TOP本棚Index海外作家Index>C>Agatha Christie


  1890年、イギリス生まれ。1920年に『スタイルズ荘の怪事件』でデビュー。1976年に亡くなるまでに、長篇・短篇などを100以上残している。
  知らない人はいないのではないか?と思われます。

著作リスト (m:ミス・マープル/p:ポワロ/無印:その他  出版年度は、早川書房のクリスティ文庫に準じてます。

スタイルズ荘の怪事件 (p) 2003年10月
パディントン発4時50分 (m) 2003年10月
そして誰もいなくなった 2003年10月
牧師館の殺人 (m) 2003年10月
予告殺人 (m) 2003年11月
ポケットにライ麦を (m) 2003年11月
カリブ海の秘密 (m) 2003年12月
復讐の女神 (m) 2004年1月
書斎の死体 (m) 2004年2月
魔術の殺人 (m) 2004年3月
動く指 (m) 2004年4月

The Murder At The Vicarage  牧師館の殺人     ハヤカワ文庫  2003年10月

  ロンドンからちょいと離れた閑静な小村セント・メアリ・ミード村で殺人事件が発生。しかも、牧師館の書斎で。詮索好き・噂好きの老嬢ミス・マープルが、深い洞察力でもって事件の真相にせまる。

自由奔放に生きる、牧師の奥様が素敵。

A Murder Is Announced  予告殺人     ハヤカワ文庫  2003年11月

  『殺人お知らせ申し上げます』 朝刊に載った殺人予告ともとれる殺人。誰もが単なるいたずらだと考えたが・・・・・

A Pocket Full Of Rye  ポケットにライ麦を     ハヤカワ文庫  2003年11月

  以前マープルの下で行儀見習いをしていた娘が殺された。連続殺人で、マザーグースのうたをなぞった形で遺体が発見された。怒りに燃えたミス・マープルが、犯人に正義の鉄槌を下す。

4:50 From Paddington  パディントン発 4時50分     ハヤカワ文庫  2003年10月


                      カリブ海の秘密     ハヤカワ文庫  2003年12月


NEMESIS  復讐の女神     ハヤカワ文庫  2004年1月


The Body In The Library  書斎の死体     ハヤカワ文庫  2004年2月

  あるはずの無い所にあった若い女性の死体。憎しみの連鎖が事件を難解にしていく。偏屈者のマープルおばあちゃんも、今回はさほどアクが強く感じません。

THEY DO IT WITH MIRRORS  魔術の殺人     ハヤカワ文庫  2004年3月

  マープルの旧友ルースは、恋人と結婚した妹の様子がなんだか気になり不安に思い、マープルに様子を探るように依頼する。そして、案の定事件が起こる・・・

マープルは、人を観察して人格を探る時に、必ず自分の良く知る人物に当てはめて考えます。しかも大抵の場合、彼女の住むセント・メアリ・ミードという田舎の村の住民に当てはめる。
それはとても理に適ってるやり方だと思います。人には大まかなタイプがあって、似てる人って似てる選択をしますもんね。
そしてそれを取っ掛かりにして、冷静に推理をするおばあちゃん。私もできることならばボケずにこうありたいと願う。のですが、まだ平均寿命の半分も来てないのに、ボケの兆候が・・・・・

THE MOVING FINGER  動く指     ハヤカワ文庫  2004年4月

  飛行機事故にあったバートンが、療養のために妹と共に小さな村にやってきた。それと時を同じくして、村では悪意と中傷に満ちた匿名の手紙が、無差別に届けられ始めた。やがて一人の女性の服毒自殺から殺人事件へと発展していき、小さな村は疑心暗鬼に包まれて・・・

マープルは最後の方まで登場しません。大部分は村の新参者のバートン兄妹が推理してます。どうにもこうにも捜査が行き詰まり、業を煮やした村人の一人が、”小さな村の村民の間の問題における専門家”として、マープルを連れてきます。

THE MYSTERIOUS AFFAIR AT STYLES  スタイルズ荘の怪事件     ハヤカワ文庫  2003年10月

  かわいそうなヘイスティング。
  事件そのものはとても単純明快なのに、各人の秘めたる思いが、こうも事件を複雑にしようとは・・・ぐるぐる繰り返して、本当に『ジャックの建てた家』状態。

AND THEN THERE WERE NONE  そして誰もいなくなった     ハヤカワ文庫  2003年10月

  『10人のインディアン』の童謡になぞらえて、一人また一人といなくなってゆく・・・・お話。