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| 私の家づくりノート 3.知っておきたい構造・設備
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| ■システムキッチンが危ない ■システムキッチンと理想のキッチン ■無垢材造作キッチン ■業務用オールステンレスキッチン ■オーダーオールステンレスキッチン |
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| ■システムキッチンが危ない | ||||||||||||||||||||||||
| 家を新築するとなると、素敵なシステムキッチンを選択することは1つの理想でしょう。「どこのメーカーのどのシリーズのシステムキッチンを入れようか・・・」とワクワクする方々は多いはず。 でも、システムキッチンはちょっと待って! システムキッチンの材質のほとんどはパーティクルボードと合板です(天板は別として)。これらからはホルムアルデヒドが放散されます。吊り戸棚の材質も同様です。(<合板・パーティクルボード、集成材>参照。)食事をつくる家具から有害物質が出てくるのは勘弁してほしい。しかもキッチンは湿気が多いところなので、パーティクルボードは長持ちしない(接着剤にもよりますが)。さらにキッチンシンクには防露と防音のために断熱材が張られていますが、これがアスベストだったりする。(<アスベストの瓦>参照。) システムキッチンからホルムアルデヒドが出ていることは、ショールームでキッチンの扉や引出しを開いて鼻を突っ込めばわかります。臭いです。(有田さんのHPを参照してください。)そんな既成のシステムキッチンを使ってもいいのだろうか。もっと別な選択肢はないものか、考えたいものです。 システムキッチンのホルムアルデヒドとアスベストのことは以下のサイトに詳しく書いています。
ホルムアルデヒド対策については住宅業界も対応を始め、住宅性能表示制度によって性能表示に加えられています。キッチン分野でも遅れて対応が図られています。(住宅業界の対応は<シックハウス>参照) (財)ベターリビングではキッチンシステムの優良住宅部品認定基準を設け、その中でホルムアルデヒド対策の基準を示しています。
2001年10月からは住宅生産団体連合会が示したE0レベルやFC0レベルになりますが、それまでは基準が緩和されていて、使用量の多いパーティクルボードはE1レベルです。しかも表面をフィルム・樹脂類・塗装等で皮膜仕上げしている場合の心材については、野放し状態です。 |
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| ■システムキッチンと理想のキッチン | ||||||||||||||||||||||||
| ところでシステムキッチンって何でしょう。 ベターリビングの優良住宅部品認定基準の定義では以下のようになってます。
欧米で普及していたシステムキッチンが1970年代になって日本でも採用されるようになり、いまや主流になりつつあります。なぜそれがいいのか。
マニュアル化された選択のわかりやすさに納得するのでしょう。しかしたいていの施主、というより主婦は、システムキッチンの家具としての美しさに惹かれるのでしょう。「主婦の城」を確保したいという思いもあるでしょう それもいいですが、しかしキッチンメーカー製の商品を組み合わせる発想から脱却して、キッチンを計画してはどうでしょう。いや、せっかく家を建てるなら自分たちに合った理想のキッチンを計画してはどうですか。有害物質の出ない材質で理想のキッチンを作りたいものです。 無垢材+ステンレストップのキッチンやオールステンレスのキッチンもすでに販売されてます。しかし、それらは高い。また無垢材といいつつも、ステンレスワークトップの下補強に合板やパーティクルボードを使っていたりします。 ならばもっと安い、かつ安全な理想のキッチンを検討してみましょうよ。 |
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| ■無垢材造作キッチン | ||||||||||||||||||||||||
| 1つの方法は、流し台や作業台などの本体部分を無垢材で作る方法です。 木製部分: 家具と同様に建具屋が作れば市販のものと同様な形状にできます。建具屋仕様のキッチンは木材の乾燥が非常に良く、引出しなどの狂いもないですが、その分、コストは高くなります。大工仕事で作ればローコストでキッチンがつくれます。本体の木工部分を大工仕事で作れば安くなります。ただし、引出しや扉をつけるとそれらは建具屋仕事になるでしょうから、コストが増えます。集成材など木質材を使うと狂いは少ないでしょう。もちろん有害物質には注意。 ステンレス天板(ワークトップ): シンクとワークトップをステンレスで一体化して、台のみを木製にするタイプがあるでしょう。ステンレス天板のみを販売しているキッチンメーカーもありますが(探してみて下さい)、業務用の厨房を製作している業者にオーダーで作成してもらうのが良いと思います。東京ならば合羽橋に行くと厨房メーカーがたくさんあります。シンクつきで2m程度のワークトップならば数万円で特注できます。 注意するのはステンレスの材質です。正真正銘のステンレス(錆びないスチール)はJIS規格のSUS304(サス304)、「18-8ステンレス」と呼ばれるステンレスで、これは磁石がくっつきません。多くのステンレスは「18クロム」と呼ばれるSUS430で、これは磁石がくっつくし、錆びます。厨房屋の店頭に並んでいる商品は後者がほとんどですから、オーダーの際には材質を指定しましょう。
天板を一体化せず、木製台にステンレス等のシンクというキッチンもありえます。 ただし、シンクを別にするとワークトップとの接合部分の水漏れや水垢の問題があるので、注意が必要です。 ステンレス・シンク+木製トップの例
人工大理石、タイルもいいでしょうが、硬くて卵や皿が割れやすいとか、人工大理石は熱に弱い(最近のは強い?)とかの評価があり、よくわかりません。 |
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| ■業務用オールステンレスキッチン | ||||||||||||||||||||||||
| 安全なキッチンをつくるもう1つの方法はオールステンレスキッチンです。 システムキッチンのメーカーもオールステンレスキッチンを販売していますが、高いです。キャビネットだけで100万円以上、フルセットでは200万円程度します。しかし、もっと別の選択肢もあります。
以下は有名メーカーの例ですのでキッチンのカタログと価格表を請求してみましょう。各厨房屋さんのオリジナルもありますので、相談するのがいいです。
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| ■オーダーオールステンレスキッチン | ||||||||||||||||||||||||
| 業務用は形がどうも・・という向きには、オーダーでステンレスキッチンをつくってもらいのがいいです。 システムキッチンのメーカーのオールステンレスキッチン程度の金額を支払うつもりなら、フルオーダーのステンレスキッチンをお勧めします。例えば以下のメーカーはデザインも技も優れています。
この価格では高いし、でも業務用では不満だという向きには、業務用厨房店にオーダーしましょう。 既製品を好みに応じて変形させた設計にしたり、自分にあったキッチンを設計したりできます。おおまかな図面を描けば、それをもとに厨房屋さんがまとめてもくれます。価格はオーダーの内容(ステンレスの量と手間)によりますが、通常のシステムキッチンの価格と同程度の値段で作成が可能です。実際には、価格と折り合いをつけながら設計内容を検討していくことになるでしょう。
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2001/5/5 |
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