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  ヴァージニア州ヨークタウン生まれ。1999年、メグ・ラングスロー・シリーズでデビュー。マリス・ドメスティック・コンテストの最優秀作、アガサ賞及びアンソニー賞の最優秀処女長編賞を受賞。


著作リスト

庭に孔雀、裏には死体 2001年4月 ★★★★☆ メグ・ラングスロー
野鳥の会、死体の怪 2002年3月 ★★★★☆
13羽の怒れるフラミンゴ 2003年 ★★★☆
ハゲタカは舞い降りた 2004年 ★★★★
恋するA・I探偵 2005年8月 ★★★

Murder,with Peacocks  庭に孔雀、裏には死体     ハヤカワ文庫  2001年4月

  母親と親友と弟、3っつの結婚式の花嫁介添人を同時期に頼まれてしまった主人公のメグが、3人の花嫁に振り回されながらついでに殺人事件にも巻き込まれるお話。ミステリ好きの父親にそそのかされて素人探偵として、結婚式の準備の合間を縫って奔走する物語です。

登場人物が皆超個性的で、毒舌で、自己中心的でさいこーです。メグが大嫌いなバリーをなんとか犯人に仕立て上げようとしたり、なんか通常の探偵さんとは全く違う方向に向かってる所が面白いです。
邦題も面白くインパクトのあるものですし、軽く読むのにもってこいの作品ではないでしょうか?

Murder,with Puffins  野鳥の会、死体の怪     ハヤカワ文庫  2002年3月

  舞台設定は、第一作(↑)の事件解決のすぐ後。結婚式を終えても居座り続ける親戚たちから逃れようと、今まで誰にも見向きもされなかった叔母さんの別荘へとやってきたメグとマイクル。大嵐を乗り越えてやっとたどり着いた静かな(はずの)島。島に居るのは鳥とバードウォッチャーだけのはずが・・・なぜか家族勢ぞろい。そしてまたもや殺人事件が発生してしまいます。そして今回はお父さんが容疑者に・・・・・


Revenge Of The Wrought−Iron Flamingos  13羽の怒れるフラミンゴ     ハヤカワ文庫  2003年

  故郷の記念祭に、本職の鍛冶職人として参加することになって、さぁ稼ごう!と気合を入れていたメグ。だが、このお祭りの最高責任者として頑張ってるのがマイクルのお母さんだったからさぁ大変。
あれやこれやと無理難題を吹っかけられた挙句に殺人事件まで発生しちゃって。
記念祭を無事成功させることしか念頭に無いマイクルのお母さんから早期解決を言いつけられてしまい・・・


CROUCHING BUZZARD,LEAPING LOON  ハゲタカは舞い降りた     ハヤカワ文庫  2004年

  素人探偵のメグ・ラングスローが活躍するシリーズの4作目。今回は弟のために一肌脱ぎます。つまり、今回の容疑者は弟。
  メグの弟ロブが作ったゲームソフトがバカ売れし、彼は自分のソフト会社を立ち上げる。当分の間手の怪我で作品作りが出来ないメグは、人手不足のロブの会社で受付の仕事を手伝うことに。というのは口実で、本当は不穏な動きの見られる会社内部をそれとなく探るためだった。
  折りしも会社では『ペットを職場に連れてこよう運動』の真っ最中で、会社の中は様々な動物であふれかえっていた。そんな中事件は起きた。悪ふざけが大好きなテッドがマウスコードで首を絞められて、メールカートに乗せられてオフィス中をぐるぐる走りまわされていたのだ。皆はいつもの悪ふざけと思い込んでいて、いつから死んでいたのか分からない有様。第一容疑者としてロブが警察に連行されてしまったため、メグは真犯人探しをはじめるのだが・・・怪しい人だらけで・・・・


You’ve Got Murder  恋するA・I探偵     ハヤカワ文庫  2005年8月15日 : 訳者/島村 浩子

  題名のとおり、A・I(人工知能)が主人公です。そして、題名のとおり、恋をしてしまいます。
  主人公は人工知能パーソナリティ(AIP)と呼ばれるチューリング・ホッパー。名前の由来は・・・コンピュータに詳しい人は分かるかな?そうでない人は、本に書いてあります(笑)。性別は一応女属性??
  チューリングは、ユニバーサル・ライブラリー社のドル箱商品。どのような業務をこなすかというと、検索エンジンと同じような感じ?それのめっちゃ優れた版。顧客の求める情報に、速やかに幅広く学習しながら応えてゆく・・夢のような商品です。その彼女を開発したプログラマ、ザックが音信不通になったことから、事件は明るみに(というか、チューリングの周りで)なる。開発者のザックに淡い恋心を抱く乙女A・Iのチューリングは、独自のネットワークと柔軟さを遺憾なく発揮し、事件の本質を探ろうとしていた。でも、彼女は所詮コンピュータのプログラムでしかない。自由に動くことも喋ることもできない。そんな彼女は、自分の顧客である同社の社員の中から適当な人員を選び、彼らを自らの手足として捜査を進めてゆくのです。が、事件は企業買収やらなにやら、一筋縄ではいかない方向へ向かってゆき・・・・・