![]()
リオ通信27 2005年6月**日発信 降れば必ずどしゃ降り。 日本のことわざです。 「めったに起こらない災いでも、やってくると必ず大きくて、そして続く・・」 と、そんな意味ですが・・・・。 英語でも同じような表現で、 It's rai, it's hard. とか、 It never rains but it pours. とか・・・、 場所が違っても、同義の教訓が存在することは、 この現象が、世界共通の現象である証拠でしょうか・・・。 あるお客さんからの電話・・ 「車が盗難にあったのです・・。もし、何か情報がありましたら、連絡ください・・。」と・・。 開店とほぼ同時のその連絡には、びっくりです。 もしもの可能性で、車種等を記載しますと、 彼の車は、スカイラインGTR BCNR33のモデルで 色は黒、 ナンバーは、広島300 な 9787 です。 メーカー純正ではあるものの、一応防犯装置も装備されていて さらに駐車位置は、自宅正面の駐車場。 エンジンなどかけようものなら、速攻でわかります。 そして、すぐ隣は、なんと交番。 それでも、無くなってしまった今回の一件は、 手馴れた人間のそれであったと考えられます。 これを見た悪意のある人に参考にされるといけないので(そんな人は、いないはずですが・・) 車によっては、最初に電源をオフにできるタイプもあり、 その施工後に、押して移動する作戦だったのかも知れません。 今回の事例から、 防犯装置を装着されている人は、トランクをオープンした際にも反応するよう 追加の施工が理想であると考えます。 約1年前、 車を購入して後、 奥さんと相談して、たくさんのパーツを購入してくれた彼の 悲しみや怒りは、察するに余りあります。 不運は続くもので、 少し前の保険更新の際に、車両保険も外してしまい、 盗難に対しての、せめてもの金銭補填すら難しい状態となっています。 犯人に、言いたいのは、 真面目に働け!と・・。 働いて、その評価に値する賃金を得ることが 社会常識であることを知って欲しいと・・・、 そう思います。 人が一生懸命に働いた上前をはねる生き方は、 社会制度の崩壊につながります。 そんなことを考えられる人だったら、しないか・・・・ これも数日前、 営業中に電話がかかってきました。 相手は、リオ従業員の母親。 すでに、結婚しているので、実家から、ですが、 電話の向こうの声は、かなり慌てた感じでした。 仕事中に電話をしてくるのは珍しいことで、 どうしたんだろう?と思いつつ、彼に代わると、 なんと、 当日朝に、彼が人身事故をして7歳の少女を轢いてしまったと、 そんな電話があったそうです。 最初の電話は、警察官で、 途中から、弁護士と称する人間に代わり、 警察から仮保釈されるためには、至急200万円が必要、 さらに、 手数料として¥10000と消費税も・・・ 細かい金額と、振込先を連絡してきました。 慌てたお母さんは、すぐに振り込む旨を連絡したものの 現金は無く、定期預金を解約する必要があるので、少し待って欲しい、と そう連絡したそうです。 すると、 「銀行や郵便局で、定期を降ろす際に、 息子の事故で現金が必要などの話は、 金融機関を混乱させるだけだからしない方がいいですよ。」 と、余計なアドバイスまで入れたそうです。 「200万円に関しては、保釈金だから、後日戻ります。」 と、安心させる情報も入れて、 まったくその巧妙さには、閉口します。 普通に考えれば、気づきそうな犯罪。 しかし、 このやり取りには練られた巧妙さが感じとれます。 ぼくが感じたその犯罪のマニュアルチックなことですが・・ ↓ 1.最初に相手をパニックにさせて冷静は判断力を奪う。 息子が致死罪・・・、 これだけで、かなり正常さは失われます。 2.具体的な話 被害にあった少女の年齢や、 当初は生きていたが、病院で亡くなってしまった、などの詳細なストーリー。 3.金額に対する安心 200万円の高額な請求の後、後日返金される、と 一時的な出費である事を強調。 4.詳細な金額表示 だいたいの金額であれば、そこに疑う余地があるものの 諸費税まで含めた¥100単位の話は、 話をより現実化します。 5.休ませない会話の連続 こちらからの質問を一切させない連続した口調 これにより、会話によって発生しがちな、矛盾を作らないようにします。 6.時間制限 急がないと、送致されて手遅れになる、と とにかく走ってでも入金するように仕向けます。 7.知識不足の相手が狙い ある程度、法律に熟知した人間や 状況判断の早い人間を避けて、 年配の、特に女性がターゲットになっている気がします。 普通に考えれば、警察が弁護士を用意して一緒に電話してくるはずもなく、 それより先に、病院から電話があるはずです。 誰が考えたのだか・・ 参考にまでですが・・、 警察には、民事不介入の原則があります。 簡単に言えば、 賠償金などの費用や、その金額、内容について 絶対に介入できないのです。 先日の、オークション詐欺でも、 盗まれた金銭の回収に関しては、個人がその段階を踏んで行うしかなく 警察は、その部分に触れる事は、逆に法律で制限されています。 その警察が 弁護士を共に、金額の説明までするとは・・・。 それは、無い話です・・・。 しかし、 知らない人は、知りません・・。 会話が成り立てば、 この事例の矛盾はすぐにわかりそうですが、 相手の判断力を無くした後での 会話の一方通行化は、 相手にとっては必須条件でしょう。 電話を受けた側が、 「何か変?」 そう思った時点で、この詐欺は、失敗に転じるわけですから。 調べる意味で、 「あの赤いスポーツカーで事故したのですか?以前から、あんな車に乗るのは反対だったのに・・・」 と有りもしない事実を作り上げて、 相手が、それを肯定した際には、 会話の信憑性は地に落ちます。 しかし・・・、 そこまで頭が廻れば、 それ以前に、詐欺の可能性に気づくものでしょう・・・。 テレビではよく聞く話ですが、 実際、これほど身近で発生するとは・・・。 もし、これを読んだ誰かが、 この文章で難を逃れることがあることを期待して 書いてみました・・。 詐欺など、 被害者の側になったとき 途中経過で、何かの違和感を自ら打ち消しているときがあるものです。 その感覚をおざなりにしないことは、 こうした魑魅魍魎が多くなってしまった現在で、 自らを守る手段のひとつだと、 同じように詐欺被害の経験のある自分の教訓です。 皆さん、気をつけましょう! 真面目に働けよ! 皆、ほんとに、苦労してがんばってるんだから・・・。 これが、一番言いたいです・・・。 ですよね・・、岡村さん。。。。。