三味線

三味線の種類
棹の太さにより大別して三つの種類があります。棹は太くなるほど音が重く、細くなるほど音は冴えて軽くなります。

太棹(ふとざお)
棹の太さ、八分九厘以上。俗に「太」と称し義太夫・津軽用。

中棹(ちゅうざお) 
棹の太さ、八分厘位から八分七厘位。端唄、小唄、地唄、常磐津、清元、新内、うた沢用

細棹(ほそざお)
棹の太さ、八分から八分三厘位。長唄及び一般俗曲用。俗に「唄」と称する。

三味線の材質
三味線の棹や胴、糸巻に使う材料()は、日本の材料は木質が柔らかく軽く適当ではないので、唄の種類、流儀にかかわらず唐木(中国を経て日本に入ってきたもの)を使います。主に紅木、紫檀、花林、黒檀などがあります。
胴は、安い花林棹から紅木、紫檀の高級品まで総て花林材を用います。

紅木(こうき)
棹として最適。最高級。木質が緻密で堅く重く、値段も高い。この木に「とち」と呼ばれる波形の縞模様のあるものが珍重される。「とち」のないものは品質も劣り、紅木といってもピンからキリまである。

紫檀(したん)
木質は緻密で堅くて重く、棹に最適。殊に「仲渡り」とか「古渡り」と呼ばれる古くて色の黒い特別に堅いものは紫檀の最高品で、紅木の二級品よりはるかに良い。現在は輸入禁止のため、今後は使えない。

花林(かりん)
木質が荒く柔らかく質は落ちるが、値段も格安で狂いも来ないので、稽古用として使われている。


 欅屋亭主より

三味線は高いものでは数百万円の物までございますが、お稽古用の花林のものでしたら五万円ぐらいからあります。また中古三味線も調整したうえご提供できます。
ご相談ください。