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キッチンはステンレスで


   ■プランニングシート
■キッチンの位置
■キッチンの形
■オープンなステンレスキッチン
■厨房屋めぐり
■メーカー決定
■キッチン水栓

   ■プランニングシート

台所の計画は、プランニングシートには以下のように書きました。
間取り
台所:4畳の2人で働ける広さ。対面式キッチン。
  シンク、ワークトッブの下は空間(システムキッチン不要)
  背面に配膳カウンター+食器棚造作。
  給排気型レンジフード。天井付近に小型換気扇(20cmタイプ)。
  冷蔵庫、電子レンジ。作業者から1m以上離して。
勝手口+食品庫:1畳

住宅設備機器工事
   システムキッチンは用いず、ステンレス・シンク(SUS304)を設置し、シンク下は空間とす る。


■キッチンの位置
●対面式キッチン
   対面式は連れ合いの強い希望でした。理由は、
 1.台所に立っているときにも子供の様子を見られる
 2.キッチン内部の雑然とした様子を他人に見られたくない
です(よくある理由ですね)。

台所を食堂や居間と独立させるクローズド型はイヤだという反面で、オープン型もイヤだということで、セミオープンの対面式になったわけ。対面式キッチンだから、台所と食堂が連結します。
対面式キッチンは、オープンキッチンに比べるとスペースを多くとってしまう点では効率の悪い間取りなのですが、最近の流行です。


●台所の位置
基本設計検討の初日、家のゾーニングを検討する段階で、台所・食堂や勝手口の位置を決めて行きました。
プランニングシートには書きませんでしたが、朝日が当たる位置を計画していました。朝日が当たれば台所や食堂が朝から暖かいし、明るいところで朝食がとれるからです。それでまず台所の位置は朝日が当たる”東南”とほぼ決まり、食堂はそれに連なってその西、食堂・台所の南側は庭に向かってデッキ。そんな間取りがイメージされました。

■キッチンの形
●対面キッチンの形状
私は、流し台と作業台の長さから考えて、対面キッチンは字型か字型だと考えていました。

設計士さんが提案した形状は、右図のように型が2つ平行するII。流し部分が対面になり、かつ壁に接しないアイランド型で、その反対側にガスレンジと配膳台という形です。流し台がアイランドなのは、台所側と食堂側との行き来が楽だからです。この図は最終の間取り図(2001年5月24日)ですが、当初提案のものとほぼ同じです。

II型の間隔はおよそ100cmで、冷蔵庫−流し−コンロの各距離は150cm以下になるような配置になります。

ついでにこの間取りの良いところ。
キッチンと食堂とはデッキに面していて、4枚引違いの掃出し窓を開けると両方からデッキに出られます。
  キッチン配置


●作業の流れ
キッチン内での動線は<キッチンの計画>で述べたように、冷蔵庫→準備台→シンク→調理台→コンロ→配膳台と流れますから、図のキッチンの動線は左回りです。私も連れ合いも右利きですから、動線は右回りがいいはずですが、連れ合いは「左回りがいい」とのこと。図に示したキッチンは、私にはちょっと不都合ですが、連れ合いには好みなんです。

なおこのII型では、流しからコンロへは180°振り向かないと行けなく、そのとき水が垂れる可能性があるというのが欠点です。しかし、同様のキッチンで新築した知人宅ではほとんど問題ない、ということなので大きな欠点ではないようです。


●ゴミ出しと勝手口
台所にはゴミ出しを考えて、勝手口をつくるのがベターと考えていましたので、プランニングシートでも勝手口を明記しました。なお、そのプランで勝手口と食品庫とをいっしょにしているのは、勝手口を1つの部屋にすれば台所よりも気温が低くなり、そこが低温庫(特に青果の)の状態になって都合がいいからです。

キッチンの動線の検討の際には、ゴミの収集日までゴミをどこにまとめて置くのか、そしてそこからどうやってゴミを出すのかは重要なポイントです。ゴミの収集日には家の玄関から出すというのも1案です(どうせ夫が、出勤時にゴミ収集場まで持参するわけだから・・)。しかしゴミの収集日までゴミをどこにまとめて置けること、収集日当日には玄関を通らずにゴミを出せるようになっていることを考えました。

先のキッチン配置図では、台所からデッキを通ってゴミ出しが出来ます。ここが勝手口代わりになるので、専用の勝手口は不要、という結論を出しました。
ところで、設計士さんとの打ち合わせで、ゴミ出しの方法を検討する段に入ったときのこと。
 設計士さん「ゴミはどうしますか(どう出しますか)?」
 連れ合い、即座に「コンポスト!」
 設計士さん・私「・・・」 
打ち合わせの前に、妻と私とで、毎日の生ゴミはかなりの量だからコンポストで堆肥にして庭の畑に撒こうよと話していたからでしょうか。



■オープンなステンレスキッチン
「システムキッチンは用いず、ステンレス・シンク(SUS304)を設置し、シンク下は空間とする」という計画で、キッチンは造作してもらうことを考えてました。

システムキッチンを嫌った理由は、
私としては
  ・システムキッチンはどう考えても値段が高い
  ・システムキッチンからはホルムアルデヒドがかなり発生するから、
   無垢材の造作キッチンにしたい
連れ合いは、
  ・収納部分が扉で閉じられているのは嫌い
  ・流し台の下には扉を設けず、棚板などが必要ならばキッチン小物を別に買えばいい


具体的にどのような仕様にするかは、決まっていませんでした。私は、天板はステンレスワークトップを作成し、それを無垢材の流し台に設置することを考えてました。

ところが、キッチンの設計について設計者と話しているうちに、連れ合いの意外な希望が明確になりました。ステンレスで囲まれているキッチンが好きなのだ、という自分に気が付いたのです。彼女は無垢材の台は濡れて腐るような気がするという感じに加えて、
  キッチン全体が「宇宙船のような」空間になっているのが好きだ
とのこと。杉の無垢材だらけの家の一角に、宇宙船のようなオールステンレスのキッチンがあるのがいいというわけです。
  「宇宙船ですかぁ〜」(設計士)「宇宙船ねえ〜」(私)

それで以下の仕様にしました。
キッチンの天板はステンレス(SUS403)製で、天板下はオープン
吊り戸棚もステンレス製。扉は通風がよいようにパンチングメタル。
レンジフードはステンレス製をオーダー
流し台横の収納は、オープンで棚が自在な「エレクター」(もちろん銀色)

オールステンレスキッチンは、実は以前に私から連れ合いに勧めた時期があるのです。しかしそのときは「プロ並みに仕事をする気はないから、イヤだ」と言っていたんです・・・

とはいえステンレスキッチンがどんなものか、連れ合いは具体的なイメージを持っていませんでした。

その後、設計士さんが辰巳工業のステンレスキッチンのカタログを持ってきました。右の写真など。(クリックすると辰巳工業のその製品のウィンドウが開きます。)
設計士さんがキッチンの設計図をつくり(これは後日アップします)、辰巳工業の見積もりをとりました。

しかし届いた見積もりは、なんと、120万円!
キッチンは50万円程度にしたいというのが夫婦の意向なのに。

天板のみ辰巳に注文するか、普通の業務用キッチンメーカーにオールステンレスキッチンを注文するか、2案併記で進めているところです。見積もり等が出たら、アップします。(2001年5月10日)
   辰巳工業キッチン
辰巳工業 セルフビルドキッチン SKB-1


■厨房屋めぐり
他方、私たち夫婦で合羽橋の厨房屋さん3件に行き、以下の仕様で見積もりを依頼しました。
材質:全てSUS304
天板:1.2mm厚、ヘアライン仕上げ
足:直径38mmの丸パイプ
流し台:高さ870、幅2300、奥行750。
    引出し3つ、タオル掛け兼用取っ手付。
    流し台下は三方アングル、棚なし
作業台:高さ800mm、幅2200、奥行750
    作業台下はスノコ棚1段つき

3社はそれぞれ若干仕様が違いますが、以下の見積もりでした。(搬入費、税別)
A社 B社 C社
405,000 595,000 652,000
A社は合羽橋では一般的タイプのメーカーという感じです。B社はメーカーではなく商社で、製造は外注です。C社はいまやケーキのショーケース作製で有名なメーカーですが、打ち合わせのときに職人さんと話し合えたこともあって、連れ合いも私も気に入ってしまったメーカーです。(職人に惹かれる私たちです)

設計士さんと打ち合わせしました。妻はオールステンレスキッチンに心を決めている。しかも見積もりでは最も高いメーカーが気に入った。それで、C社と話を詰めることにしました。(2001/5/24追記)


■メーカー決定
設計士の紹介で茨城県阿見町の小さなメーカーに行きました。社長1人でやっているイカリ工業というところです。その方の職人気質が気に入ってしまいました。

ステンレスにも種類があって錆びる物と錆びない物があります(家づくりノート<キッチン>を参照下さい)。イカリ工業さんは「SUS304でつくるのがいい」とキッパリと勧めます。また表面仕上げは、「流し台の表面はもらいサビのことも考えて鏡面仕上げ(400番)がいい、壁面パネルは顔が写るのもいやだろうからヘアラインがいい」との勧めに従いました。ヘアラインの方が方が少し値段が高いです。

以下のような仕様で設置料込みで80万円ちょいでお願いしました。
材質 SUS304
流し台
調理台
流し台:高さ870、幅2300、奥行650。
調理台:高さ800mm、幅2200、奥行750

天板:1.2mm厚、鏡面仕上げ#400
足:直径38mm丸パイプ
  三方アングル、棚なし
タオル掛け用25mm丸パイプ付。
その他 コンロ用フード
吊り戸棚
壁面パネル
以上ヘアライン仕上げ

右の図には書いてませんが、流し台には天板の手前にもパイプを張り出させています。それにもたれかかって作業ができるようにというアイデアです。高齢者用の仕様として紹介されていたものを取り入れました。使い勝手はどうかな?

流し台


調理・ガス台

フードや吊り戸棚などもステンレスSUS304製です。

(追記)
調理・ガス台の奥行き750mmは大きすぎでした。その奥にあるサッシの開け閉めがしにくい。
天板は1.2mmですが、これでは薄すぎるようです。調理台の方は下地材を使わないといけなく、その素材やそれと天板との接着が問題です。

詳しいことは以下を参照下さい。

キッチン製作 「工事日記」より


■キッチン水栓
キッチンの水栓はシャワー付のシングルレバー混合水栓。便利だからです。外国製品には水栓全体がシルバーのものがありますが、国産ではなかったのですが、2001年になってTOTOが出しました。「宇宙船のような」オールステンレスキッチンにはやっぱりこれが合いそうです。

加えて飲用に単水栓をつけます。単水栓をつける理由は飲用水の安全性を考えてのこと。詳しくは<上水道の水>を参照下さい。

TKW32P

T136S13

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2001/4/17 「プロ用のガスレンジと換気扇」を開設
2001/5/10 「キッチンはステンレスで」を追加
2001/5/16 換気扇のメーカー比較を追加
2001/5/24 設計打ち合わせ結果を追加
2001/5/26 キッチンとガスコンロとを別ページに
2002/2/23 メーカー決定、キッチン水栓を追加
2002/2/26 メーカー決定にキッチン図を追加