■ 今年のサッカー/イングランドプレミアリーグの最終節は凄かった。詳しく書くと、感動のあまり異様に長くなりそうなので、何が起こったのかを箇条書きで。
・ 優勝争いが最終節までもつれ込んだ
・ 同じ町の2チーム、マンチェスター・シティが1位、マンチェスター・ユナイテッドが2位
・ 最終戦はそれぞれ下位チームと対戦、同時刻キックオフ
・ シティ、最終戦の相手は残留争いをしてるチームで、全員で守備を固めて引き分け狙い
・ シティ、勝てば44年ぶりの優勝ということで、客も選手も監督も緊張しまくり、攻め続けるも点が入らず
・ 逆にカウンターで点を奪われる
・ 90分終わったところで、1−2で負けていた/ロスタイムは5分
・ ユナイテッド、数分早く試合が終わり、1−0で勝利
・ このままいくとユナイテッド優勝、1点入れて引き分けでもユナイテッド優勝
・ それがシティのサポーターにも伝わり、椅子を蹴って怒ったり涙を流したり、客席は異様なムード
・ そんな中、ロスタイムに2点を奪っての逆転勝利
■ いやあ、良かったねえ。優勝が決まった瞬間、客はピッチになだれ込んで大喜び、ビール腹のおっさん達が号泣しながらの大合唱。VIP席ではリアム・ギャラガーが、シャンパンをカメラマンに浴びせて大ハシャギ。僕はシティのファンじゃないけど、どっちかというとユナイテッドを応援してたけど、ちょっとうるっときてしまったよ。ドラマチックさで言えば
「ドーハの悲劇」 以来。しかも今回は悲劇じゃない。
■ ところで、「サッカーが盛り上がり出してから、ヨーロッパでは戦争が無くなった」
なんて冗談も言われるのだけど、サポーター達の熱狂ぶりを見るにつけ、あながち冗談でもないなと思う。このマンチェスター・シティというチームはここ数年、アラブの石油王の資金によってどんどん有力選手を獲得した結果、主力の7割が外国人というチームなのだ。でも町の人達はチームを応援し、優勝したらボロボロ泣く。「傭兵部隊」
と揶揄されようが関係ない。チームを、地域を愛してるんだな。