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  ニューヨーク生まれで、コロンビア大医学部を卒業後、ボストンで眼科を開業。病院や研究所の内幕モノを得意としている。医療関係の物語の迫力は、さすが医師だけあって相当のものです。映像化されている作品も多いです。
  専門である医学界だけでなく、様々な舞台で事件を展開させています。専門外に関するリサーチも完璧ですね〜。

著作リスト

コーマ 昏睡 1983年
スフィンクス 1984年
マインドベンド 洗脳 1985年
ブレイン 脳
アウトブレイク 感染 1988年 ★★★☆
モータル・フィア 死の恐怖
ミューテイション 突然変異
ハームフル・インテント 医療裁判 1991年
フィーバー 発熱 1991年
ヴァイタル・サインズ
ブラインドサイト 盲点
ゴッドプレイヤー 神を演ずる者 1993年
ターミナル 末期症状 1994年
フェイタル・キュア 致死療法
アクセプタブル・リスク 許容量 1996年
コンテイジョン 伝染 1997年
インヴェイジョン 侵略 1997年
クロモソーム・シックス 第六染色体 1998年
トキシン 毒素
ベクター 媒介 2000年 ★★★★
アブダクション 遭遇 2001年 ★★★★
ショック 卵子提供 2002年

COMA  コーマ −昏睡−     ハヤカワ文庫  1983年

  有名病院の手術室で続発する麻酔事故。病院側から圧力を受けながらも、単独で調査を始めた女子医学生が真相に近づくと・・・

多元中継のような話の展開に、深く引き込まれて臨場感たっぷり。どこかで確実に起きていそうな話ですが、身近では考えにくいなぁ・・でも・・・

1978年、監督・マイクル・クライトンで映画化されてます。


SPHINX  スフィンクス     ハヤカワ文庫  1984年

  これは、医学ミステリじゃないです。舞台は題名から推し量れるとおり、エジプトです。
  米国人考古学者のエリカの目の前で起きた殺人事件。古代エジプト王セティー1世の立像をめぐる陰謀に、否応無く巻き込まれたエリカの身近にも、危険が迫る・・・

くどくない説明が、いい。

1981年、映画化。


MINDBEND  マインドベンド  −洗脳−     ハヤカワ文庫  1985年

  医学生アダムが、有名クリニックと製薬会社にからむ巨大な陰謀に立ち向かう。

傍から見ていると些細なことなのに、すれ違いって大きいのね。小さなヒビのうちに隙間を埋めておかないと、飛び越えられないほどの谷間ができちゃう。それもあっという間に。でも、アダムのお父さんがまともでよかった。なんか、髪の毛と時計を売ってしまう物語を思い出した。

BRAIN  ブレイン  −脳−     ハヤカワ文庫  

  N.Yの大学医療センターで、若い女性患者に奇妙な症状が相次いで現れた。不審に思った放射線科医のマーティンは、脳のレントゲン写真からの解明を試みるが・・・・・

OUTBREAK  アウトブレイク  −感染−       ハヤカワ文庫  1988年

  題材はエボラ出血熱。同名のハリウッド映画がありましたが(ダスティン・ホフマンの)あれではないです。こちらは『レベル4』という題名でTVドラマ化されてます。

主人公のマリッサ、強すぎる。事件に巻き込まれても、どうにか現状を乗り切ろうという思いだけで、危機をすり抜けてしまう。ダイ・ハード的。最後の何行かの所で仲直りした2人。さーてこれから・・・って所をはぶいちゃったのが面白い。好感が持てます。

1995年、TVドラマ化。(レンタルで観れます)


MORTAL FEAR  モータル・フィア  −死の恐怖−     ハヤカワ文庫  

  遺伝子組み換えが題材になっている。

1994年、TVドラマ化。


MUTATION  ミューテイション  −突然変異−     ハヤカワ文庫

  代理母と遺伝子操作を題材にした作品。

HARMFUL INTENT  ハームフル・インテント  −医療裁判−     ハヤカワ文庫

  何者かに仕組まれた医療ミスにより、裁判で有罪になった麻酔医のジェフリー。自身の無実を証明しようと奔走するうちに、故意に麻酔薬を汚染する謎の殺人者の影が・・・

ちょうどこれを読んでいたとき、病院に詰めてなければならない状態で、縁起悪いなぁ・・・とか思いながら読んでいた記憶が。

1993年、TVドラマ化。


FEVER  フィーバー  −発熱−     ハヤカワ文庫     1991年

  化学工場が廃棄したベンゼンが河川を汚染。それが原因で娘が白血病を患ってしまった癌研究者が、工場を閉鎖に追い込むべく行動を起こすが・・・・・

この本が、私の初ロビン・クックでした。専門用語とか難しい話が盛りだくさんだけど、なぜか惹きこまれてしまう。なんか。これを読んでいると自分がその道の専門家になったような気分に浸れちゃうんです。

VITAL SIGNS  ヴァイタル・サインズ  −妊娠兆候−     ハヤカワ文庫

  不妊治療に通うマリッサ(アウトブレイクの)と同じクリニックに通う患者が自殺した。不審に思って調べてみると、自分を含む同じクリニックに通う患者だけが珍しい病気に罹っている事が分かり、原因を究明するためにオーストラリアへと向かうが・・・

BLINDSIGHT  ブラインドサイト  −盲点−     ハヤカワ文庫

  N.Y監察院のローリーが主人公。

GODPLAYER  ゴッドプレイヤー  −神を演ずる者−     ハヤカワ文庫  1993年

  手術後順調に回復していた患者が、次々と原因不明で亡くなった。不審に思った精神科レジデントのキャシーは、友人医師のロバートと調査を開始する。しかし、2人が事件の真相に近づきかけた時、ロバートが謎の死をとげ、キャシーの身にも魔の手が・・・

TERMINAL  ターミナル  −末期症状−     ハヤカワ文庫  1994年

  『スシダ工業』・・・すし?・・・寿司?とにかく、日本名がへんです。日本嫌いなのかなぁ・・・

1996年、TVドラマ化。


FATAL CURE  フェイタル・キュア  −致死療法−     ハヤカワ文庫


ACCEPTABLE RISK  アクセプタブル・リスク  −許容量−     ハヤカワ文庫  1996年

  三百年前に起こった魔女狩り。当時処刑された一人の女性の末裔にあたる娘がその真相を探り、魔女と目された異常な行動や性格の原因を、科学的に追究していく。そして魔女狩り再び。

CONTAGION  コンテイジョン  −伝染−     ハヤカワ文庫  1997年

  N.Y監察院シリーズ。マンハッタン総合病院で、謎の病気が流行しはじめた。患者の死因に疑問を抱いた監察医ジャックは捜査を始めるが、病院のスタッフにまで病気が広まってしまい、挙句の果てにジャックにも危機が迫っていた・・・

INVASION  インヴェイジョン  −侵略−     ハヤカワ文庫  1997年

  地球外から、隕石にひっついてやってきた未知のウィルスとの戦い。

ハラハラ・ドキドキで楽しめます。

1997年、TVミニシリーズ化。


CHROMOSOME 6   クロモソーム・シックス  −第六染色体−     ハヤカワ文庫  1998年

  N.Y監察院シリーズ。死体置き場から盗まれた、検死前のギャングの射殺体。この奇妙な事件の裏には、臓器移植ビジネスがからんでいるもよう。事件の真相を追い、ジャックとローリーはアフリカへと飛ぶが・・・

TOXIN  トキシン  −毒素−     ハヤカワ文庫

  O−157が題材。

VECTOR  ベクター  −媒介−     ハヤカワ文庫  2000年

  N.Y監察院シリーズ。ジャックがN.Yを襲う細菌テロ集団と戦う。

ちょっと前というかだいぶ前にアメリカで流行ってしまった、たん素菌レターは、ここからヒントを得たのでしょうか??

ABDUCTION  アブダクション  −遭遇−     ハヤカワ文庫  2001年

  地質調査の為、潜水艇で大西洋の海底火山の火口を視察していた海洋地質学者のスーザン。その火口は、実は地底世界への入り口だった!現在の人類よりもハイレベルな技術力を持つ地底人たち。はたして無事帰ることはできるのか・・・

今までの医学界を舞台にしたミステリとはガラリと設定を変えて、サイエンス・ファンタジーもの。いけてる。

SHOCK  ショック  −卵子提供−     ハヤカワ文庫  2002年