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緑豊かな多摩の地に
和中山 高蔵院(わちゅうざん・こうぞういん)は、東京都多摩市にあります。緑豊かな多摩丘陵の一角に建ち、最寄り駅から車で10分、中央道の国立府中ICからは15分という至便かつ閑静な場所にあります。眺望のよい高台に建ちながら、本堂も墓地も平地にあるので、ご高齢の方も安心してお参りができます。
弘法大師に導かれて
高蔵院は、真言宗智山派(しんごんしゅう・ちさんは)に属します。弘法大師・空海が宗祖で、総本山は京都の智積院(ちしゃくいん)です。この真言宗智山派のお寺としては、成田山新勝寺、川崎大師
平間寺、高尾山薬王院などがよく知られています。
高幡不動尊のもとで
もともと高蔵院は、隣の日野市にある高幡山金剛寺の末寺でした。現在も高幡不動尊との関係は深く、法縁のお寺として交流を続けています。当山本堂にかけられている「高蔵院」の扁額は、金剛寺の前貫主・故秋山祐雅大僧正が揮毫されたものです。
五百年の歴史
高蔵院の開山は室町時代とされ、五百年以上の歴史があります。村人が集う小さなお堂として始まったため、正確な由緒来歴ははっきりしませんが、ふるさと多摩の憩いのお寺として、今も多くの人々の信仰を集めています。
和
中不動尊として
ご本尊様は
大聖不動明王(だいしょうふどうみょうおう)で、こんがら童子・せいたか童子を従えています。お不動様は大日如来の化身とされ、わたしたちを仏道に導いてくださいます。高蔵院は「和中不動尊」として、護摩修行、加持祈祷、水子供養などを行っています。
住職
現在の住職は石坂齊雅(いしざか・せいが)、高蔵院第15世です。当年とって67歳。親しみやすい和尚さんで、檀信徒の方々との交流を最も大切にしています。
絵:神野叙一さん