トラノオガニ Benthopanope pearsei (Rathbun, 1932)

Distribution in Japan：房総半島, 富山湾以南.
Distribution in other areas：台湾, 中国南部, 韓国.
Habitat：岩礁海岸の潮間帯.
Size：甲幅1.1cmくらいまで.
Description：甲は平滑で分画は弱い. 額域, 原胃域, 肝域, 前鰓域, 心域にそれぞれ一対の長毛の生えた顆粒列がある. 額は2葉に分かれる. 甲側縁には眼窩外歯の後ろに鈍く尖った3歯がある. 鉗脚は平滑で左右で大きさが異なり, 大鉗脚の掌部は厚く肥大しているが, 小鉗脚の掌部は偏圧されている. 歩脚は細く毛が疎らに生える.
Reference(s)：渡部, 2014 ; Ko & Lee, 2012(not Benthopanope indica (De Man, 1887)) ; Ng et al., 2001(not Benthopanope indica (De Man, 1887)) ; Dai & Yang, 1991(not Pilumnopeus indica (De Man, 1887)) ; 三宅, 1983(not Pilumnopeus indicus (De Man, 1887)) ; 武田, 1982(not Pilumnopeus indicus (De Man, 1887)) ; 酒井, 1976(not Pilumnopeus indica (De Man, 1887)) ; 酒井, 1965(not Pilumnopeus indica (De Man, 1887)) ; 酒井, 1935(=Heteropanope pearsei Rathbun, 1932)