TOP本棚Index日本作家Index>や>横山 秀夫


  1957年東京生まれ。上毛新聞社で12年間記者として勤めた後、フリーライターとなる。1991年『ルパンの消息』がサントリーミステリ大賞佳作に。1998年、『陰の季節』で第5回松本清張賞を受賞してデビュー。『半落ち』が映画化で話題に。

著作リスト

第三の時効 2003年
陰の季節 2001年

第三の時効          集英社  2003年

  表題作を含む短篇6篇から成ります。2004年版このミステリーがすごい!第4位。
  うむむむむ・・・・・硬いです。男です。警察官です。
私は身近に警察関係の方が居ないので解りませんが・・・・すごいんですね。罪を憎む気持ちは同じなのに、みんなバラバラ。鼻息が荒い。作者の横山氏は記者をしていたみたいなので、その時の目線で描いているのでしょう。プラス、理想も多分に踏まえて。
県警とか所轄とか・・・ちょっとよくわからないですが、ドラマでよく目にする縄張り意識っていうのが、実際にあるんですね。

陰の季節          文春文庫  2001年

  警察の管理部門に所属する警察官の視点で捉えた警察内部の物語。D県警シリーズの第一弾。短篇集です。
  『陰の季節』は、人事に苦慮する二渡警視が、現役を退いても尚犯人検挙に燃える男の生き様を追う物語。華やかに見える刑事たちが主役ではないので、派手なアクションとかは全然でてきませんが、深い所での感情のもつれやなにやらが繊細に描き出されている。男の世界にもドロドロとしたものが渦巻いていて、なんか直視するのがイヤになります。警察官って組織によって雁字搦めにされてるんですね。これを鵜呑みにするわけではないけど、事件記者の目で見ているので、きっとすごく近いんだろうね。