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太鼓打家の食卓
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ビッキーズ・チキンカレー 納豆キムチ飯 鰯パン

鰯パン―――――地中海の漁村風朝食

 日本近海で鰯が激減しているようだ。「鰯が食べられなくなる!」と騒いでいる人は、今まで本当に鰯を食べてきたんだろうか。鰯は今でも安いときには1匹50円位で手に入る安い魚である。仮に鰯が食べられなくなったとしても秋刀魚がいる。鯵がいる。鯖がいるのである。(味はそれぞれ違うけどね。)

 安いと言うことは、食べ物としての価値が低いということではない。安魚代表・鰯と高級魚代表・トロで食べ物としての価値に違いがあるはずがない。トロのほうが価値があると言うのは、金に目が眩んでいるのである。(という私はトロを食べたことがない。だから、目の前に鰯の握りとトロの握りを置かれてどちらかを選べと言われたら、トロを食べる可能性がある。)

 鰯はいろんな食べ方ができる。この点でも握り寿司ぐらいしか思い浮かばないトロよりも上だ。安く手に入るときには多めに買って半分は塩焼き、半分は生姜煮というふうにすれば毎日鰯が食べられる。幸せだね。もちろん生け造り、フライ、グラタン、ワイン蒸し、何にだってできる。

 夕食の塩焼きの鰯が余ったら、次の朝、トーストにはさんで食べる。頭と骨とわた(好みで残しておいてもいいけど)を取り除いて、トーストした食パンにのせ、オリーブオイルを少々かけたら、パンを二つ折りにしてかぶりつく。これが鰯パンである。パンは、塩味だけのパンがいい。ほら、なんだか地中海の漁村に来たような朝食でしょう。
 もちろん、バーベキューで焼いた熱々の鰯でこれをやると、もっと美味いだろうなあと思うけど、それはまだやったことがない。

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