る、終える、済ます」

bing4      「并」に同じ 

luan      「きりみ、きり肉。こまぎれの肉。また、肉をこまぎれにする。」   

・別         「形、副 それとは別に」

san3      「羹の中に米を加える。また、その食品。雑炊、こなかきの類」

bo4      「さく。つんざく。」

・熟         「ジュクす{動}にる。にえる(にゆ)。火でくたくたになるまでにる。しんに通るまで、柔らか
           くにる。」








◎辞書略号◎

 学習研究社 漢字源(WEB版)
 大修館書店 中日大辞典
 大修館書店 漢語林
 Chinese Writer の中日辞書
 辞海

◎管理人訳◎
 
 すぶたの作り方。乳飲みの仔豚を湯通しした後、これを骨ごと切り身にして薄切りにする。それとは別に、皮付きの細切りシロネギと豆汁とでこれを炒め、ほのかに香りが立ったところで水を加え、柔らかくなるまで煮るのが良いとされる。うるち米を加えて雑炊にし、細く割いたシロネギと豆汁をこれに加え、よく煮えたら山椒や酢を加えると大変おいしい。

                                     2003.6.4更新

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