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お笑い消防団
愛すべき消防団NG集

 一所懸命やってるから、とんでもないNGが飛び出す。真面目な場だから笑うに笑えないが後の語り草になる、消防団で実際にあった愛すべき失敗の数々を内緒で紹介します。

序章

 我々は、市民的責任を果たすべく、ボランティア精神を持ち、進んで地域住民の生命と財産を守るため消防活動に取り組む、消防団員である。

第1話 就任第一声

 某分団長が年度始めに就任し、初めての点検の日、団員を集めて挨拶をした時のこと。緊張の第一声を、
「皆さん、本日はご苦労さんであります。」
と言うつもりが、
「皆さん、本日はご苦労さんでありんす。」
と言ってしまった。
 いくら緊張でろれつが回らないからといって、花魁やないねんから「ありんす。」は、ないやろ。団員一同、吹き出すのをようやくこらえたのであった。

第2話 異常なし

 分団の救急救命講習で心肺蘇生法を実習しているとき、某団員の番が来た。
 人形を使って、呼吸の確認をし、呼吸をしていないので、
「呼吸なし!」
と言うべきところを、
異常なし!
と言ってしまった。
 息してないのに、異常なしで、放っておくのか!団員一同、ずっこけるのをようやくこらえたのであった。

第3話 春の火災予防週間

 春の火災予防週間の期間中に分団で火災訓練を実施した。終了後、団員が集まり某分団長が挨拶をした。
「団員の皆さんには、春の火災予防週間に・・・・」
と言うべきところを、
「団員の皆さんには、春の交通安全週間に・・・・」
と言ってしまった。
 俺達は、何の訓練をしてたんだ!団員一同、思いっきり突っ込みたくなるのをようやくこらえたのであった。

第4話 先導

 支部操法大会開会式の入場行進で、選手を先導して某町消防団のえらいさんが入場門から出てきたとたん、会場はがやがやとどよめきだした。その人の歩き方が、右足と右手、左足と左手を同時に出す「ナンバ歩き」だったからだ。そのうち直るだろうと思ってニヤニヤと見ていたが、一向に直らず、堂々と先導を務めていらっしゃる。場内を半周ぐらいしたとき、来賓の県消防協会長(同町出身)がたまりかねて注意をしたが、数歩だけ正しく歩いた後、また「ナンバ歩き」に戻ってしまった。
 参加者一同、1か月以上練習を続けて臨んだ緊張の操法大会が、笑いで滅茶苦茶になるのをようやくたてなおしたのであった。

終章

 こうして、今日も我々は、消防活動に励むのであった。

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