バスアングラーへ

basuバス釣り 湖北

すべてのバス釣りアングラーへ

自分が満足するためにこの場所を訪れた
ただブラックバスが釣りたくて湖に立ち込み
夕日を眺めながら竿を振り
延々と信じた場所にルアーを投げる

コンッとロッドティップが跳ねる
その待ちわびた瞬間に豪快にアワセをするが
乗らない…

そのアタリに魅了され同じ場所に何度も何度も執拗なくらい攻めを繰り返す…
やがて日は陰り辺りは徐々に闇へと変貌してゆく
これだけ粘ったのだから後には引けない
今引き下がれば5分後にランカーバスが回遊してくる
自問自答を繰り返しながらアタリを待つ…

そこまでバスという魚にのめりこむと
周りの人間は陰で「あいつは釣りバカだ」と笑う声が聞こえてくる…
確かにバカかもしれない
しかし楽しいから仕方がない…
どんなに大きなバスがいるかもしれないこの場所で
何が起こるかわからないこの世界で
ただじっとその時を待つ 
それはまさにロマンだ
その意味が分かるのはバスアングラーだけだ

月明かりに変わった闇のフィールドはいささか不気味な雰囲気をかもし出す
はたから見れば俺はヤバイ奴だ
だけどもここから離れることができない自分がいる
信じて待つことこそ意味があるのではないか

プンッとロッドが跳ねる
間髪入れずにアワセた先にはズンっと重みを感じ瞬く間に生命感へと変わる
グイグイとドラグを逆回転させながら闇の奥へと突き進もうとする
心臓が破裂しそうなくらいの死闘が始まる
これを待ちつづけていたんだ
これを手にした時の達成感を俺は待っていたんだ
竿はウネリ 手首は痛みさえ覚える
力強い格闘が続き やがて獲物は近くへと手繰り寄せられる
その大きなアゴを摑み取る瞬間まで
がっしり摑み天高くそのバスを掲げるまで
バスアングラーの夢は永遠に続くのだ。