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★第2回 シネマチョップアカデミーアワーズ★
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| 1998年に劇場で観た映画、即ち
1998年上半期に観劇させて頂いた作品 の中から、当アカデミーの独断と偏見により選出した各賞は以下の通りであります。 |
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★最優秀作品賞 『シューティング・フィッシュ』 何てったって、'98年に出逢った映画の中で唯一の五つ星作品ですからね。これ正しく、順当な授賞と言う他ないでしょう。明るくポップなノリで綴られてゆく爽快な青春ストーリーには兎に角もう終始心躍らせれまくり。ホントにホント、素晴らしかったです。衝撃度という点では間違いなく'98年ナンバー1だった、『ムトゥ・踊るマハラジャ』も惜しい所まではいったんですけどね。余りに凄すぎて他とは比較にならないので、ここでは敢えて候補に止まって頂きました。そもそも計る物差し自体他の作品とは違ってましたからね、あれは。 授賞作を除く本賞候補作は以下の通り(並びは観劇させて頂いた順です)。『HANAーBI』 『革命の子どもたち』 『ドーベルマン』 『ムトゥ・踊るマハラジャ』 『L.A.コンフィデンシャル』 『ビッグ・リボウスキ』 |
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★最優秀監督賞 ピーター・ウィアー 『トゥルーマン・ショウ』 並み居る強豪を抑えて見事本賞を手にしたのは、ハリウッド仕立てならではの壮大なドッキリカメラを、フィクションの世界で見事敢行したヴェテラン、ピーター・ウィアー。斬新なアイディアを見事映像化したその手腕は大いに評価されてしかるべきでしょう。ホント、いい仕事してくれました。'98年最大の超衝撃(笑劇!?)作『ムトゥ・踊るマハラジャ』を撮ってしまった、K・S・ラヴィクマールって方もいろんな意味で凄くはあったんですけどね。作品賞同様他とは比較にならないので、ここでも敢えて候補に止まって頂きました。 授賞者を除く本賞候補者は以下の通り(並びは監督作の観劇順です)。北野武 『HANA−BI』 ジョン・ウー 『フェイス/オフ』 ヤン・クーネン 『ドーベルマン』 ステファン・シュワルツ 『シューティング・フィッシュ』 K・S・ラヴィクマール 『ムトゥ・踊るマハラジャ』 カーティス・ハンソン 『L.A.コンフィデンシャル』 ジョエル・コーエン 『ビッグ・リボウスキ』
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★最優秀主演男優賞 ジョン・ハート 『ラヴ&デス』 揺れ動く中年作家の恋心を、渋みを漂わせながらも軽快かつコミカルに演じたジョン・ハートが頭一つ抽んでたってとこでしょうかね。よりにもよって男性アイドルに恋をし、本能とプライドの狭間で揺れまくった挙げ句、ついにはストーカー行為にまで及んでしまう様は余りにお茶目で、兎に角もうおかしくってたまらなかったです。ヴェテランならではの底力を存分に堪能させて頂きました。インパクトという点では間違いなくナンバー1だった『ムトゥ・踊るマハラジャ』のスパースターこと、ラジニカーントも捨て難いと言えば捨て難かったんですけどね。これまた他とは比較の仕様がなかったので、ここでも敢えて候補に止まって頂きました。 授賞者を除く本賞候補者は以下の通り(並びは出演作の観劇順です)。ヴァンサン・カッセル 『ドーベルマン』 ジョン・タトゥーロ 『遥かなる帰郷』 ラジニカーント 『ムトゥ・踊るマハラジャ』 ジム・キャリー 『トゥルーマン・ショウ』 ジョナサン・リース・マイヤーズ 『ヴェルヴェット・ゴールドマイン』 ロバート・カーライル 『フェイス』
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★最優秀主演女優賞 ケイト・ベッキンセール 『シューティング・フィッシュ』 ここはキュートなヒロインぶりが素敵だった彼女と、『革命の子供たち』で気怠いコミュニストを演じたジュディ・デイビスの完全なる一騎打ちでしたね。どちらも本当に素晴らしかったので、W授賞も念頭に於いていたんですけど、結局の所は禁じ手、即ち演技云々より、ルックス等を含む当アカデミー的女性の好みで決めてしまいました。早い話がまあ“可愛いかったもん勝ち”っつう事ですな。スターリンの子を産んでまでして頑張ったジュディさんにはホントにホント、大変申し訳ないんですけどね。当アカデミー自体が基本的に雄なんで、こればっかはどうにも致し方ないんッスよ…。 授賞者を除く本賞候補者は以下の通り(並びは出演作の観劇順です)。岸本加世子 『HANA−BI』 ジュディ・デイヴィス 『革命の子どもたち』 パム・グリア 『ジャッキー・ブラウン』
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★最優秀助演男優賞 大杉漣 『HANA−BI』『アンラッキー・モンキー』etc. ズラリと揃ったクセものどもを抑えて見事本賞を制したのは、今や日本映画界に欠かせない名バイ・プレーヤーとなった大杉漣さん。何てったって、1998年に私が劇場で観た日本映画の全て(『HANA−BI』『卓球温泉』『アンラッキー・モンキー』『踊る大捜査線』)に出演してるんですからね。いやいや、こればっかはホント大したもんだ、っつうしかありませんよ。その中でも特に印象深かったのは、やはり『HANA−BI』で魅せた哀愁漂う車椅子姿と、『アンラッキー・モンキー』のゾンビヤクザ。キャラクター的には正しく両極端だっただけに、余計脳裏に焼き付けられましたね。ま、敢えて言うほどの事でもないんですけど、どちらも本当に素晴らしかったです。 授賞者を除く本賞候補者は以下の通り(並びは出演作の観劇順です)。ヴィゴ・モーテンセン 『アルビノ・アリゲーター』 ドミニク・ベタンフェルド 『ドーベルマン』 ガブリエル・バーン 『仮面の男』 ジョン・グッドマン 『ビッグ・リボウスキ』 ジョン・タトゥーロ 『ビッグ・リボウスキ』 スティーヴン・ワディントン 『フェイス』
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★最優秀助演女優賞 ホリー・ハンター 『普通じゃない』 『ブギー・ナイツ』『ビッグ・リボウスキ』で、それまでのイメージを打ち破るかのような渾身の女優魂を披露した、ジュリアン・ムーアも捨て難かったんです。ホント捨て難かったんですけど、ここは当アカデミー的印象度の高さと言う点で圧倒的な強さを見せた彼女、ホリーさんに華を持たせて差しあげたいと思います。ヤッターマンのドロンジョ様(声・小原乃梨子)を彷彿とさせる、ハイテンション且つコミカルな妙演はとにかくまあ強烈なインパクトを残してくれましたからね。シリアスなラヴ・ストーリー、『ピアノ・レッスン』でオスカー授賞(最優秀主演女優賞)した方とは、とても同一人物と思えないぞ、っつうギャップ感もまた当アカデミー的にはポイント高かったです。 授賞者を除く本賞候補者は以下の通り(並びは出演作の観劇順です)。ジーナ・ガーション 『フェイス/オフ』 ジュリアン・ムーア 『ブギー・ナイツ』『ビッグ・リボウスキ』 小泉今日子 『踊る大捜査線 THE MOVIE』
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★ワースト作品賞 『卓球温泉』 何てったって、98年に出逢った映画の中で一番星の少なかった作品ですからね。最優秀作品賞同様、これまた順当な授賞と言う他ないでしょう。一体何処が悪かったんだって言やあ、それはもう全て。作り手の方々には大変申し訳ないんですけど、最初から最後までただひたすらにつまんなかったです。妙に周防正行風を装ってるのも、当アカデミー的には非常に鼻持ちなりませんでした。ま、何はともあれ、もう2度とお目にかかる事はないでしょう。蟹江敬三さんには大変申し訳ないッスけどね。 授賞作を除く本賞候補作は以下の通り(並びは観劇させて頂いた順です)。 『ディディエ』 『アルマゲ丼』
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★特別賞 『ムトゥ・踊るマハラジャ』&ラジニカーント こりゃもうこういうカタチで別格扱いするしか術はないでしょう。我が道を往く驚天動地の映像世界は正にオンリー・ワン、余りに凄まじ過ぎて他作品とはもう比較の仕様がありませんでした。勿論、そんな作品の主演を務めたスーパースターこと、ラジニカーントもまた然り。豪快なアクション、強烈なダンス、そしてセクシーとは遠くかけ離れた刺激的なウィンクは、当アカデミーの記録、よりも記憶の中で、永遠に語り継がれていく事でしょう。全てに於いてホントにホント、“スペシャル”なのにも程がありましたよ。
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Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database.
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