放仔
交尾が終わると雌は受精卵を腹肢に抱えます。一般的に、雌は孵化直前まで卵を腹肢に抱え続け、孵化したゾエア幼生を海中に放します(放仔)。この時、雌は幼生が泳ぎだせるように腹部を開いて体を震わせます。放出されたゾエア幼生は雲が広がるように水中に泳ぎ出し浮遊生活に移ります。
アカテガニの放仔は、夏の満月、または新月の夕刻ごろ行われ、満潮に合わせるように大群で海辺に集まります。雌は波打ち際で体を震わせてゾエア幼生を放出します。三浦半島の小網代ではこの様子を比較的容易に観察することができます。
アカテガニ |
オオケブカガニ |