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水みちの謎


   2001年10月、基礎工事が始まりました。本格的な根切り作業の前に、草が生えている表土をさらうなどの段取り作業がありますが、拙宅の場合は地盤の状態がどうなっているのか、とくに水みちや水の出ぐあいはどうなのかを探る必要があります。その作業が10月2日(火)に実施されました。


水が流れる「水みち」
   私は10時半頃に現場へ到着。(子どもがコロボックルに行かないと言ってバスの前でごねたので遅れてしまった)

やや窪んでいて雨が降ると水が流れる「水みち」は、前日までの雨のせいで水が溜まっていて、その水が根切り部分に入っては工事ができなくなるので、溜まった水が排出されるように水みちが掘削されてました。

しっかり水が流れてます。溜まっていた水が排出された後も水がジワジワと出てきて、流れをつくってます。
水みち1
遣り方のすぐ脇に水みち
水みち2
近寄って見る
地盤の状態
   建物が建つ部分の下はいったいどうなっているのか。ここに水が溜まっているような状態だと大きな障害です。

基礎立ち上がりに当たる部分を掘ってみると、硬い白い粘土が出てきました。ここには水は溜まっていません。

基礎屋の山元さんと話したことは、粘土層は水みちの下にもあり、粘土層の部分には土を混ぜた様子がないから、ここの地盤は手が加えられた形跡がない、軟弱な盛り土ではなく比較的良好な地盤だということです。粘土は水を含んでいるので強固な地層とは言えませんが、砂質よりは良い。

粘土の下がどのような地層か詳しくはわかりませんが、地盤としてはまずまずだということです。

粘土1
 基礎部分を掘るとそこは白い粘土。
 杭の外側には水が流れてる。

粘土4
 粘土部分の拡大
粘土2
 赤い水糸が基礎底盤。
 奥の方に黒いのが焼き場跡。
水みちの謎
   設計士のBOZZ高田さんも現場に到着して色々話しました。

粘土層の上の赤土は特に水を吸っているわけではありませんが、粘土との境目あたりの土は湿っています。雨は地中に浸みて粘土層にぶつかり、地下水となって粘土層との境目あたりにある赤土の中をジワジワと低い方に浸みているのでしょう。この地下水の浸みだしが本来の水みちです。

拙宅の敷地より高い位置(上流)にある北側の地面からは、道路へ向かってジワジワと水が浸みだしているところがいくつもあります。そこはジメジメしていてコケも生えている。雨が降った後なのでその量も多く、道路にはかなりの量の水が流れ出しています。

拙宅の敷地内にある川のような「水みち」はいったいなぜ出来るのか。水が流れているところにはガラが捨ててあります。カギはそのガラではないか。

「水みち」の下は他と同じ粘土です。しかしどういうわけか、そこにガラが捨てられ、その部分が窪んでしまった。その窪みに、赤土の中をジワジワと浸みてきた地下水が現れて出てくる。人為的な水みちの出現です。

なんでそこだけガラがあるのか。「地盤の状態」の写真に地面が黒いところがあります。よく見るとかつてそこで何かを焼いたようです。ゴミ焼き場があったんです。そこに至る道にガラを敷いたのかもしれない。





焼き場の跡

 上流から浸みだした水が
 道路を流れる

2001/10/3 wrote 
2001/10/13 焼き場の跡を追加