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  1959年大阪市生まれ。同志社大学在学中より、推理小説研究会に所属していた。

著作リスト  (H:アリス&火村シリーズ、E:アリス&江神シリーズ)

マジックミラー 1993年
月光ゲーム 1994年
孤島パズル 1996年
双頭の悪魔 1999年
46番目の密室 1996年
スウェーデン館の謎 1998年
ダリの繭 1993年
ロシア紅茶の謎 1997年
ブラジル蝶の秘密 1999年
海のある奈良に死す 1998年
朱色の研究 2000年
虹果て村の秘密 2003年
まほろ市の殺人 冬
絶叫城殺人事件

マジックミラー       講談社文庫  1993年



  とても丁寧で読みやすい作品。時刻表のトリックをメインとみせかけてサブに使うとは・・・

月光ゲーム        創元推理文庫  1994年

  

  デビュー作です。

孤島パズル        創元推理文庫  1996年

  

  挑戦的なのに傲慢な所がなく、読みやすい。

双頭の悪魔       創元推理文庫  1999年

  舞台は嘉敷島(↑)での惨劇の後。マリアが行方不明になってしまう。(というか、居る場所は判明しているが)。それを、英都大推理小説研究会の面々が推理する。
  閉ざされた村と現実を結ぶたった一つの橋が、大雨により流されてしまう。川の向こうにはマリアと江神部長、こちらにはアリスと望月と織田。電話線も切れてしまい、連絡をとる術がなくなってしまい・・・・・

お互いのこと見えないのに、何故か妙にシンクロして。目には見えないつながりがあるのを感じました。

46番目の密室       講談社文庫  1996年



  アリスと火村教授のシリーズ第一作目。アリスは32歳になってます。火村助教授は、アリス&江神シリーズで出てきた英都大学に勤めている設定。アリスと同学年。大学2年の時からの知り合い。

スウェーデン館の謎       講談社文庫  1998年

  裏磐梯にあるスウェーデン館と呼ばれるお屋敷が舞台。事件の陰には4年前に起きた子供の事故が見え隠れして・・・

ダリの繭        角川文庫  1993年

  サルバドール・ダリに傾倒していた有名宝石チェーン店の社長が、奇妙な繭のようなカプセルの中で変死していた。生前あったはずの特徴的な髭は剃り落とされ、着衣も全て持ち去られていた。この不可解な事件にアリスの友人が巻き込まれてしまい、真相を探るべく助教授火村と共に事件解決に乗り出す。

ダリの絵、本物を観にいきたいです。まぁそれはいいとして、この被害者の愛用していた『フロートカプセル』なるもの、私も使ってみたい。リハビリ系の病院によく置いてある酸素カプセルじゃないよね?エステとかにある全身洗濯機?みたいなものかしら?

ロシア紅茶の謎     講談社文庫  1997年

  表題作を含む6篇の短篇集。
  一番のお気に入りは、『動物園の暗号』。全然解けませんでした。

ロシア紅茶といえば、ジャムを落として飲む紅茶ですよね。私は苦手なんですけど、具合悪そうにしてると色んなとこですすめられるんですよね。今度挑戦してみよう。でも・・・・・紅茶は断然ストレート派なんですよね。ミルクも入れないし、砂糖もね。・・・ジャムかー・・・

ブラジル蝶の秘密       講談社文庫  1999年

  これも短篇集です。国名シリーズ第三弾。


  この中でのお気に入りは、『彼女か彼か』に出てくる、カマの蘭ちゃん。カマキャラっていいよね。あとがきで、蘭ちゃんと火村助教授が推理合戦する長篇は・・・作る予定ないって書いてたけど、是非読んでみたい!!

海のある奈良に死す       角川文庫  1998年

  同業者である赤星楽が、『海のある奈良に行く』と言い残しそのまま帰らぬ人となった。他殺の疑いが濃厚だという。彼の死の疑問を解くべく、友人火村助教授と共に、福井−京都−東京を行ったりきたりするが、なにぶん推理小説家が巻き込まれた事件であるため、複雑になってしまって糸口さえなかなかつかめない。が、意外に単純な・・・・・

アリスの同業者の朝井小夜子がなんかいいキャラです。

朱色の研究       角川文庫  2000年

  火村のゼミに所属する女子学生から、『2年前の未解決事件を捜査してほしい』と頼まれた彼は、早速捜査を開始するが、その矢先にまるで火村に挑戦するかのような事件が発生し、アリス共々事件に巻き込まれてしまう。依頼してきた貴島朱美は異常なまでに『オレンジ色』に恐怖を抱いており、そのことも今回の事件と係わりがあるのか・・・・・

虹果て村の秘密       講談社ミステリーランド  2003年

  講談社が子供向けに発行している『ミステリーランド』の第2回配本作。

まほろ市の殺人 冬   蜃気楼に手を振る       祥伝社  平成14年

  4人の作家による幻の都市『まほろ市』を舞台にした競作の冬編。
  冬になると現れる蜃気楼は、まほろ市の風物詩の一つだ。その蜃気楼に向かって手を振ると、あちらの世界へ連れて行かれてしまう・・・という実しやかな言い伝えがある。実際、25年前蜃気楼に向かってこっそり手を振った兄が事故死しているので、満彦にとっては信憑性はばっちりだった。そして大人になった今、ほんの出来心からの行為が殺意を呼び、様々な幻に翻弄されることとなる。

春編 夏編 秋編

絶叫城殺人事件       新潮社文庫  平成16年

  表題作を含む短篇6篇からなる。
  『黒鳥亭』『壺中庵』『月宮殿』『雪華桜』『紅雨荘』と、どれもこれもいかにも殺人事件の舞台になりそうなネーミングの邸宅で起きる事件に、アリスと火村のコンビが挑む。