神楽の歴史と太鼓・笛
■我が町内の神楽太鼓の歴史
               
    公民館前の道を東に突き当たった細かった唐臼日光線の交差点である。上が昭和30年ごろの我が町内の青年団の勇姿です。団塊の世代は当時まだ小学一年生のころです。下記に記したようにこの青年団の有志が伊勢湾台風で破損した神楽屋形を見事に修復されました。素晴らしい
団結力です。
   左は今では全く想像がつかない景色ですが、
 昭和32年度市制10周年記念での津島神社の帰り道で今市場双葉幼稚園交差点の西側ヤマシゲ自転車屋さんの前の東向き(帰りか?)の巡行です。太鼓は一杯飲んで景気よく叩き、笛は生卵を飲んで吹いたそうです。笛は一杯飲むと息が上がってしまい吹けなくなったそうです。          
     我が町内の昭和34年度の伊勢湾台風で床上の水害です。 団塊の世代は蓮華寺や親類に年明けまで疎開していた。町内の神楽屋形も完全に水没して、膠がはずれバラバラになってしまいました。そこで上の53年前の写真に写っている町内の有識者により神楽の修復が話し合われました。そして平成12年3月加藤仏壇の職人さんの手により見事によみがえり一本木社の前で平成12年4月2日公民館竣工式に合わせて一本木社奉納披露されました。
   2000.4.02 修復された屋形神楽の披露 大治太鼓有志の演奏披露(動画)

平成14年5月3日尾張津島藤祭りに新調した素晴らしい新開神楽太鼓を展示した。
平成14年5月11日神楽保存会の設立が決まりました。
それから神楽太鼓のお稽古が大治太鼓神楽保存会の若山会長の御指導の下にはじまりました。
平成14年10月6日初めて町民で神社前に屋形神楽を引き出し子供たちが叩いて盛り上がった。
平成16年7月17日神楽保存会は発展的に解散し、お稽古から秋祭りの行事は自治会活動に吸収された。
笛は2006年の夏休みから大治太鼓の滝いずみ先生のご指導が始まりました。
毎年秋祭りは雨に祟られましたがついに平成21年10月秋祭りには初めて町内を巡行することができた。
平成22年度9月には敬老祝賀会で東小学校講堂にて小学生が神楽揃えを披露して大変喜んでいただいた。このようにいかに町民が伝統芸能屋形神楽を愛しているかがうかがえます。

■和太鼓
・締め太鼓(付け太鼓) 
    屋形神楽に取り付けられた締め太鼓(付け太鼓) 
・練習用中太鼓
    すばらしい良い音が出る太鼓
 この中太鼓は練習用であるが本当に重い、実に良く響き、実にいい音が鳴り響く。また屋形神楽に載っている神楽太鼓の皮の張り方は”何年張り”と言って注文する。一年張りは非常に甲高い音がして素晴らしいが破れ易く、張替えに片面10万円もかかるので数年張りがよい。しかしこの日本一甲高い音が神楽太鼓の素晴らしいところである。”どんどん”ではなく”かんかん”という金属音がする。昔秋祭りに津島神社まで引き回して奉納されていた当時は一番良く張られた太鼓は津島神社まで大事にしまっておいて、鳥居をくぐるときに神楽に乗せて叩き始めたとのことである。津島神社で破れ、中なら金箔がパーと出てきたそうである。そしてすぐ張りなおしたとの話も良く聞きます。
胴は花梨で作られているとも言われ、小さいが実に重い太鼓であるが破れたまま放置すると胴が歪むのですぐ皮を十字に切るか、皮を切り取っておかなけれならない。
    
・屋形神楽の竹撥
 昔は自分で竹から削りだして作っていた。 そしてお稽古はお宮さんのお拝殿の柱を叩き合ったとの事である。朝お宮さんの拝殿に捨てられている撥を子供たちが奪い合ったのを覚えている。竹撥は子供にとり憧れであり実に格好が良いものであった。当時は子供達は太鼓を叩く事はなく神楽の引き綱にとまっているだけであった。このため竹撥の撥さばきは眩しいものがありました。
    竹撥一組900円
購入した竹撥は太鼓の皮を傷めないようにサンドペーパで表面を滑らかに磨き先には
セロハンテープで保護する。
    サンドペーパーがけ
持つところは手が痛くなるので手にあわせて削る。昔は御拝殿の床と柱で太鼓がわりに叩いたので削り方が悪いとすぐに折れたようです。 

・お拝殿で座って叩く時の木撥
 木撥は神楽揃えを叩くときに使う。お拝殿で座位で太鼓奉納する叩き方である。
木撥の好みは人それぞれで、材質、長さ、太さ各種各様である。一組1200円
    木撥 すごい種類があるので
演奏する曲目と自分にあった重さ、太さ、長さ、硬さを選ぶ。

■横笛(篠笛)            
 我々が使う横笛は7穴お囃子用である。熱田神宮南門前の菊田雅楽器店はお囃子用笛、能管、竜笛だけ扱う興味深いお店である。そこで売られている2万円弱の直巻間尺笛を我々は使う。澄みきった大甲音の遠音、これが篠笛に痺れる所である。なかなかいい音が出なく気合を入れて吹いてもスースーと漏れる音ばかり、ピーヒャラといかない。まずは息の吹きつける方向を鏡を見たり友達に見てもらう事により微調整することが大切である。そして唇を横に張り、出来る限り唇の隙間は狭くその巾は唄口と同じにする。このように唇の形を笛に合わせることになるがこれに大変時間を必要とする。小学生ほど馴染みやすく早いが年寄りには変形してしまった唇を唄口に合わせるのは大変である。それから噴出す息の太さ強さを調整してみることである。音が出始めるのに一ヶ月はかかるであろう。笛は合奏なので音が出だしたら太鼓より簡単かもしれない。ごまかしはいくらでも出来る。筒音が出だしたらますます練習が楽しくなる。熱いお茶やコーヒーを飲んでから吹くと笛が温められそして適度に湿るので甲高い良い音が出るようになる。またリップクリームもよいかもしれない。同じ理由で穴を全て塞ぎ息を吹き込むことも行われる。バケツの水に漬ける事もあるようだ。ボワーと一定の息を15秒出せるようになれば音が安定する。
 音出しの練習等と合わせて口笛の暗唱が大切である。これには大変時間がかかるのでこつこつと時間より回数をかせぐことである。 自然と身につき口ずさむ事ができるようになり、指の押さえ方がメロデーになってくる。運指は自然と暗記できるがやはり時間がかかる。チーリヒッツルヒャト、ヒャラーヒャラー頑張ろう!

 お囃子用以外に唄用の篠笛があり、ドレミ調ともいわれ童謡等が吹けるのでこちらも合わせて練習すれば益々楽しくなるであろう。プラスチック管で1,470円で入手できる。音律は7本調子が吹きやすい。ハ長調(8本調子)より半音低い調律になっている。

〔笛の練習に参考になるホームページ〕

      篠笛の吹き方 
                 
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