テニスルール あなたはどれだけ判る?   解説と規則04
ケース16 ケース
ドロップショットをしようとラケットを出したら、当たりそこなってしまい、ラケットに二度当たり、 ボールは相手コートに落ち、結果としてポイントを得た。相手はラケットに二度当たったので、ファールショットだとして、 ポイントは自分たちに与えられるべきと主張した。どうしますか?
解説
故意にやったプレーでなければ、ラケットに二度当たったとしてもその得点は認められる。
規則 20
(d)項:インプレーのボールを故意にラケットで運び、もしくは止め、または故意にラケットで2度以上触れたときは、 そのプレーヤーは失点となる。
明らかに故意による「2度振り」のときだけ、不適当なショットとして失点となる。1つのスウィングの中で偶然なされた 2度打ちは、(d)項に該当しない。
ケース17 ケース
相手がポーチに出てボールをヒットしたと同時に、何かがネットに当たり、そのまま地面に落ちた。相手の振動防止具であった。 相手ポーチは決まっていた。落ちている振動防止具を見ながら、相手に何か言ってやろうと思うのだが、 なんと言えばよいのか?自信がない。
解説
ラケットについている振動防止具は、ラケットの一部。すなわちラケットがネットに触れたのと同じこと。答えは簡単明瞭で、 相手の「タッチ」の失点です。
規則 20
(e)項:いかなる場合でも、ボールがインプレーの間、プレーヤーまたはそのラケット(手に持っていようがいまいが)、 その着衣もしくは持物が、ネット、ポスト、シングルス・スティック、コード、ストラップ、バンドまたは相手方の コート内の地面に触れたとき。
インプレー中、ラケットにつけた振動防止装置が外れて、(e)項記載のネット等に触れたら、そのプレーヤーは失点する。 これらの装置はラケットのー部とみなされる。
ケース18 ケース
風の強い日のインプレー中、かぶっていた帽子が脱げ、ネットに触れた。ボールがこないうちに帽子を拾い、 プレーを続けた。相手からクレームがこないか心配なのだが。
解説
風にあおられたからどうかを問わず、身に着けていたものがネットなどに触れたら失点となる。
規則 20
(e)項:いかなる場合でも、ボールがインプレーの間、プレーヤーまたはそのラケット(手に持っていようがいまいが)、 その着衣もしくは持物が、ネット、ポスト、シングルス・スティック、コード、ストラップ、バンドまたは相手方の コート内の地面に触れたとき。
ポイント終了後、自分のコート内の地面に、相手方のラケットの振動防止装置が落ちているのを見つけても、 プレーヤーは(e)項による相手方の失点を要求できない。ポイントの結果は有効である。
ケース19 ケース
私の打ったボールがネットに当たり、どういうわけかネットコード上を転がった。ゆっくり30cmくらい転がってどちらに 落ちるか見ていると、相手はネットに触らないよう注意しながらラケットでボールを押し返した。 咄嗟のことで私はそのボールを打ち返すことが出来なかったのだが、これは私の失点なのだろうか。
解説
相手はまだネットを越していないボールを打ったことになるので、相手の失点となる。
規則 20
(f)項:ボールがネットを越して来るまえに打ったときプレーヤーは失点する。 「ボールがネットを越す」とは、ボール全体がネットの真上か左右の仮想延長線を通過したことをいう。
ケース20 ケース
Aのカットしたボールがやっとネットを越えてBのコートに入ったが、ボールはまたAのコートに返って来た。 Bはボールに届かないのでラケットを投げてボールを打った。ラケットもボールもネットを越えてAのコートに落ちた。 Aはこれを打ったかBのコートに入らなかった。この場合どちらの失点になるのだろう。
解説
Bの失点である。Bがラケットを投げずにボールに届いていれば、ボールに触れた場所が相手のコート内であろうが有効打になる。 ラケットを投げたことがよくなかった。
規則 20
(h)項:ラケットを投げてボールを打ったときプレーヤーは失点する。
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