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太鼓打家の食卓
うまいものを食べる裏ワザ

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芋ぼた 鯛飯 黄な粉雑煮 豆御飯

豆御飯

 太鼓打家の節分の夕食は、巻き寿司、鰯、蒟蒻の味噌和え、味噌汁、炒り豆といったところだ。今では大したご馳走とは言えないが、冬が終わり春を迎えるこの日、子供達とわいわい豆撒きをしてから、家族で素朴な食卓を囲むのはよいものだ。

 太鼓打源五郎の職場に、巫女を掛け持ちしている大変怪しい奴がいて、節分の次の日には「ねじ飴」をお裾分けしてくれる。〒564-0062大阪府吹田市垂水町3-34-3の「株式会社セブン」というお菓子屋さんが今でも作っているらしい。

 大阪の花街で始まり寿司屋が広めた巻き寿司の丸かぶりや、柊に鰯の頭を刺し門口に挿しておくことは、広く行われているが、蒟蒻の味噌和えを、体内の砂を下ろすと言って節分に食べる習慣はそれほど一般的ではない。これは日本蒟蒻協会から表彰されるべき習慣だと思う(そんな協会があればの話だけれど)。

 節分の豆は黒くなるまで炒らなければならない。炒り足りずに炒り豆が芽を出すようなことがあれば、悪いことがあると言い伝えられている。昔話「節分の炒り豆」
 炒った豆は、まず神棚に供え家内安全を祈った後、奥の部屋から順に「鬼は外、福は内、富は内」と撒いていく。
 この日は数え歳でひとつ歳をとる日だ。撒いた残りの豆を、歳の数だけ食べる。このとき、握りとった豆がちょうど数え歳になるとよいというちょっとした遊びをしながら家族順番に豆を食べていく。

 それでも、炒り豆は余る。余った炒り豆はどうするか。
 豆御飯にする。米を洗い普通に水加減をする。そこに余った炒り豆と塩を一つまみ入れてそのまま炊くと、次の朝(立春)には豆御飯ができている。

 立春の朝は、門口に残った豆を踏みながら出勤だ。

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